イタリアGPが終わって数日たってますが、
ベッテル圧勝はともかくとして、まさかのウェバー
の今シーズンレッドブル唯一のリタイヤによって、
ベッテルのチャンピオン確定が一気に近づいてきました。
鈴鹿で決定でしょう!と前回言ってましたが
次戦シンガポールGPでの決定もありそうな状態です。
そこで第14戦シンガポールGPで決まる条件、
第15戦日本GPで決まる条件について、イタリアGPの
結果を踏まえて状況を整理しておきましょう。
○現在のポイントランキング ( )は1位との差
11戦 12戦 13戦 14戦 15戦 16戦 ・・・ 19戦
1.ベッテル 234 259 284
2.アロンソ 145( 89) 157(102) 172(112)
3.バトン 134(100) 149(110) 167(117)
4.ウェバー 149( 85) 167( 92) 167(117)
5.ハミルトン 146( 88) 146(113) 158(126)
残り獲得可能P 200 175 150 125 100 75 ・・・ 0
現時点で残り6戦、最大でも150Pしか獲得できないのでベッテルより150P差が開いている
ドライバーはチャンピオンシップ脱落確定です。今のところ上位5人以外は脱落確定しています。
2位以下全員が脱落確定したときベッテルのチャンピオンが確定します。
○第14戦シンガポールGPで2位以下が脱落する条件
このGP終了時点で残り5戦、Pリーダーベッテルに125P以上の差を付けられたドライバーは
脱落します。4人の脱落条件は以下になります。
(ポイントで表すと)
・アロンソ・・・14戦でベッテルより更に 13P以上引き離されると脱落
・バトン・・・ 〃 8P 〃
・ウェバー・・・ 〃 8P 〃
・ハミルトン・・・14戦でベッテルに対し 2P以上追い上げなければ脱落
(順位で表すと)
アロンソ バトン ウェバー ハミルトン
ベッテル優勝 4位以下 3位以下 3位以下 脱落
ベッテル2位 8位以下 5位以下 5位以下 3位以下
ベッテル3位 9位以下 6位以下 6位以下 4位以下
つまり以下の3つの条件がそろえば2位以下全員脱落、ベッテルチャンピオン確定です。
そろわなければ鈴鹿へ持ち越し、まぁー間違いなくここまで決まるでしょう。
①1位がベッテル
ともかく本人が優勝することが大前提、本人が優勝しないとアロンソ、バトン、ウェバー、ハミルトンの
いずれかが優勝することが考えられ、ポイント差が縮まる方向なので少なくとも1人脱落確定が
免れるでしょう。もし他の19人のドライバーの誰かでも2位以下全員脱落は条件的に厳しいです。
②2位がハミルトン
バトン、ウェバーは2位以上に入れないと脱落確定なので、2位にバトン、ウェバーそしてアロンソが
入らないこと。他の19人のドライバーのだれかでもよいですが、実質2位になれそうなのはハミルトン
しかいないためです。
③3位がアロンソ以外
アロンソが3位で踏みとどまれば1位2位にかかわらず次戦持ち越しなのでバトン、ウェバー、
他の19人のドライバーのだれかが3位に入ることが条件です。
第14戦シンガポールGPでもベッテルの優勝は硬いところですかな、①は確率高しですが、②が
どうなるでしょうか? なのでシンガポールで決まるor決まらないのキーマンはハミルトンですね。
既にポイント差で追い上げができなければ脱落確定の立場なので思い切ってレースに挑むこと
でしょう。
次戦はハミルトンのポジションに要注目!ということで今回はしめます。
個人的には鈴鹿を消化レースにしてほしくないなぁ〜とか思ってるので、持ち越しを希望してますが・・・
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F1 | 日記
Posted at
2011/09/16 20:44:26