やまぐっちのブログ一覧

先日、「ボルテックスジェネレーター」の効果を調べようと、似たような形状で発泡スチロールを削り貼り付けてみまして、しばらく走ったその効果は・・・

「おお～！これがプラシーボ効果か～！」

という感じで、「効果があるはずのパーツを付けた」から、効果があるような気がしないでもない感じがする（笑）
全く効果が無いと言われれば、そんな気もする（笑）
・・・随分とあやふやです。


そんなこんなで、今日は代休だったので実際に実験してみました。

家のすぐ近くのほぼ平坦なバイパスで、信号が無い直線区間が６.５キロほどあるので、そのうちの正味５キロほどを使用しました。オートクルーズを使って人間の介入が無い状態での、機械制御テスト？です。
でも向かい風＆追い風の影響も考慮し、「フィン有り」で２往復。「フィン無し」で２往復テスト。

テスト方法は、バイパスのだいたいの流れが７０キロくらいなので、迷惑が掛からないように、前走車がいないタイミングでバイパス入りして適当に加速したら７０キロでクルーズコントロールをスタート。
燃費計が安定したら、TRIP　Aをリセットして新規の燃費計測スタート・・・で５キロくらい走行して、平均燃費を覚えておいてクルコンキャンセルして停車してメモ・・・といった感じです。

んで、フィン有で２往復したら、フィンを外してノーマル状態で２往復。
その間はエンジンは止めないで、なるべく同じ条件を保つようにしてと。

結果の平均燃費・・・
　　　フィン有　向かい風　16.6
　　　　　　　　追い風　　19.3

　　　フィン無し　向かい風　16.5
　　　　　　　　　追い風　　19.3

という結果。

・・・変わんね～！

「普通の法定速度では、何の効果もありませんよ～」というネットの記事は本当でした（笑）
そして、洗車時にフィンの突起が邪魔になるので、そのまま取り外しで検証終了です(・_・;)


「ボルテックスジェネレーター」の効果よりも、追い風と向かい風で燃費が約３キロも違うということの方がビックリでした(ﾟдﾟ)！

最近のトヨタ車のリヤテールランプの横に付いてる突起や、ドアミラーの車体側に付いてる突起。
何だろう～？とは思っていたのですが、どうやら「ボルテックスジェネレーター」という原理を使った空気抵抗低減パーツということを、前にネットで見たことがありましたが、イロイロ調べてみてます。

大まかに知った知識としまして、「ルーフエンド」的な急に角度が変わる部分では、空気の流れが付いていけず、剥離が起きて渦を巻く・・・雨の日のバイパスや高速道では先行車のリヤ周りの左右に大きく渦を巻くのを観察できたり、新雪を高速走行後にリヤハッチ周りが流線形的に雪が付着するのは経験してました。
その対策としてどうやら、「ボルテックスジェネレーター」という飛行機からの技術を使った「小さなパーツ」で空気の小さな渦を作ることにより、車の後ろに出来る大きな渦（車を後ろに引っ張る渦）を車から引き剥がす？小さくする？出来るだけ後ろに移動する？・・・そんなパーツのようです。

スバルのWRX STIや、ランエボなどの、ルーフ後端に３角っぽい突起が複数付いてたり、同じくWRX STIリヤディフューザーみたいに最近純正リヤバンパー下にフィンが複数付いてたりするのも、フロア下の空気を積極的に後ろに吸い出す効果以外にも、車の後ろの大きな渦を抑えたく小さくして、「車を後ろに引っ張る渦」を出来るだけ小さくしたいがため・・・ということが分かってきました。（たぶん？）　　ウィキペディアより

また、新幹線のパンタグラフには音消し目的で（フクロウの音がしない羽根効果？）。
また、航空機では必ず付いてるようでして（乱流翼＝タービュレーター）、１％の燃費節約でも莫大な燃料費の節約になるんでしょうね？

なので、楽天でも「ボルテックスジェネレーター」って検索するとかなり出てきて、しかも安いので、ちょっと考え中です（笑）

写真は、イメージ的に削った発泡スチロールを貼り付けてみたものです（笑）

まだ計測はしていません(;^ω^)

ネットで購入する前に効果を試したいなと（笑）