たれほんだのブログ一覧

久しぶりに震災のお話です。

元の街に戻る事はできませんが、新しい街へ少しずつ進展しています。

震災当時、僕の家から1kmも離れていない田んぼ。当時は流されてきた車があったんですが、今では新しい街となり、災害公営住宅、家がたくさん建ってきています。そして、校舎を失った母校、渡波中学校の新校舎ももう少しで完成となり、4月から始まる新年度に、仮設校舎から引っ越しとなる予定です。


家の周りの仮設住宅はほとんどが空き家となってきました。しかし、全世帯が退去したわけではないので、今でも残っています。


家のすぐそばの仮設住宅では、放置車両、放置自転車、らくがきがあったりと、小さい子を持つ親としては、歓迎できない悪い環境へとなってきています。


空き部屋がたくさんあるのだから、集約してほしいところですが、住人にもそれぞれ移れない事情があります。進まない仮設住宅の解体…最大数の仮設住宅がある石巻の課題となっています。

熊本地震で被災されている方々に心よりお見舞い申し上げます。また、亡くなられた方々に心よりご冥福をお祈りします。

僕のモーターサイクルたちは熊本産まれ、熊本は身近に感じます。

震災には思うことがありすぎてうまく表現できません、胸が痛みます。被害が拡大しませんように

震災で生き残った自動車はフィットだけでした。当時は母と二人、フィットを二人で使い回すのは何かと不便がありました。

行きつけの整備工場で見込み発注されていたミラが、早く納車できる…というので、吟味せずに決めました。

2011年5月、兄と伯母からのプレゼントとして納車。軽量コンパクトでそこそこキビキビ走り、母の足として5年、約43000km頑張ってくれました。

まもなく整備工場に買取りという形でお別れ。感謝の気持ちで手洗いしました。久しぶりに手洗いしたら、気づかなかった小キズがあちこちに。本当にお疲れ様、ありがとう。次のオーナーのところでも頑張ってね。

石巻市の旧門脇小学校と旧大川小学校の震災遺構としての保存が決まりました。私個人としては解体して、慰霊ができ、希望の持てる場所にして欲しいと思っていましたが、市民全体の選択を尊重します。

保存が決まったとはいえ、どうやって保存していくのか、細かい事はまだ何も決まっていないようなので、賛成の方々はもちろん、反対派の方々が少しでも納得できるような残し方にして欲しいと思います。

また、保存賛成の方々、ここを訪れる方々も、死者や遺族の多くの無念の上にあるということは常に忘れて欲しくないと思います。

震災で被災した航空自衛隊松島基地。F-2の駐機場、新格納庫が完成し、今月２０日、航空自衛隊　第２１飛行隊が松島基地に帰ってきました。そして昨日から飛行訓練再開。職場上空に懐かしいエンジン音が響くようになりました☆


今日、久々にF-2を撮りました（＾＾）

また写真撮りに行ったり、基地見学しようっと。