カーマくんのブログ一覧

ただし、このスラマー、ノブの頭のところに、シフトパターンが彫りつけてあって、このまま塗料を吹いたら、中途半端にシフトパターンのところが凹んでしまいそうです。
この部分を活かしておくコトも考えたんですが、難しくて失敗しそうなので、いっそパテで埋めることにします。

その前に、加工に当たって、特に塗料を吹く時に扱いやすいように、ノブに棒を挿します。
ちょうどいい太さの半円柱の余りがあったので、これをちょっと削ってノブに捩じ込みます。
本来の固定用の溝が切ってあるので、それに合わせて捩じ込んだら、しっかり固定できました。
このあたり、木材は融通が利きますね。



なんか巨大なマッチ棒と言うか、太鼓のバチみたいになっています。

ノブの頭の溝に、「薄付けパテ」を塗り込んでいきます。



１時間乾燥させて、400番のヤスリで削ったら、こんな感じになりました。



想定内ですが、「２」のところに、少し塗り込み不足の穴があります。

「改良」という文字が「放浪」とちょっと似ていますが、今回は「放浪」ではなく、「改良」です。

純正のシフトノブがどうにも気に入らなくて、レースセングの「スラマー」というノブに交換したワケですが、これがすこぶる調子がいいです。
ノブ自体が短くなったので、結果シフトストロークが短縮された上に、約８倍の重さになったおかげで、妙なグニュッとした感触がなくなり、ズバッズバッとシフトチェンジできるようになりました。
交換自体は大正解だったと思いますし、スラマーというノブも、形状も含めて非常に握りやすく、満足感の高い結果となりました。

が、理想のノブを求めて「シフトノブ放浪」を繰り返してきたワタシからすると、手触りだけが今ひとつでした。

スラマーは、金属製ですが、アルミ削り出しとかではなく、これ、何て言うんだろうな？　黒の結晶塗装って言うのかな？　細かいザラザラがあって滑りにくい加工が施されています。



ただ、ワタシ自身は、ノブの表面は、ホントは革がいいんです。
でも、これに革を貼るような技術はワタシにはありませんし、革の扱いの得意なプロにお願いしたら、けっこう持っていかれそうなので、ここは次善の策として、ゴム塗料を吹きつけてみましょう。

このところ、ずっと輸入車しかないスクーデリア・カーマですが、それでも、フランス車とイギリス車だけでした。
718になってようやくドイツ車が加わったワケですが、それぞれ、お国柄なのかメーカーの姿勢なのか、けっこう特徴があります。

クルマ自体の特徴もそうですが、日本におけるメディアの扱い方や、ユーザーの受け入れ方も特徴的な気がします。

イギリス車は、今でも「古き良き時代」をイメージさせますが、イメージで思い浮かぶのもやはりロータスやオールドミニなど、小さくて軽いクルマがメインで、ちょっと身の丈に合った金額だったりするせいか、その分、雑誌などでも特集が組まれやすい印象です。

「ラテン車」とひと括りにしますが、ここでイメージしているのはフランス車とイタリア車です。
クルマとしての狙いや味付けは全然違うはずなんですが、何となく独特の「緩さ」のようなものが共通して感じられて、その「緩さ」から来る「ダメさ」のようなものが、何とも言えない魅力になっている印象ですね。
だからやはり特集が組まれやすいと思います。

ドイツ車は、スポーツカーだろうがセダンだろうが、とにかく「質実剛健」で、一分の隙も許されないイメージですね。
イギリス車やラテン車で許されるダメなところも、ドイツ車では許してもらえない感じです。
真面目な分だけ面白みに欠けると思われるのか、特集があまり組まれない気がします。
ムックの類いもあまり多くないです。
もう少し、特集やムックが出てくれないかなあ。

カーマ家では「ロータスコート」と呼んでいる、青島刑事っぽいコートですが、胸に「LOTUS」のワッペンが光り輝いています。





・・・もちろん、ロータス純正のコートでも何でもなく、ずいぶん昔にイオンで買った5,000円もしない安いコートに、ACマインズで買ったロータスのワッペンを貼り付けたモノです。

ロータス乗りでなくなってしまったワタシには、このコートを着るのがちょっとはばかられます。
で、ロータスのワッペンを、ポルシェのワッペンに替えましょう。

メルカリでカーマ子に買ってもらったワッペンが、これです。



ロータスワッペンの代わりに、ポルシェのワッペンをヨメさんに縫い付けてもらって、晴れて「ポルシェコート」の出来上がりです。
（なんか、縫い方が「ブランケット・ステッチ」というらしいです）



今年の冬から出陣です。

スクーデリア・カーマの優秀な秘書であるカーマ子に、ガレージの肥やしになってしまう恐れのあるロータスグッズを捌いてもらって、今のところ、ワタシの実入りは4,300円ほどになっています。
が、ワタシ、知らなかったんですが、メルカリでの売り上げは、メルカリのポイントとして付くらしく、ワタシの元に現金化されて戻ってくるモノではないのだそうです。
こりゃ、とんだ落とし穴でした。
おそらく、何かやりようはあるのでしょうが、カーマ子もワタシも、やり方を知りません😭

う〜ん、こりゃ困った。
でも、困ってるだけじゃラチが明きませんから、ここは前向きに捉えて、メルカリで買ってみましょう（というか、カーマ子に買ってもらいましょう）。

そう言えば、ワタシが冬場にいちばんよく羽織っている、青島刑事っぽいコートがあるんですが、胸に「LOTUS」のワッペンがガッツリ貼ってあります。
もはやロータスに乗っていないので、代わりにポルシェのワッペンに切り替えようかしら。

てなワケで、メルカリで「ポルシェ／ワッペン」と絞ってみたら、ちょうどいいサイズのワッペンがありました。
正直、ダメ元だったんですが、あるもんなんですねぇ。

早速、カーマ子に頼んで、ポイントで買ってもらいました。