インナーバッフル交換 【リヤドア編】
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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前回のフロントドアに引き続き、リヤドアのインナーバッフルも木製から金属製に交換していきます。リヤドアもフロントドア同様、ひととおりデットニングは施工済みです。
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リヤに取り付けているスピーカーはカロのCスピーカー17cm。リヤドアはドアトリムにトゥイーターの穴がないので、コアシャル(スピーカーの中心にトゥイーターがマウントしてあるタイプ)のC1730です。フロントもCスピーカーなので前後バランスは良いと思います。
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さて問題の木製インナーバッフルですが、フロント同様、リヤも4年間で傷みが発生し、取付ボルトは陥没した穴に埋没した状態です。やはり最初に大きめの平座金をかまして、受圧面積を増やしておいたほうが良いかもしれません。
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古いインナーバッフルを取り外し、パイオニア製メタルダイキャストインナーバッフルUD-K621を取り付けていきます。
まずは取り付け部の段差を解消する樹脂製スペーサーを貼りつけます。
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次にボルトとフランジナットでインナーバッフルを固定します。ドア内部に見える波々のスポンジはドア内部の余計な反射音を抑えるための吸音材で、プロファイル吸音ウレタンフォーム(SS1030)です。個別の商品名は無いようですが、他のデットニング材料も含めて、山梨県のARROWさんから購入しています。
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最後にスピーカーを取り付けて付属の吸音スポンジを貼りつければ完成です。
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この吸音スポンジ、貼り付けには注意が必要です。というのもフロントドア施工時に適当にぐるっと貼りつけたところ、スピーカーエッジの部分にわずかに乗っかってしまったようで、大きめの低音が出るたびに、スポンジの両面テープと干渉してプチプチ異音を放ちました。必ずスピーカーエッジにかからないよう注意してスポンジを貼りつけていきます。
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これで全ドアがメタル製インナーバッフルになりました。音響設定を前の状態のまま聞いてみると、あらゆるソースで低音域の不足を感じます。ドンシャリが好みの私にとっては予想外の結果に焦ります。見た目の違いとしても、今まで低音でビビっていたドアミラーやルームミラーが全く振動しません。いままで木製インナーバッフルがうまくイナしていた低音域をメタルの剛性ですべて抑え込んでいる感じです。
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イコライザーで低音域を増強しましたが、どういじってもドアスピーカーから発せられる低音域は抑え込まれえたような音色です。これは私の推測ですが、木製は良くも悪くも低音域の振動がドア全体に伝わって、ドアパネル全面で発していたものが、メタルの剛性で完全に抑え込まれたのかと思います。ドアスピーカーである程度まで低音域を出し、サブウーハーはそれに低音域を上乗せする程度しかゲインを上げていないので、残された解決手段としては…
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すでに福沢諭吉を二人も投入していることは現実逃避しつつ、無心でクリックし…
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まさかの木製買いなおし。
近日中にフロントだけでも戻してみたいと思います。
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