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昨日の事ですが、息子の野球遠征送迎で、石巻市北上町にっこりサンパークへ行きました。待ち時間の間、応援そっちのけで（ダメ親ですね…）LSDしてきました。

ランニングのネタではあるんですが、走ったコースが、新北上川河口～南三陸町までの沿岸コースの被災エリアでした。


新北上川の河口へ向います、対岸はには大川小学校があります。震災前はドライブ、ツーリングで時々通っていた道なんですが、護岸工事のダンプがひっきりなしに走っていました。


ところどころ、大きくかさ上げされた沿岸道路、国道398号線。所々、歩道が埋まっていて、仕方なく車道を走りますが、ダンプがバンバン通るので緊張しました。



家や街並みがあったはずなんですが…壊滅状態でした。




橋が落ちていたり、津波の破壊力を見せ付けられました。



白浜を過ぎると、アップダウンが続く道路になりますが、この地区はかなり高いところまで津波が押し寄せたようです。南三陸町との境にある神割崎で折り返して戻りました。神割崎には、色々な思い出が詰まっていて、鮮明に記憶が甦り、胸が痛みました。


復路の途中、吉浜小学校の慰霊碑を見つけました。津波は校舎3階の天井まで達したとのこと。屋上に避難した校長や児童は助かったものの、隣にあった北上町総合庁舎に避難した教諭1名、児童7名は他の避難者とともに犠牲になったそうです。慰霊碑で合掌し祈りを捧げました。


楽しいはずのランニングですが、重い気持ちになり3時間のLSDは終了。命の重さや、背負った重みを再確認した被災地ランとなりました。