ヘルメットのOH

今朝は久しぶりの箱根に行こうと思っていましたが、思いのほか天気が悪く
気温も低めだったのでやめました。タイヤ交換してからまだ乗ってない・・・

で、気を取り直してヘルメットのOHをしました。
OHと言っても、内装の交換と全体の清掃ぐらいなものですが。
まだ購入して1年とちょっとですが、さすがに毎日通勤に使い、ツーリング
にも使われ、年間1万キロ以上使う環境だと内装も痛みます。汚れや匂いは
選択で落とせますが、ヘタリばっかりは交換以外では直りません。

ということで、内装をフル交換しました！


まず、全ての内装を外します。
私の使っているArai「RX-7 RR5」はフルシステム内装を採用しているので
ネックストラップまで含めた全ての内装が取り外し・交換可能となっています。


次に、新しい内装を取付ける前に帽体の清掃をします。
クリーナー兼つや出し剤で磨きます。常に外気を受けているヘルメットは
かなり汚れています。ダクト部分は綿棒を使って掃除します。


磨き終わった帽体に内装を取付けて行きます。
てっぺんに入る「システム内装」→ストラップ→システムネック→パッドの
順番に取付けます。今回、この最後に取付けるパッドを上位機種「RC」用
のモノへ交換しました。


写真のオレンジのタブがその特別装備ですが、これはエマージェンシータブ
と呼ばれるもので、緊急時にこのタブを引っ張ることでライダーの首の負担
を最小限にしてパッドを外すことが出来るシステムです。これにより安全に
ライダーのヘルメットを脱がすことが出来ます。できればお世話になりたく
ない装備ですね。


これで終わりではありません。
最後に中性洗剤で洗っておいたシールドの装着ですが、稼働部の動きを
スムーズにするためにヘルメット購入時に付属するシリコン潤滑剤を塗布
します。


シールド装着後、表面に撥水剤を塗って完成です。


全ての内装交換が済んだヘルメットはまるで新品のようです。




内装の交換で完全に蘇ったヘルメットでこれからのツーリングシーズンを
迎えられるのは最高ですね！ただ、このフル内装交換に1万円ほどの費用
がかかってしまうのが難点です・・・実にこれはヘルメット価格の1/6に
相当します。それだけコストかけて作っているということですね。

余談ですが、この内装はいくつか種類が有って、当然基準となるものが
ヘルメットのサイズ別に装着されていますが、自分の頭に合わせて部分
的に違うサイズを組み合わせることで微調整が可能です。