エンジン腰上O/H ②測定編
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
前回、エンジンパーツの洗浄(頑固なスラッジ落とし)が終わったので、部品のサイズを測定して交換部品の有無を確認することにしました~。部品の標準値や使用限度サイズの確認は、サービスマニュアルで行いました~。
まずは、エンジンパーツの各部測定のために、マイクロメーター3種類とダイヤルボアゲージ、ダイヤルゲージを購入してしまいました~。シックネスゲージとノギスは元々持ってた物を使いました~。
2
また、ダイヤルボアゲージの初期値設定がしやすいように、マイクロゲージの固定台(画像右側の緑色のやつ)も買ってしまいました~。なかなかの金額になりましたが、今後も大事に使います~(笑)。
3
まずピストンですが、外径は、ピストンスカート下端から1mm の所を測定し、基準値72.92~72.97mm のところ、72.944 で、ピストンリングとのサイドクリアランスは、トップリングの標準値が0.02~0.08、使用限度が0.12mm のところ0.10mm 、セカンドリングの標準値が0.03~0.07mm 、使用限度が0.12mm のところ、0.06mm だったので使用可としました~。
ピストンピンは、外径標準値が17.991~18.000、使用限度17.976のところ、なぜか18.486 もあり、3つ下の画像のとおり段付き摩耗していそうでしたので、交換することにしました~。
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ピストンリングは、合口隙間の標準値がトップリングとセカンドリングが0.10~0.35、両者とも使用限度が0.4mm のところ、0.4mm のシックネスゲージが余裕で入ったので使用不可。ということで、サードリングは計りませんでしたが、ピストンリングセットで丸ごと交換することにしました~。
5
ピストンの画像です~。
メタルクリーンαで上面のスラッジは完全に落ちました~。側面のオイル通路が詰まった所などは、ワイヤーブラシの毛を抜いたもので掃除しました~。
測定結果は基準値内でしたし、側面に焼き付いたような傷もありませんでした~。
6
ピストンピンの状況です~。コンロッド小端部やピストンとの摺動部に線がいっぱい入っていて摩耗していると思ったので、交換することにしました~。
新品は、コンロッド小端部との摺動面両脇に2本入っている梨地の部分が全面にわたっています~。
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次はシリンダーです~。シリンダー内径は上端から45mm下の部分のピストンの軸方向と、軸と垂直方向の測定値の平均値で判断します~。標準値が72.97~73.02、使用限度が73.10mm のところ73.00mm だったので、使用可と判断しました~。
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シリンダーの状況です~。クロスハッチは多少残ってましたが、ない所もあったので、以前購入したホーニングツールをハンドドリルにセットして、クロスハッチを付けてみました~。あまりやり過ぎないように10往復程度でやめました~。
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シリンダーとピストンまで外したので、計測ができるコンロッド大端部のサイドクリアランスもシックネスゲージで計りました~。標準値0.35~0.85mmの ところ、0.62mm でしたしガタもなかったので、コンロッドも使用可と判断しました~。
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次はカムシャフトです~。カム高さの標準値は長径側では32.75~32.85で、使用限度は32.71です~。同じく短径側では標準値25.00~2510で、使用限度は24.96です~。
測定の結果、インレット側もエキゾースト側も標準値内で使用可と破断しました~。
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次は、バルブスプリングの自由長です~。標準自由長は35.59mm 、使用限度は33.81mm です~。こちらも測定の結果、全て使用可と破断しました~。
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次はバルブです~。当たり面幅の標準値0.9~1.1mmで、使用限度1.6mmのところ、インレット右が1.3、インレット左が1.3、エキゾースト右が1.4、エキゾースト左が1.3で、使用限度より値は小さいものの、標準値は超えている状態でした~。
バルブステム(棒の部分)の外径の標準値は、インレットが4.975~4.990、エキゾーストが4.960~4.975で、使用限度はインレットが4.950、エキゾーストが4.940のところ、インレット右が5.047、インレット左が5.048、エキゾースト右が5.046、エキゾースト左が5.046で、標準値より大きかったのですが、摩耗していないと判断しました~。
バルブステムの曲がりについては、ヤゲン台を買ってなかったので測定できませんでしたが、バルブガイドに通したとき、引っかかりもなかったので、曲がりなしと判断しました~。
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各部測定結果としては使えそうだったですが、上の画像のとおりバルブフェースの当たり面に、結構囓り跡がありました~。
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このため、バルブ擦り合わせをして囓り跡を無くそうとしましたが、消えなかったし、当たり面も大きくなってしまいました~(笑)。
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バルブシート側は、当たり面がきれいにはなりましたが、こちらも幅が広くなってしまいました~。
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光明丹を塗って再度当たり面幅を確認してるところです~。エキゾースト右です~。
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同じくエキゾースト左です~。
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同じくインレット右です~。
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同じくインレット左です~。このバルブが1番囓り跡が酷かったです~。
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ヘッドにバルブを取り付けてガソリンを溜めてバルブフェースとバルブシートの密着度を確認しましたが、ガソリン漏れてしまいました~。
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このため、ヘッドとバルブを業者さんに出してヘッド面研と、バルブシートカット、バルブガイドの打ち直しをして貰いました~。
お願いしたのは、ジムニーの整備でお世話になっている車屋の友達の紹介で、近所にあるボーリング屋さんにお願いしました~。
このボーリング屋さんもとても親切な方で、色々と教えて貰って納得した上で作業に入ってくれました~。ただ、最近はボーリング屋さんも減ってきて、残ったボーリング屋さんに注文が集中するので、12月にお願いして、納品は4月になりました~。
上の画像は作業終了後のもので、バルブはシートカットでを削った分だけバルブの頭を削ってくれて、計算上バルブクリアランスを調整しなくても組めるようにしてくれました~。
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