インタークーラー圧力損失低減加工

先人達に倣い、ビンボーもといお手軽チューンをしてみました。まずはインタークーラーを外してフィンの養生をします。

同様の加工はスバルやダイハツの所謂上置きインタークーラーでやっている人が多いようです。

出口側の爪を起こしてハウジングを外すと、例のフィンが見えてきます。理論からすれば、フィンの端と端の間に出来る隙間に乱流が起こって…という話になりますが、このサイズと流れる空気量からしてそれは微々たるものだと思います。

まずは外側に広がっているフィンを一旦平行にします。フィンの間にアルミの丸棒を入れやすくするためです。

φ5mmの中空アルミ棒を47または48mmに切ります。ニッパーで切ると、自ずとかしめた感じになってくれます。カシメが足りない場合はペンチ等で挟みます。

切ったアルミ棒をフィンの間に置き、広げたフィンをアルミ棒に押さえつけるようにかしめます。これで落ちることはありません。

8本埋めるとこんな感じ。

アルミ棒、半分以上余ったよ…。

ハウジングを元に戻します。爪を起こすよりも、再かしめする方がやりにくかったです。写真のようにウォーターポンププライヤで手前にグイっとやる感じ。

後は車両に戻すだけ。カバーの取り付け部分には両面テープが貼り付いていたので、剥がして綺麗にし、新しく貼り付け。

カバーを戻して完成。

違いは…正直よう分からん！ ま、よくなっていることでしょう。吸気温度は、一般道をスムーズに流れているときで42～43℃から36～37℃に低下しましたが、それが気温の変化によるものか、この効果によるものかは不明。もう少し様子を見ます。

SWKの人曰く、サーキットでも走らなければインタークーラーを交換する必要はないと言われたので、コアは純正で十分です。その費用をECUチューンに回しましょう。