絶版車　36

「MPV」という言葉は、「マルチ・パーパス・ビークル」という一般名称だと思っていたのですが、いつの間にかマツダが商標を取っちゃって、マツダのミニバンの固有名詞になってしまいました。
日本で今「SUV（スポーツ・ユーティリティー・ビークル）」と呼ばれる多くのクルマは、実際には「MPV」だと思うんですけど、商標じゃ使えません。



なんか、いかにもアメリカのミニバンというスタイルですが、当初は北米輸出専用だったんですね。

シャリオ／RVRは姉妹車で、シャリオの短縮版がRVRですが、RVRは生きてました。
シャリオは、２代目となっていて、プレーリーと比べるとメチャ売れました。



うーんと、・・・以上です。

この後、93年版『間違いだらけのクルマ選び』では、「４WD車の選び方」「軽自動車の選び方」となり、一車種ずつの解説は入りません。
絶版車は、４WDブースでは、絶版になったのは日産テラノとサファリかな。
と思ったら、パジェロも絶版だったんですね。
あと、いすゞのビッグホーン。
軽自動車ブースでは、トゥデイ、ミニカ、ヴィヴィオ、オプティ、リーザ、セルボが絶版です。
ちなみにキャロルは、OEMで最近じゃアルトベースの名前違いで売ってます。

いやあ、それにしても、多いな、絶版車！
正直、こんなにあるとは思いませんでした。
『93年版間違いだらけのクルマ選び』で扱われている約120車種の国産車のうち、同じ名前で存続しているのは20車種に満たないです。
生存率なんと17％！！
もっとも、カローラとレビンとFXが別扱いとしていますし、OEMの関係とか、セルシオのように名前は変わったけどLSとして生きているとか、ややこしい例が多いんですが。
面白半分で始めた企画ですが、それにしても、生み出したクルマがあまり大事にされていないのでは？　という印象で、残念な結果となってしまいました。

これにて、「ゼッパン・モビリティ・ショー」は閉幕となります。
長々とお付き合いありがとうございました。




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