トヨタ カローラツーリング

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必要にして十分。奇をてらわない、どんなシーンにも馴染むクルマ - カローラツーリング

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必要にして十分。奇をてらわない、どんなシーンにも馴染むクルマ

おすすめ度: 5

満足している点
内外装のカッコよさ、気持ちいい走行フィール
不満な点
メーターデザイン(タコメーターが縦型で小さい)。後席の狭さ、MTモデル廃止と中古車の少なさ
総評
ちょうどいいサイズ感、ちょうどいい出力、気持ちのいいドライブフィール。MTのステーションワゴンは現代において非常に貴重な存在であり、これからも大切に乗っていきたいと思います。
デザイン
4
ステーションワゴンならではの流麗なデザインがとてもカッコいいです。特にリアクオーターガラスがしっかりあるのがポイントで、6ライトデザインのおかげで伸びやかなスタイルになっているのがお気に入りです。オプションのルーフレールを装着しているので、ルーフレール・サイドミラー・ホイールがガンメタで統一されており、センシュアルレッドマイカのボディカラーに対して良いアクセントになっています。一方で、全長は20cmmほど延長してほしかったです(レヴォーグやV60のサイズ感が理想)。
インテリアはシンプルでスタイリッシュでカッコいいです。奇をてらわない、無駄のないデザインで気に入っています。特に運転席に座った時に視界の端から伸びるAピラーの曲線が、角度の緩やかなフロントガラスや背の低さを感じられて好きです。一方、タコメーターが縦型で小さいのは本当に残念です。アナログ2連メーターに改造したい・・・。
走行性能
4
エンジンは1.2Lターボの8NR-FST。いわゆるダウンサイジングターボで、最大トルク185N・mを1,500rpmから発生させる、普段使いしやすい仕様です。大人5人と大量の荷物を積んで走ったこともありますが、パワー不足を感じたことはありません。最大トルクは1,500rpmからとなっていますが、1,700rpmから一気にトルクが出る印象があります。一方、ターボの効いていない1,000rpmくらいだと加速が鈍いので、トルクバンドに合わせたギア選択が重要になってきます。アクセルを踏み込むと、エンジン音やタービン音が程よく聴こえてくるのが気に入っています。1.2Lながら4気筒なのも個人的に嬉しいです。
トランスミッションは6速で、コクッと決まるシフトフィールがとても心地よいです。シフトノブはシンプルでスタイリッシュなデザインで、他のどのシフトノブよりも好きです。私は男性の中でも手が大きい方なのですが、シフトノブの大きさはぴったりか若干小さめです。本革の手触りも相まって、ステアリングと同様に触っているだけでとても心地よいです。一方、シフトレバーが少し長く感じるのと、新車の時と比べるとカッチリ感が若干減った気がします。GRカローラ用の部品を導入してシフトフィールを良くしている方もいらっしゃるようです。
ギア比について、6速80km/hで1,500rpm、100km/hで2,000rpmなので、高速道路ではエンジン回転数が高くなってしまいます。もっと重めのギア比だと嬉しいです。
クラッチペダルは軽くてストロークが長いので、半クラッチの調節もしやすいです。長い渋滞以外では負担を感じません。
ハンドリングは素直で、思ったとおりに曲がってくれる印象です。一方、電動パワステが強く、ステアリングホイールの細さと相まってノーマルモードではやや軽く感じます。スポーツモードではやや重くなりますが、油圧パワステの重さが好きな私にとっては苦手な感触です。
サスペンションや乗り心地は普通かやや硬めで、ロールや姿勢変化は少ないです。1人で気持ちよく走ることもできますし、同乗者が熟睡できるくらいには乗り心地もいいです。
フットブレーキは速度調節もしやすく、ストッピングパワーも十分です。エンジンブレーキは平地ではちょうどいい効きで、フットブレーキを使わないコーナリングがとても気持ちいいです。一方、坂道では効きづらいです。
富士スピードウェイの体験走行は速度は出せませんが、ブレーキングと荷重移動を意識してステアリングを切ると、狙ったとおりのレコードラインで走ることができてとても楽しかったです。
数年前にマツダのNDロードスターに試乗したことがありますが、シフトフィールやステアフィール、エンジンの吹け上がりの良さなど、様々な点において心から感動しました。比べる対象ではないとは思いますが、ロードスターなどのスポーツカーに慣れている方にはカローラツーリングは物足りないと思います。もちろんカローラツーリングにだけ乗っている分には楽しいです。
MTの電子制御の目玉であるiMTのオートブリッピングはとても優秀です。自分でブリッピングするのが好きなので使っていませんが、iMTには勝てる気がしません。
走行モードはスポーツ・ノーマル・エコの3種類です。スポーツモードではiMTのオートブリッピングが有効になり、ステアリングが重くなる制御が働きます。またアクセルが敏感になり、ターボを積極的に回す制御が働き、少しの踏み込みで加速するようになります。
エコモードではアクセルが緩慢になります。私の乗り方だとエコモードとノーマルモードでの燃費は変わりません。エコモードだとアクセル操作が雑になってしまうのと、ノーマルモードでも踏めば十分速いため、現在はノーマルモードしか使っていません。
ホンダのインディビデュアルモードのように、エンジン・ステアリング・ブリッピング等を個別に設定できたらいいなと思います。
乗り心地
4
走りの楽しさと心地よさを両立した乗り心地だと思います。特に前席シートの造りはかなり良いです。クルマ好きや興味なしの友達にも好評でした。一方、後席は狭くシート形状もイマイチです。また路面や橋の繋ぎ目の突き上げは結構感じます。また遮音性やロードノイズはイマイチです(価格を考えれば妥当だとは思いますが、他の要素がいい分残念に思います)。
積載性
5
さすがの積載性です。後席を倒さずともたくさん積めますし、ボード下の収納量も多いです。後席を倒せば自転車も乗りますし、身長180cmくらいの私でも足を伸ばして車中泊できます。
燃費
5
燃費はこれまでの累積で17.5km/L。エンジンオフ時に表示される燃費は、街中で10~15km/L、郊外で18~21km/L、高速道路で19~22km/Lくらいです。カタログ値より1~5km/Lくらいいいです。航続距離はメーター表示では750~850kmですが、実測では1,000~1,100kmくらい。
価格
5
車両価格250万円・値引込み総額300万円はかなりお得だと思います。その他オプション価格も適正だと思います。
故障経験
ディスプレイオーディオの画面が走行中に突然消え、数秒すると元に戻ることがあります。おそらくバックライトの故障だと思いますが、お店に相談しても明確な答えは得られませんでした。
また車両由来のトラブルではありませんが、落石を踏んでしまってステアリングセンターがズレたので、タイヤ館でアライメント調整をしてもらいました。
それ以外のトラブルはなく、警告灯すら出たことがありません。12か月点検や車検でも、最低限の消耗品の交換だけで済んでいます。トラブルがなさすぎて逆に不安なくらいです。

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