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画像、いつにも増して多いかも。サクサク行きます。
紋別から始まるスキースキー。
車中泊は駅前。
いや、廃駅前。随分昔に廃線になっているそうで。
⬛︎本日1ヶ所目のスキー場。
紋別市街地にそびえる、市営大山スキー場。
西日本で大山と言えば、鳥取だな。
2時間券1600円。リフト1回200円なので8回以上乗ればOK!
上のリフトが動き始める9:30を意識していたが、出勤は10時になった。正午過ぎまでだな。
リフト2本、直列。
下部リフトを取りまく幅の広いオープンスペース。斜度もまあまあある部分も。
この日の最高速度は画面向かって右だった。
下部リフトから上部リフトが見えた。
ここはやや細いが、気持ちよく滑れる斜面。
ただ、リフトの乗り継ぎがやや登りがあってしんどいな。雪不足だからかな?
リフト最上部。
レトロなシングルリフト。味わい深い。
で、この上部コースからの景色、ですよ。
海が目の前に!
そして、流氷が!
流氷が、
流氷が・・・。
沖の方にわずかに帯状の流氷。
ただし、港湾内、分かりますか?
堤防内は、まっ白い流氷で占められているよ。
興奮しますよ、ホント。
変に興奮しながら撮影してるとね、落とすんですよ。
この日は右グローブ。
ボク、気づかない。
後ろのシングルリフトに乗ってた小学生から「おちましたよー」と叫ばれて、まず手元を見る。
あー、ない。
もう一度リフトに乗って、確認。
ありました。
場所を確認したら、コースから取りに行く。
新雪ってね、沈むんだよ。
ただ、ここは道東(って言うのかな?)、そもそも降雪量は少ないエリアなので、四つんばいで普通に進軍できました。良かった。
本日1ヶ所目、紋別市営大山スキー場、ぬりえ完成!
次に向かうぞ、
オホーツク海沿いを走る国道239号。
ところどころに流氷が散見される。
いつもの冬なら氷ギッシリなのだろうな。
想像すれば、なかなかの環境だ。いずれ、見にきたいところだ。
20キロ余り走って、到着したのは・・・
⬛︎本日2ヶ所目のスキー場、
興部市営スキー場。
読めますか?
「おこっぺ」だっぺ。茨城だっぺ。
ごめんなさい!すみません!
ここです、ここ!
なかなかやね、稚内と知床半島付け根のちょうど真ん中。
ホントに小さな町の、小さなスキー場。
おー、牛さんたち。
そうか、冬の牧場をスキー場にしてるのだな。
リフト1本だけが備わったコンパクトなゲレンデ。
驚くなかれ、100円で
1回 2回に値下げされた痕跡が。
この規模だから、4回も滑ればぬりえ完了するだろう。
ということで、はい200円!
まるで子どもの使いやな。
というか、町の子どもたちがこうやって気軽に滑って上達していくのだろう。
激安なのは、町がスキー場を保健体育行政としてみなしているからだろう。
小さいながらもワクワクしてリフト乗り場に。
あのね、搬器(リフトなどのこと)が見たこともないシステムだからだ。
こんなの。
円盤状の物をお尻に当てている。どゆこと?
ふむふむ、分からん(^ν^)
親切なリフト係のおじさんからレクチャーを受けつつ、次々と乗っていく子どもたちを観察して理解を深めた。
よし、乗るぞ!
吊られている円盤を引っ張って、股ぐらに挟み込む。
おおっ!引かれる!
バネが仕込んであるワイヤー巻き機がショックアブソーバーになっていて、なんとか上手く乗れた。
なにこれ、たのしー!!
搬機に惹かれなからゲレンデを撮影。
割と適切な斜度ではないだろうか。
降りる時も手順があった。
股ぐらから円盤を外し、地面のベニヤ板に置く、というか投げつける。
ワイヤーが縮みながら竹垣に当たりつつ
上の定位置に戻った。
なにこれ、おもしれー!!
というのどかな牧歌的(まさにマキバ)ゲレンデだった。
滑ってる人、係の人、教える人、みんなが知り合いな感じも良かった。
異邦人のボクには、いくつかの視線が感じられたが、例えばリフト券売り場のおばちゃんとか乗り場のおじちゃんにあれこれ尋ねたら、とってもフレンドリーに教えてくれる田舎の人情味も、よかった。
オホーツク海沿いから内陸部に向かう239号をさらに20数キロ走って、きょう最後のスキー場にしようか。
⬛︎本日3ヶ所目のスキー場!
宮の森スキー場。
土曜日の午後2時、ミニマムなゲレンデにいるのはチビちゃん4人を連れたパパ家族1組だけ。
そしてこのスキー場、驚くなかれ、「無料」だ!!
関西の皆さーん、いや首都圏の皆さんも、だな。
スキー場タダですよ。
考えられない。
しかもちゃんと搬機付き。
ただの原っぱ斜面を勝手に登って勝手に滑ってね、という廃スキー場はいくつかあるが、これは!
やはり町や村の保健体育行政だな。
その搬機、いわゆるロープトゥ。
Jバーってやつかな。
あのブラブラしている棒を腰に当てて押してもらう。
かつて数回は使ったことがあった。
例えばあの志賀高原、蓮池からジャイアントへの連絡通路とか。
でもね、もう使い方忘れちゃったよ。
はじめはあのバーに両腕でしがみついて引き上げられてみた。
次第に、腕がプルプル。
斜度も上半分はやや急に。
ああもう限界!
引き上げられている最中に腕を離して脱落。落伍。
そのままゲレンデコースに流れ落ちていったボク。
ちびちゃん達、どう思っただろうか。
「あの大人、これ使えないの?」
あー恥ずかしい。
よし、よく研究しよう。
チビちゃんの様子を見学しながらコツを掴む。
ワイヤーにある持ち手をしっかりと掴んで、その直後にあるバーを引き起こし、腰に当てて後ろから押してもらうワケだ。
ああ、怖い。
リフト係のおじちゃんも、ボクを見たら減速運転してくれたよ。
一番小さい子の時と同じように。
屈辱や!
とかいう雰囲気を楽しんで、宮の森スキー場をあとにしました。
さあ、温泉タイム!
明日向かう予定は名寄。
その手前には、明治時代に開湯された「五味温泉」というのがあるそうで。
やはり宮の森スキー場から20キロ余りの距離だ。
「そろそろ分岐に近づきました」ところ、あれ?あんなところにスキー場が。
クルマを止めて調べてみると、町営下川町スキー場という。
しかも、またもや無料!!
どうする?かなり疲れてるけど、経験はプライスレスだ。
行くぜ!
⬛︎本日、4ヶ所目のスキー場、さすがに最後だ、
町営下川スキー場。
ここがすごいのはね、まあ先にコースマップを。
お気づきか?
ジャンプ台??
クロスカントリーコース??
え、めっちゃオリンピック臭がただようやん。
調べてください。
あの選手もその選手もここで練習を積んでいると。
そんなすごいゲレンデなのに、リフト無料。
なぜなら、保健体育行政(なんかこのフレーズ気に入った)はともかく、
コイツだ!
ああ、苦手のロープトゥ。
全力で立ち向かうぞ!
だってここの係のおじさんは、ボクがロープトゥ未熟者だとは思っていないはず。
さっきの宮の森よりも速いスピード、急な斜面。
助けてだれかー!
とは叫べないけど、かなり疲れる。苦手やなぁ。
ロープトゥに押されながら、傍にたたずむジャンプ台を撮影。
ね、本格的!
ゲレンデトップから町を眺める。
コースの変則的な一枚ゲレンデで、コース取りによってはそこそこの急斜面を選ぶことができる。
できる限りあらゆる面を塗りつぶせるように滑って、下川スキー場もぬりえ完了!
ということで、本邦初の1日4ヶ所スキー場を完全ぬりえ制覇だ!
ぬりえ界としては画期的な世界新記録ではないだろうかと思われる。
異論のある方は、30日以内に申告を受け付ける。
数キロ奥にある五味温泉。
寒い。
温泉と食事のセット1000円。
旭川界隈でそういうサービスが広がっているのを気付いていたが、ここもか。
ぜひ、いただこう。
冷え切った身体、疲れ切った身体に沁み入る熱いソバと温泉。
お疲れさまでした!
名寄に入って半額ハント、のち、明日滑るピヤシリスキー場に入り、寝ますね。
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Posted at
2024/02/18 22:25:21