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10ヶ月ぶりぐらいにVMAXのECUセッティングを変更しました。
キャブレター車と異なり、インジェクション車はスロットルオフの時には燃料カットされていて、次にスロットルを開けた時にゼロから開けるためいわゆる「ドンツキ」が発生します。

また、燃料カットによりエンブレが強く出るため、特に低いギヤで低速走行(街乗りや渋滞時など)時にギクシャクしやすい傾向にあります。今回は、そのエンブレを再調整したく変更しました。具体的にはノーマルではスロットル開度ゼロになっているところを「微開」させることによって緩和させます。今回、4速と5速は以前のセッティングから変更せずに1〜3速を調整しました。

赤く囲んであるところが、変更した部分です。
縦軸はエンジン回転数、横軸はスロットル開度になりますが、純正では1000rpm以降はゼロになっています。これまでも全てのギヤで0.3を書いていたのですが、今回は1〜3速のみを0.4へ変更しました。ちなみにFT-ECUが配布している制限解除MAPでは横軸の数値がそのまま書かれていますので、ここの数値は1になります。そのMAPでも試したことがありますが、2stの様な感じでした。また、全域で比例開度になるためトルクフルではありますが、かなり過激な仕様です。面白いですが、雨の日に乗ると4速や5速でも少し急開するだけでホイールスピンするので疲れます。

結局、私の場合は純正MAPをベースに全体的に20%ほど増して開ける設定に落ち着きました。またしばらくこの状態で乗ってみようと思います。