カーマくんのブログ一覧

調整を試みたものの、クルマに戻してみたら、まだやっぱりズレがありますが、それでもさっきよりだいぶズレが小さい感じです。
四苦八苦しながら、何とか再び取り付け完了です。

試乗に出てみたら、おお、今度はちゃんと固定されています。
乗り心地は、前のシートとは比べ物になりません。
脇の下あたりのサポートも良くなっています。

レールの動きは、まだ少し渋いんですが、こちらも最初よりは全然スムースに動きます。
ワタシは乗り降りの時にシートをいちばん後ろに下げて、座った後シートを前に出すという動きを毎回しているので、この動きがスムースでないのはちょっと苦になりますが、見た目と乗り心地（プロバックス）と名前（ロジャーベッカー）は圧倒的に向上しました。

どうしてもレールの渋さが苦になるようなら、もう一度付け外しをしてみたら、もう少し改善できそうです。

が、もう、体力も気力も残っていません。

外したシートは、例によって、ガレージの梁の上でお休みです。



ああ、疲れた。
やっぱ、ここまでの作業はプロにお願いするべきでした。
日々是改善のロータスですから、ちまちまと細かい仕様変更が入るんですね。
流用は楽じゃないと勉強になりました。

ゆるゆるとガレージから出て、加速に移ったとたん、カカカっと軽快な音を立てて、シートが後ろに下がります。
慌てて遠くなったブレーキに足を伸ばして路肩に寄せ、もう一度位置合わせをして動き出すと、やっぱり加速Ｇがかかると、シートが後ろに持っていかれます。
これじゃ、運転できません。

なんとかガレージに戻ってきて、気持ち的には半ベソかきながら、仕方なくシートを取り外します。
もう、疲れて全身ヘロヘロですが、作業の要領は良くなっています。
たぶん、さっきの半分くらいの時間でクルマから降ろして、よくよく見てみたら、幸い、シートが下がってしまう原因はすぐに見つかりました。



シート裏のボルトが仮留めでユルユルのままだったんです（恥）。

どうせ外したついでですから、レールの穴の位置が車体の穴の位置となるべくズレないように、シートの取り付け部分のボルトを締めたり緩めたりして、多少なりとも調整してみます。

ついでに、短くて心配だった配線も延長しておきます。

フロント側も、穴の位置がズレていましたが、こちらもシートを前後させたりしてなんとか固定します。
このあたりで、シートを前後させるレールの動きがメチャメチャ渋くなっていることに気がつきますが、手の打ちようがありません。
無理やり付けていますから、レールにゆがみがあるんでしょう。
まずはシートの固定が優先です。

微妙に合わないボルトを回したり、合わせるために金具などに力をかけたりしてきたので、もう、両腕ともヘロヘロです。

こうして、なんとか新しいシートが付きました。



気にしていなかったんですが、このシート、プロバックスでした（喜）。



動きの渋いシートレールに潤滑油を吹きまくって、乗り込んで、位置合わせをします。
う〜ん、座り心地が圧倒的にいい。
今までのシートより少し背もたれが寝た感じで、気持ちステアリングが遠くなっています。
が、このあたりはすぐ慣れるでしょう。

試乗に出ます。
が、このあと、がく然とします。

シートにレールが付けばもうこっちのものです。
とっととクルマに取り付けてしまいましょう。

と思って、後半の作業に取り掛かりますが、ここからは写真が極端に減ります。
写真撮ってる余裕がいろんな意味でないくらい、追いつめられて行きます。

取り外しと逆の手順で、まず、シートベルトの配線を繋ぎます。
シートの骨格の形状の違いで、ただでさえ短かったコードが、ギリギリです。
が、まあ、ここは問題なく付きました。

次に、シートが自由に動くうちに、シートベルトを取り付けます。
少し広めに開けた穴でしたが、０．何ミリずれていて、ちょっと苦労しますが、こちらも何とか付きました。

いよいよレールを車体に取り付けようとして、再び固まりました。
あ、穴の位置が全然違う（滝汗）。

レールのリヤ側が、なんか狭まってて、レールの穴の１センチくらい外側に車体の穴があります。
さすがに、車体に穴を開けるのははばかられますし、だいたい、穴だけじゃボルトが固定できません。

いろいろ試行錯誤していたら、シートを後ろに下げるとレールが動いて、リヤ側が少し広がるコトがわかりました。
作業性が極端に落ちますが、シートを下げて狭いところに手を突っ込んで何とかリヤ側の固定が完了しました。

だいぶマズイ状況のところで、年末セールのネタをぶち込みましたが、続きです。


でも、もうこうなるとブレーキよりアクセルです。
思い切って、穴を開けることにします。
金属用のドリルは４mmまでしかありませんから、あとはグリグリと８mmまで穴を広げます。



穴の端がギリギリですが、なんとか穴が開きました。



しかし、穴がズレていたのは、左側だけじゃありませんでした。
右側の、最初に外したシートベルト固定の共締め穴が、やっぱりちょっとズレてます（滝汗）。

こちらは、クルマに乗せてからの作業になりますから、余裕を持って少し大きめに穴を開けます。



こうして、ちょっとトラブルもありましたが、何とか新しいシートにレールが付きました。