NISMO パフォーマンスダンパー  

BCNR33用を加工して装着。

7月末から8月頭に掛けて、スカイラインで北海道に行ってきました。(往復共に大洗⇔苫小牧フェリー利用)

数日かけてロングランしたのですが、
ドライバーがかなりの「疲労」を感じてしまいました。
その要因はドライバーの老朽化(涙)もあるでしょうが、NV性能の悪化も大きいと考えました。

具体的には、劣化したタイヤのロードノイズおよび、加速〜一定速度での巡航時等の駆動系からのガラガラ振動と複合的に発生しているフロア振動によるところが大きいのではと考えました。

駆動系の振動についてはニスモ スポーツクラッチキット(ダンパーレスクラッチ＋軽量フライホイール)を入れており、サーキット走行もするためある程度は仕方がないとはいえ、
スカイラインは「日本のグランドツーリングカー」ですから、やっぱりもっとロングランが快適であって欲しいのです。

そこで、動的なノイズや振動を抑えることによる“上質な乗り味と疲労軽減”を狙って、スカイラインにもパフォーマンスダンパーを導入することにしました。

今回もBCNR33用のフロント用をまずは装着してみました。

試しに当てがってみたところ、テンションロッドブラケットとアンダーカバーに干渉してそのままでは付けられませんでした。

色々と調べてみたところ、
2013年頃の「某室」のブログでER34への装着事例が載っていたので、その画像を参考に、小加工で逃して装着してみました。
※詳細は書きません。

装着後の効果としては、狙い通り足元や尻下、ステアリングに伝わってくる振動が少し減り、ステアリングを切り込んで行った際の操舵感もよりリニアかつスムーズになった印象があります。また、直進安定性も上がりました。
これが疲労低減に繋がることを期待しています。

ただしステージア程の効果は感じることは出来ず、まだまだ振動やノイズが気になるところです。

やはり、スポーツクラッチキットを使っている限りは気にならないレベルまで抑え込むのは難しそうです。

尚、リア側はストラットタワーバーと共締めする構造ですが、セダンにはクーペのようなトランク側へタワーバーを装着できる構造ではない為、付ける場所を検討中です。