6/25の事 (中編)
ウエスト君のフロントフェンダーにビニールテープを巻いて補修してると、道路沿いの家からおじさんが(僕もおじさんですがねw)
「いやーすごい車だねえ!何年前の車?」
『1989年式だから34年前ですかねえ』と答えると、「そんなに古くないんだね!」と、
そうか、やはり知らない人からは1960,1970辺りのクラッシックカーに見えるのか。
とか一瞬思いましたが、あまり寝てないのと一刻も早く走り出したいので、ゆっくり説明してる暇はなし、、、というか、あまりセブン系知らない人と話し出すと、ウエストフィールドの生い立ちとか7裁判の話までしそうなので、、、、『では、行きます』と言って走り出した。
自分もあまりセブン系を深く知らない時に好きになり、ケーターハム(バラバラの状態で集まったw)を手に入れて、、、そのケータハムはエンジンが無いのでRX8のロータリーエンジンを用意してましたが、、、北海道の父が亡くなり、関東からこちらに帰って来る際にエンジンはRE○宮さんに差し上げて(引っ越し屋が運べないと言うので、、、)ケー太のレストア如何しようか??と考えていた所、S30Zの友達の更に友達から(又友達とか言いますね)、すぐに車検取れる状態にあるウエストフィールドを譲って貰ったのでした。
初めはウエストフィールドの事は、あちこちの国のメーカーで作られてるニアセブンの一種である事は知ってましたが、詳細はよく知らなかったです。日本のミツオカにもゼロワンという名車があります(エアコン付いてる!)
鋼管フレームにアルミ板で補強され、構成はほぼ同じ。
大抵はその上から外装にアルミ板、アルミボンネット、FRPフェンダー、丸目、二人乗りのFR、オープン。
セブン裁判で勝ったスーパーセブンの名前の持つケータハムとウエストフィールドの違う点は、、、逆にスーパーセブンを名乗れないなら、今迄作っていたロータス7のレプリカを、、、独自に進化させようぜ!とメーカーさんが作った車がウエストフィールドとドンカブートです。
この二社のクルマのリアサスペンションがスーパーセブンと大きく違うのでした。
他はアルミ外装を辞め、室内を広くしてFRP外装にした点。
というか、セブンは軽量化の為に鋼管フレームに直線的平板のアルミ外装を張って、タイヤを覆う部分のみのFRP製のフェンダーを付けてます。
この鋼管を室内スペース確保に着座位置の真ん中をググぐいっと広げた場合、、、真っ直ぐなアルミ板では付けられず、曲面の外装が必要になります、、、そこで造形自由なFRP外装にして被せたのだと、、、にゃる氏は勝手に思ってます。
先に延べたリアサスペンションの違いは簡単です。
セブンはもともとロータス7の忠実なレプリカが基本なので、リアサスペンションがドディオン式になってます。
コーナーでロールすると、フロントのダブルウィッシュボーン(初期型は少し違いますが)のサスペンションのタイヤ接地とリアサスペンションの接地がかなり変わる為、ロールしない様にフロントサスにスタビライザーを付けてます。
ドライバーは熟練の感覚でリアトランクションが抜けるロール角度の直前でアクセルコントロールをしなければいけないのです。
セブンのドライバーの運転の上手い点はここにあると思います。
しかし、リア軸を固定してるAアームという部分にかなり負担が掛かるので、ここがたまに折れる様子です。
セブンのリアサスペンションを検証して、ウエスト社やドンカブート社はより安全に走れる様にフロントサスと同じダブルウィッシュボーンをリアに採用したみたいです。
フロントと同じタイヤ接地の仕方をするので、ロールしてもテールハッピーにならない仕様になり、フロントにスタビライザーは要らないだろうという設計です。(ほぼロールさせたくないサーキット等ではスタビライザー要ると思います。)
とか言うのがウエストフィールドとケータハムの大まかな違いだと感じてます。
ちなみに、ウエストフィールドもSEまではリアがケータハムと同じドディオンサスです。
1989年から販売開始のSEiからが、リアサスペンションがダブルウィッシュボーンに変わってます。
話が逸れ過ぎました。
、、、、、、
さて、ビニルテープで補修し、到着地を富良野のマクドナルドから富良野ワインハウス駐車場に変え、到着時間を見ると7:40でした。
15分ぐらいで着くとキャニオンさんにメールし再出発。
腹もぐぅぐぅ鳴ってます。
仕事でたまにバモスターボでここは走ってるので、もう店は無いのは解ってます。
会場行けば、何かしらキッチンカーが美味しいモノを売ってくれる筈。
フロント右フェンダーはゆらゆら動いてますが、15分ぐらい大丈夫そう。
、、、、、、、着きました。
カムイスキーリンクスの時は現地着が9時半超えでしたので、会場に駐車するのに15分ぐらい並びましたが、今回は開場7時30分から10分後と言うことでスムーズに受付。
参加料1000円とフリマ料2000円を支払い会場へ。
まだ20台ぐらいしか会場に入ってない感じです。
広い会場を眺めつつ入っていく。
お、、、奥の木陰が沢山ある辺りに見覚えのあるキャニオンさんのR2がスバル360やいすゞジェミニと一緒に停まってます。
誘導のおじさんに(僕もおじさんですがw)知り合いがいるからあそこが良いです。と言うとゆっくり誘導して頂きまして、無事に合流出来ました😄
時間は8時少し前ぐらいですが、既に日差しが暑い☄️🔥
木陰で陽の当たらない絶好のスペースに椅子を並べました。
車のトラブルはあったものの良い1日になりそうな予感でした。
(長くなりこちらで中編)
後編に続く。
Posted at 2023/06/28 02:02:08 | |
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