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頼れる個性的なアウトドア仲間 - ラングラー
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hermer
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ジープ / ラングラー
SPORT (2013年) -
- レビュー日:2016年4月2日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 4
- 満足している点
-
一言で言えば、アウトドアに対して実用的で、キャラクターが犠牲になっていない点。
・ペンタスター V6 3.6Lエンジン
ガソリンエンジンのため、冬山に行っても燃料凍結の心配は無用です。エンジンのあたたまりもとても早いので、ウインタースポーツには重宝しています。さらに、クラスの中でも少し大きめのエンジンは、重い車重もなんなく引っ張る余裕もあり、必要十分な印象です。
・車の個性
アウトドアを全力で楽しむ工夫がなされています。
大きいフロントバンパーには座ってコーヒーを楽しむこともできるし、晴れた天気の良い日なら屋根を開放してドライブしてみてはいかがでしょう。
水が入ったら抜けばいいじゃないというフロアの水抜き穴もそう。
荷室のマットはリバーシブルで裏返せば防水に。
気にせずガンガン使ってくださいという感じです。
じゃー作りが雑なのかというとそういう雰囲気ではなく、うまくまとまっている印象です。
なんならドアもフロントガラスも簡単に外したり倒したりできるよといういかにも「Jeep」といった構造も、実際に使うかどうかは置いておいて、そういう車なんだぞという車の個性としては最高です。
伝統的な丸目に7スリットのグリルなんかのひと目でJeepとわかるそれも、車のキャラクターを際立たせる大きなポイントです。 - 不満な点
-
切り返せばだいたいなんとかなりますが、やはり最小旋回半径7.1mは大きすぎます。
四角い構造なので端はイメージしやすいですが、フェンダーやバンパーが思いっきり張り出している割に見えないので、狭いところは辛いでしょう。
荷室が狭いのも困りものです。
車のキャラクター的に、キャンプやアウトドアスポーツ等、荷物のかさばる遊びのお供になることは間違いなく、その点痛いポイントでもあります。
日本のことは考えてないので、3.6Lエンジンはわずか0.1Lの差で税金のクラスがひとつ上がります。個性と捉えられる人推奨です。 - 総評
-
アウトドア中心のライフスタイルに合わせて車を選ぶ中で、キャラクターの犠牲になっていない車を探しました。
これ以上の車はいないでしょう。
車両価格もこのクラスの中では安い方で、選びやすい車でもあります。
車そのものを運転する楽しさもありますし、出かける時の気分の盛り上がりも最高です。
高い視線に大きな車体でゆったりと、しかしワイルドに目的地を目指す、落ち着いているようで型にはまっていないような、そんな雰囲気が気に入っています。
車の雰囲気のワイルドさもそうですが、実際の構造上も、細かいことは気にせず"使える"ところも素敵です。アウトドア・スポーツにはなくてはならないポイントでもあります。
ラングラーにしてから、カーライフ含め遊び方もだいぶ変わり、より一層楽しくなりました。
やっていることは一緒なのですが、その楽しさをフルに味わうことができている感じです。
雪山に行っても心配は無用、後席の気の知れた仲間と雪山に向かう感覚。
丸目とおおきなスリットグリルで飾った、街中にあふれた顔ではなく、車の個性も際立っています。
アウトドアがお好きな方は、一考してみる価値アリです。
- 走行性能
- 無評価
-
・必要十分なエンジンと頭の良いトランスミッション
車重が約2.3tと重いですが、クライスラーが誇る 3.6L V6 ペンタスターエンジンのおかげで、動力性能に不満はなく、必要十分といった感じ。
もちろん、車格ゆえのゆったりしとした走りになりますが、踏めばしっかり加速し、合流レーンの短い高速道路入り口でも困ったことはありません。
また、オートマチックトランスミッションの制御もとても良好で、スムーズな走りが気に入っています。
上り坂や下り坂に入った時のトランスミッションの制御の変化も賢く、走りやすいです。
取り回しは悪いです。
最小旋回半径は異例の7.1m。
張りだした特徴的なフェンダーやバンパーは運転席からは見えません。
運転には注意が必要です。 - 乗り心地
- 無評価
-
・車の見た目や構造からは想像できない静粛性のよさですが、振動は抑えきれません。
標準装着タイヤがオールテレーンタイヤですが、ロードノイズは車の見た目からすると驚くほど小さいです。
V6エンジンの音も心地よい程度にしか入ってこず、少し荒削りなサウンドがアメリカ車の雰囲気を盛り立てます。
ただし、リジットアクスルのため、大きめの段差を超える時などはおもいっきり左右に振られます。
振動もそれなりに入ってきますが、リーフスプリングではないので、幾分マイルドです。
フラつきは多少ありますが思ったほどではなく、高い視線も相まって高速道路利用の遠乗りでもとても快適です。
前席シートはちょうどよい大きさで座面も広く快適です。
構造上後席の広さが犠牲になっており、後席は座面はベンチほどしかない上、背もたれがリクライニングなしのかなり直角気味なので、後席の乗り心地はかなり悪いです。 - 積載性
- 無評価
-
・デッドスペースの多さ
車の見た目はとても大きいですが、よく見ると張り出しているフェンダーのせいで、車内はそれほど広くありません。
後席をたたむと完全にフラットになりますが、屋根を取り外せる構造のために取り付けられているロールバーがかなり場所をとっており、荷室の広さはコンパクトSUVよりも狭いほどです。
ゴルフバッグは横向きには入りません。
165cmのスキーは、後席の左側1人掛けを倒すと積めます。
170cmを超えるスキーは後席2人掛け側を倒さないと入りません。
車中泊をする場合も後席を完全に倒し、ナナメに寝ないと眠れないので、積載性は悪いと言っていいでしょう。 - 燃費
- 無評価
-
・車格にしては悪くない
街乗り、高速合わせて実測8-9km/L程度(ハイオクガソリン使用)。
ストップ&ゴーでガクッと落ちますが、高速道路を走ってもあまり伸びません。
しかしこの車格を考えると良い方だと思うので満足しています。
また、ペンタスターV6エンジンはレギュラーガソリンが使用できます。 - 故障経験
-
自分が所有している個体ではまだ出ていませんが、ディーラーが雨漏りすると宣言しています。
屋根がすべて外せる構造なのでしかたないですが、現代の車と考えると困りものでしょう。
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