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久しぶりに震災のお話です。

元の街に戻る事はできませんが、新しい街へ少しずつ進展しています。

震災当時、僕の家から1kmも離れていない田んぼ。当時は流されてきた車があったんですが、今では新しい街となり、災害公営住宅、家がたくさん建ってきています。そして、校舎を失った母校、渡波中学校の新校舎ももう少しで完成となり、4月から始まる新年度に、仮設校舎から引っ越しとなる予定です。


家の周りの仮設住宅はほとんどが空き家となってきました。しかし、全世帯が退去したわけではないので、今でも残っています。


家のすぐそばの仮設住宅では、放置車両、放置自転車、らくがきがあったりと、小さい子を持つ親としては、歓迎できない悪い環境へとなってきています。


空き部屋がたくさんあるのだから、集約してほしいところですが、住人にもそれぞれ移れない事情があります。進まない仮設住宅の解体…最大数の仮設住宅がある石巻の課題となっています。