トヨタ純正 ナビ地図ソフト (20年秋版) - NSZT-Y64T用 (08675-0AY62)  

ディーラーオプションのトヨタ純正カーナビ NSZT-Y64T の地図 SD カードの 2020 年秋版です。

この SD カードをカーナビ (以下ナビと表記) に付属していたSD カードと差し替え、ナビ本体と紐付けすることで利用できるようになります。

地図 SD カード自体は春版 (6月) と秋版 (11月) の年2回更新されていて、春版は前年の10月頃までに確認した情報に基づき編集、秋版は同年の１月頃までに確認した情報に基づき編集されています。


通常、ディーラーオプションのナビは購入時の初回紐付けから3年間は無償で何度でも ※1 最新地図に更新することができますが、期間を過ぎると更新できなくなります。

※1 2018年モデル (NSZT-Y68T などの通称 68 モデル) 以降を除きます。68 モデル以降はオンデマンドによる地図データ部分更新は何度でも無料ですが、地図データの全地図更新は期間中1回のみです。(写真10)

再度地図更新ができるようにするには、今回のパーツレビューで紹介するように地図 SD カードを最新のモノに差し替え、ナビと紐付けすることでまた2年間だけ使用できるようになります。以後、2年おきに更新すれば、また使えるようになるという仕組みです。(地図SDカードを新しいモノに更新しない場合、最後に更新したデータのまま使用できます。)


書き換え方法は PC による更新 (Windows PC のソフトウェアによる地図 SD カードの直接書き換え、またはダウンロードした地図データを書き込んだ DVD / CD によるカーナビからの更新) 、Wi-Fi を利用した通信による更新、トヨタ / レクサス 店の G-Station による更新の方法があります。


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当初オーリスには 前車 WISH のお下がりの NHZN-W57 を取り付けていました。特に不満も無かったものですから。

しかし、使用による消耗でタッチパネルが反応しにくいところが出始めて、中古の NSZT-Y64T を購入しました。

中古だったので前のユーザーが T-connect 利用解除をやっていなかったため最初はいろいろとありましたが、無事に T-connect も使えるようになり、いまは便利に使えています。
(関連整備手帳) https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/5195832/note.aspx

NHZN-W57 は地図データを更新して2015年春版にしてあり、この中古ナビも同じく2015年春版。

地図データとしては同じですが、その後マップオンデマンドで地図更新が2018年4月22日に行われており、関東周辺 (神奈川のごく一部) と高速道路・自動車有料道路の更新はされている状態※2 でしたので、おさがりよりは少しだけ良い状態でした。

※2 詳細については後述の【中古のナビを購入する場合の注意点】参照

しかし、データ上はそれから2年経過していますし、その間に熊本も熊本駅周辺の開発や熊本地震後の復興整備、開発でだいぶ道路が変わってきました。

ドライブをすると周辺の他県も結構便利な道路が増えているのを実感します。

それに消費税も 8% → 10% になりました。これは高速道路等 有料道路の料金情報で違いが現れます。

ということで、この20年秋版から消費税10% のデータが反映されるため、それを待っての地図情報更新としました。


少しだけ使ってみましたが、これまで地図上に無かった新しい道路がオンデマンドで増えるのは便利ですね！

「よし、きょうはここに行こう！」と決めたら、そこまの道のりはほぼ最新版ですし、全国の更新をしても、また私の行動範囲は西日本がいっぱいいっぱいでしょうから、九州、中国、四国辺りまでを更新しておけば十分便利に使えそうです。

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マップオンデマンドについて、PC アプリのダウンロード、CD / DVD を用いた更新用のデータファイル、手順の説明などはこちらのサイトから。

https://mapondemand.jp/SiteTop.aspx
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中古ナビを買って約1年9ヶ月経過しましたが、やっとナビ本来のあるべき姿で使用できるようになり、今後のドライブがさらに便利に、快適になりそうです。

価格は消費税込 (10%) の価格です。

更新方法の手順については関連整備手帳をご覧ください。

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【中古のナビを購入する場合の注意点】
2019年の2月頃にそれまで使っていたナビを新しくするため中古で NSZT-Y64T を購入しました。

付属していたSD地図のデータは2015年春版でした (写真4) が、G-Station (＝ディーラー) で 2017年3月29日のデータに、ナビの通信機能で2018年4月22日のデータに『部分』更新されていました。 (写真5)

しかしながら、その他の更新方法…メディアと PC アプリの更新は一度もされていませんでした。

また G-Station の更新は

＜au Wi-Fi SPOT（G-Station）＞
1.全国の高速道路・有料道路、主要国道
2.全国の高速道路・有料道路施設
3.選択した都道府県の一部国道、主要道、都道府県道、その他道路、道幅5.5m未満の道路
4.選択した都道府県の立体ランドマーク相当の著名な施設

となっています。
( https://tconnect.jp/faq/mod/telecommunication/2066.html )

ちなみに携帯電話 (Bluetooth)、Wi-Fi (G-Station を含む)、DCM などの無線通信を用いた更新の範囲は…

・高速道路
・有料道路
・自宅周辺80km四方 ※ナビに自宅の登録が必要
・目的地周辺の10km四方

となっています。(写真6)

これの意味するところは全国の高速道路 / 有料道路の情報は2018年春ぐらいで、その他は2015年春の情報であることが分かります。

つまり、オークションなどでこの画面のみの情報が提示されている場合、実際は前ユーザーが住んでいた付近と目的地に指定した部分のみがその日付で更新されているというだけで、全国の地図データは最新になっていないということになります。

必ず地図データの版の確認をされると多少はお得感が上がるかもしれません。


私の場合は、おさがりナビと地図データの版が同じ2015年春だったため古くもなければ、新しくもない事を納得の上、「高速道路の情報が新しくなっているからいっか」と思って買いました。(ナビ自体の出品もたくさんあるわけではありませんので。)

(オ-895-DOP33) ※2020/11/15 から使用