一応…私は車好きである。
しかし,興味のあるクルマ以外は,スペックはおろかモデル名すら分からない車音痴なのだ(汗)
先日,スーパーで買い物を終え,駐車場に戻ったときだ。
色々なクルマが停まっていたが,いま述べた通り,私は興味のないクルマには目が行かない。
ましてや,誰かが乗っていれば,なおさらジロジロ見るわけにもいかず,素通りするだけだ。
そのクルマがマツダなのは,傍目からでもよく分かった。
ロータリーの技術や,名車ロードスターのことを漠然と思い浮べながら,BMW・M2に戻りエンジンを掛け,駐車券などを確認していたときだ!
突然,前方を塞ぐように,さっきのマツダが横付けし,私をにらんでいる。
とっさに頭の中の知人名鑑をめくったが,知り合いではない。
M2のコールドスタートは,尋常でない程うるさいので,スーパーの客を代表して抗議しに来たのか?
でも,冷静に耳をそばだてると,そのマツダのほうが,もっと勇ましい音を放っている。
異常者だったらどうしよう?知人名鑑から,セキュリティーマニュアルに切り替えて,身構えた。
ほんの数秒だったのだろうが,私には長く感じつつも,そいつは私をにらみつけながら立ち去って行った。
…と,安心したのも束の間,駐車場を出た所でハザードを焚いて停まっている。
イヤな予感通り,ブォン!ブォン!いわせながら付いてきた。
バックミラーを覗き込むと,あら?グリルにトライデント(三叉槍)が光っている。
よく虫歯軍団が歯に穴を開けるときに使っているアレだ。
そうか…マセラティか…マセってよく知らないけど,確かイタリアのマフィア御用達のクルマだったはず。(こわ)
きっと駐車場で,ドイツ車ごときの分際で,無視しやがって!と思い,キレたんだろうなぁ…
よく大きなクルマに乗ると,気持ちまで大きくなる小ちゃい奴がいるが,スーパーカーはその極め付きなのか?
虚栄心を傷つけたかも知れないが…
断じて,無視したんじゃない!
本当に,ボッカ・デラ・ベリタ(ローマにある真実の口)やバチカン教皇に誓って,マセのセダンに興味なし!
その後,マセは少し煽って気が済んだのか?交差点で別な方向へ消えていった。
きっと早く帰らないと,お使いを頼んだもっと怖い奥さんに叱られるのだろうw
それにしても,マツダとマセって,よく似てるなぁ。
色艶といい,サイドのキャラクターラインが迫り上がっているデザインといい,ホイールまでそっくりだ。
全国のマツダとマセの愛好家や関係者の皆さん。
決して,両者をディスったわけではありません。
私を煽った人の氏名が不明なので,その名前を引用したまでです。
それに元々私は,J-POPとK-POPのカワイ子ちゃんの見分けも付かないほどですし…
そこで,特にマセの方たちには,私からの提案です。
気持ちが高ぶらないように,もう少し排気音を絞りませんか?
小さな子供が泣くし,そもそも大人のセダンなんだから(爆)
最後に,豆知識だが…
マセのエンブレムであるトライデントは,創業の地イタリア・ボローニャに建つネプチューン像が持つ三叉の銛をモチーフに,マセラティ3兄弟の結束を表す。
この話,どっかで聞いたことない?
そう!マツダの本拠地広島のヒーロー毛利元就が,3人の息子たちに説いた「三矢の教え」とそっくりだ。
都市部では日々の生活に忙殺されたり,住民の入れ替わりが激しいため,近所付き合いが希薄だ。
しかし,私のマンションは都市部にあるが,同じエレベーターに乗り合わせれば「こんにちは」と声を掛け合う習慣がある。
高層マンションなので,同じフロアーでなければ,同じ人と会うことは滅多にない。
それでも挨拶は,人として基本的な礼儀でありマナーである。
何よりも一度きりの出会いや瞬間であっても,それを大切にする心構えは自ずと背筋が伸びるものだ。
ところが,エレベーターで小学生に挨拶しても,無視を決め込まれることが少なくない。
居合わせた子供の母親が,知らない大人とは喋っちゃダメ!と小声で叱るのを聞いたことがある。
すなわち子供たちは,恥ずかしさを克服できないのではなく,そう教育されているのだ。
確かに子供を狙った不審者は後を絶たず,親御さんの胸中を慮(おもんぱか)れば察するに余りある。
しかし,躾を度返しした短絡的なこの手段は,社会のルールを学ぶ機会を逸したり,コミュニケーション障害などを誘発する要因を孕んでいないだろうか?
また,エレベーターのボタンを指でなく,カギなどの先端で押す人をけっこう見掛ける。
当然ボタンは傷だらけになる。
それでもお構いなしの人たちがいなくならないのは,不特定多数の人が触るボタンからのコロナ感染予防のアピールだろう。
もちろん飛沫感染にもご留意されており,挨拶を交わすなど以ての外。
たぶん衛生意識が高いと見られることに酔いしれておられるが,マスクも着けないエセ潔癖症の小っちゃい奴と思われていることには気付いていない。
笑顔で挨拶をしてくる連中を無視してマウントを取ったつもりでも,その振る舞いには逆に哀れみさえ感じる。
たくましく生きる我々バイ菌野郎とは違い,ナーバスなコミュ障の境遇をお気の毒様と思う反面…
案外こんな人たちに限って大勢の客でごった返した商店街の歳末大抽選会では…
誰が触ったか知れない抽選箱に手を突っ込み,こねくり回しながらクジを引いているに違いないw
夫:この宝くじが当たったら,ヨットを買って二人で世界一周の航海に出よう!
妻:もぉ!宝くじなんて無駄遣いして。仮に1万円当たっても貯金ですからね。
世間では,男性の方がロマンチストで,女性の方がリアリスト(現実主義者)だと言われている。
一般的な女性は家計を預かる主婦になるまでは,男性以上に夢見る夢子ちゃんだったはずだ。
ところが,王子様だと信じた相手が白馬に跨って来なかった時点で,現実を悟り唇を噛みしめる。
したがって,圧倒的多数の女性の辛酸経験を基に,女性リアリスト説が一般論として流布されたのだろう。
そうでなければ,女性が夢を見させてくれる男性に惹かれる訳がない。
さぁそれならば,皆さん今宵は奥様の元へ…
羽根つき帽子に腰には剣,白タイツのマント姿で,宝くじを握りしめて帰ろう。
くれぐれも,ご近所さんに通報されないようにw
調子の出ない先週の朝だった。
出社後,PCに向かいメールチェックをしていると…
背後からパチンと窓に小石でも投げられたかのような音。
振り返ると,ベランダに小鳥が落ちていた。
ははん,ガラスに激突して気絶したな?
この建物は,外から見ると壁一面の大きなガラスの先に,広いオフィスが見透せるので…
年に1回ぐらい,鳥が通り抜けようとして,過ってガラスにぶつかるのだ。
バツが悪そうに慌てて飛び去る鳥もいれば…
10カウントくらったボクサーのように,正気が戻ってから飛び立つ鳥もいる。
まぁ,放っておけば,そのうち逃げて行くのが常だ。
ところが,その小鳥は1時間経っても,一向に動こうとしない。それどころか横たわったままだ。
ベランダに回って近づいてみると,きれいな抹茶色したメジロだった。
可哀想に,よっぽど打ち所が悪かったのだろう。
このベランダには,手すりに沿ってヒイラギナンテンが植えてあり,春が近づくと,小さな黄色い花が,私の目を楽しませてくれる。
しかし,楽しみにしているのは私だけではない。
この時期は餌も少なく,鳥たちに取っても花芽は格好のご馳走なのだ。
こんな植樹しかない街中でも,不思議とたくましく鳥たちは棲息している。
ベランダには,キジバト,オナガ,ムクドリなどに混じって,時折りメジロも姿を現す。
ところで,メジロが身にまとった抹茶色を,一般的に鶯色と称することが多い。
しかし実際のウグイスは褐色なので,鶯色とは褐色のことを指し,抹茶色ではない。
これは,ウグイスに混同されたメジロが抹茶色で,そのままその色を鶯色とした説が有力である。
だから妙な逆転現象で,しばしば「鶯色したメジロ」と間違った呼ばれ方をされるのだ。
そんな不憫なメジロを慮(おもんぱか)り…
大好物だったヒイラギナンテンの根元にいけてやり,花芽と線香をあげて供養した。
生き物の命は儚い。それは人間とて同じことで,改めて生と死の循環や自然の秩序を考えさせられる。
今は,自然の摂理に畏敬の念を抱くと共に,メジロの安らかな眠りを祈るばかりだ。
そんなことを考えながら…仕事の手を休め,窓の外にふと目をやると…
今日も,仲間のメジロがお墓参りに訪れていた。
皆様の貴重なコメントに深く感謝申し上げます。
お一人お一人のご意見を読ませて頂き,大変考えさせられました。
さまざまな視点からのご意見があり,私もその重みをしっかり受け止めねばなりません。
ご指摘頂いたように,運営側の判断基準や対応には,改善の余地があると感じます。
特に削除や処分が行われる際には…
より具体的な理由や対象の部分を明示してもらえると,ユーザーの皆様がより適切な対応が可能だと考えます。
また,通報による削除の際には,その根拠や基準についても,明確にして頂きたいと思いました。
運営側の透明性が保たれることで,ユーザー同士の信頼関係も築きやすくなるでしょう。
さらに,投稿内容や行動については,お互いがより理解し合い,配慮し合うことが大切です。
以前,私からも指摘させて頂きましたが,ランキング制度や何シテル?など憎悪の温床となるシステムの見直しも必要でしょう。
嫉妬や悪意による通報は,コミュニティの健全な発展にとってマイナスになるだけです。
私たちは,そういった負の連鎖を断ち切るために,お互いが思いやりを持ち,良いコミュニケーションを築いていくことが肝要だと考えます。
最後に,皆様のご意見を真摯に受け止め,今後もより良いコミュニティの一助になれるよう一層努力する所存です。
今後とも,どうぞよろしくお願い致します。
みん友さん…
皆様がたくさんのお言葉を述べてくれましたよ。
ほとんどが顔の見えない者同士ですが,同じ車好き同士,心の繋がりを強く実感致しました。
クルマなんて走っていなかった昔…
旅立つ人に対して見送る人たちは,道中の無事を祈りつつ,馬の鼻を行き先の方へ向けてやったことから「はなむけ」という言葉が生まれたそうです。
まさに今は,卒業・転勤,別れの季節です。
残念ながら,みん友さんはここを去って行くことになりましたが…
あなたのカーライフが終わったわけでも,ましてや人生が終わったわけでもありません。
だから皆様のコメントを以て,みん友さんへのはなむけの言葉に変えさせて頂きたいと思います。
私もみん友さんに頂いたメッセージを胸に秘めて,頑張って参ります。
ありがとうございました。
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