
競輪学校の一次試験を、バンクコンディションが良かったこともあり5位の記録で通過。
二次試験に備えて当然練習にも気合が入る。
高地トレーニングや気圧が人体に与える影響を調べると、500m上がってもパフォーマンスは数パーセント低下しているようだ。以前は何週間も高地にいなければ効果は出ないとされていたが、24時間以上で効果はあるらしい。
四国内だと高地で自転車のトレーニングもできそうなところと言えば四国カルストが頭に浮かび2泊3日の高地トレーニングをした。
追い込んで帰って来て、平地でのタイムを確認し後は4日後の二次試験に向けて軽めの調整に入った時に事故は起こった。
次男のロードレーサーをショップに持って行っていた時に、スピードを出しすぎて、交差点を左折していたらしい。イン側の縁石にタイヤを引っ掛け横転、運転席を下にして対向車に追突・・・・・。
エアバッグも働かない、運転者側から当たっていく最悪なぶつけ方だった。
私が現場に行ったのは、救急車で運ばれた後だった。
車を見ると、ハンドルとシートがくっついて、絶対無事なわけが無い感じがした。
足元が音を立てて崩れていく、血がスーッと引いていく、見た瞬間そんな感覚だった。
警察の方から、事情や容態を聞いて生きていること(それも無事らしい)をことを確認し、話をして、相手の方と話をした。
相手のダイハツコペンの方は怪我も無く、車体だけのようだった。
病院での検査を勧めても、特に問題ないから大丈夫との事。
当然停まっている所へこちらがぶつけてので、10:0のパターンなので、入院して慰謝料がっぽり、綺麗に仕上げている車を傷つけられた怒りは思いっきり出るものと思いきや、そうでもなく物損だけでOKとの事?????
即、保険会社に連絡を取り対応してもらった。
その後病院へ行き容態を確認すると、右腕と右手の二ヶ所を数針ずつ縫っただけだった。
レントゲン・CT・MRIともに異常なし。
この辺りから、試験に向けてのプランを練り直しだした。
すでに夜9時を過ぎていたが、いつもの整体の先生に診てもらうと、大きなダメージは無し。
翌日軽く走ってみると、腕がひきつるらしい。事故で怪我をしているのが分かると不味いので、レース用のウェアは長袖を着用することにした。包帯は外してキネシオテープで代用。
薬は内臓に悪いので、抵抗力アップのアミノ酸系とビタミン系のサプリで対応。痛み止めもパフォーマンスを低下させるので、気合と根性で対応。
試験のときは、引き攣るのが気になるので勝手に抜糸したそうだ。
相手の方がゴネなかったおかげで減点ゼロ、罰金もなし。
競輪学校の二次試験の時は、その辺りも調査されるので非常にありがたかった。
大幅にタイムは落ちたものの、ギリギリ合格。
ディアスはルーフまで逝っているので、再起不能とのことだった。
ディアスが丈夫だったおかげで、助かったようなものだと思う。
思えば女房が長男の高校の送り迎えの為に、楽にロードレーサーを積む為に購入。
よく頑張ってくれた車だと思う。
競輪学校入学が決まり、出番が減ったら逝ってしまう、何か因縁めいたものを感じた。
シートは前後とも友人が自分のディアスバンに移植。
増大くん・マグネタイザーは次のプレオに移植した。
Posted at 2010/01/21 15:03:36 | |
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2009年の思い出 | クルマ