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たれほんだのブログ一覧

2016年06月19日 イイね!

第12回いわて銀河100kmチャレンジマラソン エピローグ


暑い、痛いの激闘も、冷静で柔軟な作戦で今回も完走することができました。


リザルトは、12時間27分56秒、394位でした。男女合わせた完走率は約65%…3人に1人は脱落した感じになります。

去年よりだいぶタイムは落ちましたが、タイム更新を狙っているわけではないので、安全マージンを残せたので(?)悪くはないと思います。

しかし、楽に完走する…というには及ばない内容でした。

レース後、荷物と食券を受け取り、早速食券を持って、ビールとお肉に…。しかし、ビールがあまり美味しく感じないし、お肉も純粋に美味しさを感じません。去年は凄く美味しかったのに…。


※別なランナーから、娘にどうぞ…おにぎりと鍋の食券を頂きました。家族みんなで頂きました、ありがとうございましたm(_ _)m

余韻に浸る事もなく、そのまま着替えもせず、撤収。一番後ろのシートで、着替えをしながら、娘が残したおにぎりと、鍋を食べました。

…が、ここで胃が限界を迎えたようです。ムカムカと気分が悪くなり、そのままダウン。帰宅後も祝杯を上げることもできず、牛乳を飲むだけで寝ました。翌日、鏡を見た時の、やつれっぷりと言ったら(^^;  筋肉だけでなく、内臓も相当参っていたようです。


翌日、鏡に映る自分の姿…。スタート前のぽっこりお腹はすっかりぺしゃんこ。頬はこけ、目の下にはクマ。体重もレース前と比べると2kg以上落ちていました。


今はダメージ回復で運動はしていません。ランニングできるまでにはもう少し時間がかかりそうです。今年最大の目標をクリアできたので、ゆっくり体を休めたいと思います。

そうそう…


今回、サポートを外れた荒廃君から、完走祝いをもらいました。よ~~~~く見ると…



細かい気配りは忘れていないようです(笑) いつもありがとう☆




さて、これでいよいよGMCにリーチです。GMCのパーソナルナンバーをもらうのが、目標です。次の挑戦でクリアできるように…また頑張ります。


最後になりましたが、大会運営された方々、応援してくれた地元の方々、サポートしてくれた家族、暑い中本当にありがとうございましたm(_ _)m オンライン上で応援、祝福してくれた方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、本当にありがとうございましたm(_ _)m


おわり
Posted at 2016/06/19 14:09:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | ランニング | 日記
2016年06月18日 イイね!

第12回いわて銀河100kmチャレンジマラソン 後編

66kmのレストステーション、妻とハイタッチをしてリスタート。この時、妻にゴール予定時間を伝えたんですが、不安要素が大きくなってきていたので、去年より遅い時間を伝えておきました。

ここまでは予定通りのペースでしたが、少しペースを落とす…というか落とさないと持たないと感じたからです。

ここから10kmの区間は、緩やかな上りが続きます。大きな山越えをし、摩耗した足には厳しく、その先の下りではさらに足にストレスがかかります。銀河の本番はここからです。

暑さと痛みに耐えながら、緩やかな坂ではありますが、基本的には走るようにしました。しかし、少しでもストレスを感じた時は無理せず歩く…の繰り返し。痛み止めは10kmに1回で服用していました。

ガマンの上り区間を耐え、73km、3つ目のスペシャルエイド。銀河ビール工場を横目に見ながら、終ったら存分に飲みたいなぁ…なんて。ここには私設エイドだと思うんですが、牛乳寒天というのがあり、毎回これを楽しみにしています。

エイドのおばさんに、「毎回これを楽しみにしているんですよぉ」と言ったら、「もう一個食べて行ったら?」と言われました。遠慮せず、もう一つ食べて「ごちそうさまでした!」。ここまで、梅干し、少量のバナナ、ご飯しか食べていませんが、胃の中が固形物をあまり受け付けなくなってきています。ここでのゼリー状の食べ物はすぅ~っと体に入って癒されます。

エイドを過ぎて間もなく、女の子2人(姉妹かな)が、じょうろを持って選手にかけ水してあげていました。僕は初参加の時にかけ水をしすぎて、シューズを濡らし、足にトラブルを起こした失敗があったので、それ以降はかけ水をしないようにしています。とはいえ、せっかく応援してくれていたので、立ち止まって帽子に水をかけてもらいました。「ありがとねぇ」女の子たちに手を振ってリスタート。頭がひんやりと心が癒されました。


このエリアからは全体に下りが続きます。暑さもピークのはずですが、森の中に入って木陰も増えてきました。このあたりの自分の写真をみると、疲労感が凄いですね…(^^;


粛々と上りは歩く、下り、平坦は走る…を繰り返し、ついに90km地点通過。去年のタイムを更新できそうにはありませんでしたが、もう歩くだけでも完走できる貯金は持っていました。それでも7回目の痛み止めを飲み、走られるところは走ります。

胃の中も疲れてきたのか、食べ物を取る元気もなく、終盤は梅干し補給はしなくなっていました。その影響か、ここにきて足が攣り始めました。

夕方、4時、日中の熱風は、温風に変わり、幾分心地よく感じるようになっていました。平坦な所は気が付くと6分半/kmペース。足攣りはあるものの、しっかりと余力を残してここまでたどり着く事ができました。

残り7km、最後の大きな坂を歩き、残り5kmの長い直線。ここが凄く長く感じました。最後のエイドでも炭酸ジュースのみ飲みました。


いよいよ長く厳しい戦いの終わり、雫石総合運動公園にたどり着きました。場内アナウンスで、僕が4度目の完走でGMCにリーチした事を伝えていました。

ゴールのテープが見えてきたその時!


お父しゃ~~~ん!!

ゴール近くで応援していた娘が突然飛び出してきました。


あぁ、やっと終わった…。娘が全開の笑顔で駆け寄ってきました。



思わず、娘を抱き上げました。よし、このままゴールするか…


と思ったら、後ろのランナーがいたので、立ち止まって先にゴールしてもらいました(^^;



そして今度こそゴール。


遺影を天に突き上げた涙の初ゴールから5年。4回目のゴールは、新しい希望と笑顔のゴールとなりました。


つづく
Posted at 2016/06/18 13:50:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | ランニング | 日記
2016年06月17日 イイね!

第12回いわて銀河100kmチャレンジマラソン 中編

予定通りのペースだったものの、暑さと痛みの不安を抱えていた中盤。50kmまでに痛み止めを2回使っていました。


豊沢ダムに続く長い上り坂はずっと歩き、足を温存。登った先の長いトンネル区間、寒さで使うかも…と用意していたごみ袋カッパは、必要ない暑さだったので、既に前のエイドで捨てていました。緩い上り坂、平坦路、下り坂は走ります。

豊沢ダム周囲エリアは厳しい難所ではありますが、景色に癒やされながらガマンしました。

上りが終わると、66kmのレストステーションまではほぼ下り坂。下り坂は、足へのストレスが大きいんですが、ここも走りました。これまでのトレーニングを信じ、完走までの貯金を稼ぎます。

レストステーション近くになると、50km部門の選手と合流。50kmの選手にすると、まだ序盤でしたが、暑い時間からのスタートだったので、やられている方々が多く見受けられました。

午後12時過ぎ頃、66km、レストステーションに到着。ここでは、食べ物、飲み物が充実している他、休憩と装備変更ができます。空腹感はなく、ルーティンに梅干し、ごはんを少しだけ、後半からある炭酸ジュースを飲みました。普段、高カロリーな炭酸ジュースは飲みませんが、水分と、糖分を効率よく摂取できるし、何より爽快です。

テントのある休憩スペースは選手でいっぱいでした。荷物を受け取り、バッグに準備していた痛み止を補充。スタート直後に外していたアームカバーをバッグにしまいました。炎天下にさられていたバッグは中身が熱くなっていました。ここで食べようと思っていた栄養ゼリーも熱く…これは想定外の出来事でしたが、中身が悪くなっていないかなぁ…と思いながらもそのまま食べました。

休憩らしい休憩はナシ。家族に現在地とゴール予定時間をメッセージしよう…と思ったら、妻がそばにいてビックリ。小岩井農場に行っているとばかり思っていたんですが、レストステーション到着を見届けてから出発するとのこと。メッセージする手間が省けました。妻とハイタッチをしてすぐにリスタート。

ここまではほぼ予定通りのペースでしたが、使った痛み止めは4回分。説明書の分量をかなり無視しています…。


大きな山を越えてきて、ここのレストステーション。足へのダメージがこの先にすごく影響します。難所は越えましたが、ここからしばらくは緩い上りが続き、正念場はここから。


12時を過ぎ、暑さはこれからがピーク。灼熱の後半戦に入ります…。



つづく
Posted at 2016/06/17 15:48:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | ランニング | 日記
2016年06月16日 イイね!

第12回いわて銀河100kmチャレンジマラソン 前編


静かにミュージックプレイヤーを聴きながら迎えるスタート。軽いストレッチはしましたが、ウォーミングアップというほどの事はしていません。スピードが遅いので、スタートしたらレース中がウォーミングアップになります。

午前4時、予定通りにレーススタート。混み合うゆっくりと北上市総合運動公園をぐるぐる周回。ここで既に暑さを感じていました。過去の大会では、ここで暑さは感じていなかったんですが…。


公道に出て、少しばらけたところで、アームカバーを外しました。ペースは6分半~7分/km。呼吸はまったく乱れなく問題ありません。幸い、気温は高かったんですが、曇りだったので、暑苦しさはありませんでした。

5km置きくらいのエイドは、満腹感が抜けなかったので、30kmくらいまでは、最低限、梅干しだけを食べました。ボトルに入れていたアミノ酸ドリンクはなくなったら、補充。イメージでは20kmで500mlだったんですが、少な目の摂取。

35km、最初のスペシャルエイドまではほぼ順調に進みました。トイレを済ませ、ここで指の大きさほどのご飯一つと、漬物を食べました。お腹が空いたわけではないんですが、この先が長い上り区間なので、ちょっと補給をしてみました。

しかし、この頃から日光が降り注ぎ、暑苦しさを感じて来ました。加えて、練習中に違和感を感じた事のある、右膝と左ふくらはぎが少し痛みだしてきました。去年に続き、早くも痛み止めを飲みました。


このエリアは花巻温泉から豊沢ダムエリアへ続く上り区間。銀河最大の難関エリアです。ここで無理をした2011年は終盤にかなり苦しい思いをしたので、キツイ坂は捨てて歩きます。

暑さと痛みの不安を抱えながら、気が付くと、楽なペースが少し落ちてきていることに気づきました。しかし、それも想定内。

花巻温泉でフルマラソンの距離を過ぎると、家族が泊まっている旅館がコース沿いにあります。予約した後にコース沿いにあることに気づいたんですが、せっかくなので家族の応援があれば…と思っていました。

ここまでがスタートから約5時間。妻に通過予定時間を伝えていたんですが、ここまでは予定時間にほぼ正確に到着。旅館前に近づくと、妻と娘が待っていてくれました。僕の姿を見つけた娘が

「お父しゃ~~ん」

大声で全開の笑顔で走り寄ってきました。他のランナーには「頑張って~」って応援していたそうなんですが、僕がタッチして走りだそうとすると、大泣きして足を離そうとしません(汗

「ごめんね、後で、ゴールで会おうね」と、泣きじゃくる娘を置いて、妻とタッチして先に進みました。

…応援してもらって嬉しいんですが、泣きじゃくる娘を見て、こっちも泣きたくなる心境に(^^;


暑い…

痛い…

まだ半分かぁ…

大丈夫なのか…

不安要因を抱えながら、豊沢ダム周囲の難関エリアと戦っていました…。




つづく
Posted at 2016/06/16 16:13:18 | コメント(4) | トラックバック(0) | ランニング | 日記
2016年06月15日 イイね!

第12回いわて銀河100kmチャレンジマラソン プロローグ

今年もいわて銀河100kmチャレンジマラソンに参加してきました。

2011年、震災時のたくさんの想いを背負って戦った初挑戦から5年。初完走後、5回完走すると入会できるGMC(ギャラクシーマスターズクラブ)を目標にしました。都合で隔年参加だったので、完走はまだ3回。今年は初の2年連続参加で、4回目の挑戦となりました。

子育て、体の衰えもあり、以前と同じ量的なトレーニングができず、効率化を考えながら今回を迎えました。

目標タイム…ではなく、目標は「楽に完走」です。タイムを狙うのではなく、体にダメージがなるべく来ないような完走を目指しました。

4月にはそのステップとして登米風土マラソンに参加しましたが、走ってしまうと、ついスピードを出してしまいました。その後、レースのダメージ回復が思うようにいかなかったんですが、ウルトラマラソンには量的な部分も欲しかったので、スピードは出さなくても、1日2部の練習にしたり、疲労とトレーニングのギリギリなところで体を追い込んでいました。

今月に入ってからは溜まった疲労を抜いていたんですが、これがなかなか難しかったです。走らない回数を増やしたり、距離を減らしたりするんですが、理屈は分かっていても、不安になります。数日前、補助トレーニングとしてノルディックウォーキングをしたんですが、これまで使わなかった筋肉を使ったせいで、余計な筋肉痛を背負ってしまいました。

大会前には筋肉痛も取れたので、大丈夫かと思ったんですが…。


さて、過去3度は荒廃君のサポートがあったんですが、今回はナシ。今回は妻と娘、義父、義母と、家族を巻き込んで行きました。




大会数日前からはこれまでにないくらいカーボローディングしました。自分でも笑えるくらいぽっこりお腹…(^^;



大会前日午後、ホテルにチェックインした後に、受付へ。ここで家族とお別れ。家族はそのまま花巻温泉へ。旅行を楽しんでもらいました。

独りホテルに戻り、粛々と出走準備。


今回はリュックタイプではなく、容量のあるウェストバッグに変更。痛み止め、アミノ酸飲料(粉末)、冷却スプレー、ドリンクボトル、受付会場で作ったごみ袋カッパ、ミュージックプレイヤー、スマホ、現金(1,500円)を装備。大会側の荷物輸送サービスはありますが、基本的に貴重品管理は自分です。

午後6時には食事、入浴を済ませ、午後7時に就寝。興奮のせいか、10時過ぎに目が覚めてしまいましたが、もう一度寝ることができて、アラームをセットした翌午前1時まで寝ることができました。

そのままスタートする状態に着替えてホテルを出発。スタート会場には2時半には着いてしまいました。ちょっと早かったかな…。


ホテルでもらった朝食のサンドイッチを食べて、スタートを待ったんですが、これまでのカーボローディングと重なり、これまでにない満腹感でのスタートを迎えることに…。



スタート30分前にはスタート位置に。ミュージックプレイヤーの音楽を聴きながら、スタートの午前4時を待ちました。


つづく
Posted at 2016/06/15 12:56:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | ランニング | 日記

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震災で多くの犠牲もありましたが、多くの人達に助けられて生き延びる事ができました。 たくさん方々の支援に感謝しつつ、頑張って生きていくことで恩返しをしたい…...
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