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ホンダが2015年の復帰が決まりましたねぇ～。それもマクラーレンへエンジン供給とか。

マクラーレンホンダ

僕がホンダの虜になった1988年を思い出します。

F1が楽しみになりました（＾＾）

気持ちよくレース後半に突入しましたが、目標タイムにはギリギリのペースでした。


気がつくと、周りの選手はAブロックとBブロックの選手がほとんどで、自分と同じCブロックの選手はまばらになっていました。どうやら同じCブロックでも、僕の設定タイムは速い部類だったと思われます。序盤の渋滞に巻き込まれたのがもったいない…。




これは気が抜けないなぁ…

と思いつつ、沿道の声援に気分よく走っていました。

ところが、陸上競技場の関門を越え14㎞付近、陸橋の上り坂を走っていると

ビキッ…

左足のふくらはぎに痙攣が…。加えて、アドレナリン効果があったのか、痛みを感じなかった腰も、足の痙攣をキッカケに、じんわりと重たい感じになってきました。今回もこの距離で…鬼門は鬼門のままでした。中間点では目標ギリギリだったので、貯金が欲しくなり、ペースを上げたかったんですが…。

目標ギリギリライン、悪くても自己ベスト更新くらいにしようと、4分30秒/kmペース維持の作戦を選びました。上り坂、ペースアップ、進路変更、足にストレスがかかると痙攣が発生するからです。

幸い、陸橋を過ぎるとほぼフラットなコースだったので、イーブンペースで走る分には痙攣はほとんど起きませんでした。

ところが17km付近の給水区間で、30秒ほど遅いラップを刻んでしまいました。なんとかこらえて、4分20秒/kmとちょっとだけペースアップ。終盤20㎞地点まで堪えていましたが、ギリギリ目標ペースまで追いついたか追いつかないか…。

いよいよ陸上競技場が見えてきて、残り約500mでスパート！

…するもいつものようにスパートをすると両足のふくらはぎがビクビクと痙攣、痛みも走ります…。しかし、目標タイムにわずかに及ばないタイムでした…。

競技場内のトラックに入り、いよいよ残り約200m…歯を食いしばってスパートし、前のランナーを次々にパス…。



そのままゴール！　やり切った…と思いゴールでガッツポーズが自然と出ました。

すぐにゴールへ向き直し、脱帽・礼で「ありがとうございましたっ！」

ふぅ…と余韻に浸ろうとしたら、止まらずに進んで下さいのアナウンス…次々とランナーがゴールしてきます（＾＾；

流れのまま外に出されて、完走記念のタオルと、スポーツドリンクをもらいましたが…あれ？　記録証がない？？　この時まで知らなかったんですが、記録証は後日発送だったようです（＾＾；

外でしばらくぼうっとしていると、妻が見つけて来てくれました。

妻「お疲れ様～、大丈夫？」

足の裏にじんじん伝わる感じと、腰の重苦しさはあったんですが、大丈夫って答えました。

妻「兄さん、先にゴールしてあっちの方にいるよ」

自分「？？　兄さんがゴールしてたの？」

そういえば、スタートライン通過してからすぐに兄さんを見失っていました。最近の対決では僕が勝っていたので、先にゴールしていた事がにわかに信じられませんでした。

妻「ほんのちょっと先にゴールしたと思うよ」

自分「え、マジで!?」



速報タイムですが、なんと、兄さんは僕の11秒前にゴールしていました。やり切ったという気持ちが一転…

「やられた～～」

っていう気持ちに変わりました。レース中、兄さんを全然意識していなかったんですが、後ろにいるとばかり思っていました。

兄さんは、混雑しているレース序盤に頑張って、リードを広げていたようです。折り返しで、後ろに僕がいるのを確認して声掛けもしたようですが、僕はまったく気づきませんでした…。

終盤、じわじわと僕が追い上げていたようですが…。序盤の渋滞処理に手間取り、前を走っている事を気づかずに、中盤以降、スパートをかけるまでの間にペースを守ってしまった事を後悔しました…。

「たられば」は後から色々出てきましたが、条件は兄さんも一緒。帰りにマメをつぶし、足を引きづりながら帰る兄さんの姿をみて、これは完敗だ…という気持ちになりました。最後まで攻め続けた兄さん、攻めているつもりで守ってしまった自分、気持ちでもう負けていたんですね。黙々と打倒本田トレーニングをしていた…とは思いますが、見事にリベンジされました。ほんと、兄さんはスゴイ…。




さて、タイムの方ですが、ネットタイムにはなりますが、1時間35分00秒と目標にピッタリでした。グロスでも1時間36分4秒と自己ベスト達成となりました。

コースも比較的フラットだし、沿道の応援もすごく気持ちいい。普段走る事の出来ない仙台駅周辺の広い車道を思いっきり走る事ができる。仙台国際ハーフマラソンは今まで出た大会で一番気持ちのいい大会でした。

今度は僕がリベンジする番です。なんか、身近な友人で競い合えるって幸せですねぇ。


おわり