SRとVMAX、対極の2台

私の手元には、YAMAHAが誇る名車の2台
SRとVMAX
があります。



SR400/500
1978年デビューのシングルスポーツ。
フロントディスク車から始まり、フロント19インチ仕様や前後キャストホイール
仕様、ドラムブレーキ車もあり、最新ではインジェクション化されていますが、
基本的にはデビュー以来大きく変わること無く現在でも新車購入できます。
ヤマハを代表する長寿モデルですね。

VMAX
1985年に初代モデルが登場し、2007年まで生産されていた1200ccの初期型は
145psを誇るモンスターマシンでした。1990年にKawasaki ZZ-R1100が登場
するまでは市販車最強スペックのエンジンもV4という希少性の高いレイアウト
で、世界中に愛好者を生み出した。
2008年に現行の1680ccになり、それまでの昭和設計から近代バイクに生まれ
変わり全く違うバイクになりましたが、乗り味はVMAXそのもの。こちらも
1985年から現在までモデルチェンジを経ているものの長寿、そして現在の
ヤマハフラッグシップ。

とまあ、生い立ちもカテゴリーもスペックも全く異なる2台。
もっと言うと、SRはエンジンスペック的には底辺でVMAXはトップモデル。
これだけ違うモデルを2台持っていてどうなの？とは良く聞かれますが、
どちらにもこのモデルにしかない魅力があります。共通しているのは、
「飽きがこない」ところでしょうか。

人それぞれ感じ方が違うので一概には言えませんが、長寿になるには意味が
あります。また逆に、短命で終わってしまうモデルにも理由があります。
ヤマハを代表する長寿モデルの魅力を知りたい方は是非ともオーナーになって
みてください。きっと「あ〜、なるほど！」と思うことでしょう。