たれほんだのブログ一覧

あの日から止まったままの時間

あの日からも流れている時間

あの時の記憶は鮮明なまま

供養の気持ちを忘れず

家族へ感謝の気持ちも忘れず

止まった時間を受け止めながら

時間は流れる

復旧工事がまだまだ続く石巻市内。国道398号線、湊エリアも拡幅工事をしています。最近、大門崎歩道橋も拡幅に合わせて架け換えとなったんですが、独特の形になっていました。


山へと続く避難路があります。

壊滅的な上に、震災の前から若い世代が離れていたエリアです。さすがに新しい復興宅地はありませんが、公営住宅ができ、少し家も建ってきましたし、生まれ変わろうとしています。

仮設住宅の集約化が進み、うちのすぐ近くの仮設住宅からガスボンベが撤去されていたのを見ると、そこの仮設住宅の住民は移転が完了したようでした。

しかし、３台あった放置車両のうち２台は放置のままだったんですが、今朝のランニング中、異変に気づきました。


ホイールとタイヤが無くなっていました。下には漁具が置かれ、まともな業者が行ったようには見えません。ほぼ毎日通るコースなので、ここ２日くらいの間にやられたっぽいです。放置車両をそのままにしておくのも悪いと思いますが…。

転居が進み無人化となった仮設住宅。別な近くの仮設住宅では給湯器が盗まれています。治安の悪化は地区の住民にとっていいことはありません。ゴミの不法投棄があるところもあるようですし、転居の終わった仮設住宅はできるだけ早く撤去して欲しいものです。

今年度より我が母校、渡波中学校は新校舎となり、海沿いから内地の方へ新築移転となりました。



詳しくは渡波中学校を見て頂くとして…。

家から1km以内と、2.5km離れていた旧校舎跡地からぐっと近くなりましたが、僕の家は今では学区外。今後、ここで暮らしたとして、娘はここへ入ることはないと思います。


息子は現在高校2年で、学区外で渡波中学校へ通っていましたが、稲井小学校敷地内に建てられた仮設校舎で3年間過ごしました。


その仮設校舎も解体が進み…



今朝見たら建物が全て撤去されていました。

ここまで6年かかりましたねぇ。渡波地区の方々もそうですが、稲井地区の方々も不便を強いられましたね。

仮設校舎、お疲れ様でした、ありがとう。

震災から６年経ちました。愛香院智優日美信女、七回忌法要は昨年秋にしましたが、お寺の合同慰霊法要に参加し、改めて七回忌の供養をしました。




七回忌の節目ではありますが、遺体安置所での再会以来、供養の気持ちになんの変化はありません。

供養を支えてくれる家族、親戚、知人の方々にも感謝です。