先日来たDJI MINI 2の新タイプの送信機ですが。
コントローラーにiPhoneを繋いでDJI FLYアプリを起動するとどちらのドローンをコントロールしたいかの選択画面が出ます。そこで接続したい方を選ぶとそちらと接続を試みます。ただRCに馴染みのある方はご承知の様にコントローラーと機体とは「バインド」(紐付け)する必要があります。これはコントローラーが機体を探しに行ったら機体側で電源ボタンを4秒長押しするとバインドモードに入って電波を出しているコントローラーとバインドされます。ちょっと面倒ですがMAVIC AIR 2からMINI 2とか機体変更をするたびにバインドし直さなければなりません。でも両方の機体を持って旅行とかに行く時に送信機が一台で済むのでちょっと便利な機能です(もっともキャリングケースにはそれぞれ送信機が入るので自分で両方の機体に1台の送信機の入る新しいキャリングケースを買わなければ意味ありませんけど)。
新タイプのコントローラーは凄く使いやすいのですが(特にスマホが手前から先側に固定されるので見やすくなった)、大いなる欠点があります。それはiPhoneを使う場合、ボリュームボタンと干渉する事です!これは完全に設計ミスだと思いますが、この通り見事にコントローラーのストッパーの位置にボタンが重なります。最初にこのコントローラーを使って飛ばした時になぜかサウンドが最大出力になって思いっきりうるさかったので気が付いたのですが。なので現在は一番上の写真の様に干渉しない様にiPhoneは中心から左にずらして固定しています。ちなみに左右をひっくり返して固定すると今度は電源ボタンが干渉するので更に事態が悪化します。やはり基本的にアンドロイドを使う事を前提に設計されたのでしょうか。ちょっと残念な仕様です。
でも!実は私はコントローラーにはiPhoneではなくiPad Air4を使っていたりします。いつもではありませんが自宅から飛ばす時はやはり大きな画面で撮影画面を確認したかったからです。このDJIのコントローラーは基本的にプラスサイズのスマホまでしかサポートしてないのですが、3Dプリンターでエクステンダーを作って強引にiPad (Air4なので10.5インチ)が付けられる様にしました。更に使いやすい様に首から固定するストラップも付けています(RCの送信機はいつもそうやって使っていましたから)。でも今度旅行用とかにiPad MINIを仕入れ様かとも思っています(流石にフルサイズのiPadだと大きすぎて重い)。
たまには車SNSらしいネタを(笑)。
大きさは予想より少し大きく高さが13cmぐらいあります(これは30cm物差しとの比較です)。太さも5-6cmぐらいでしょうか。重さもそれ程軽くはありません。まあこの筐体の中にリチウムバッテリーとポンプが入っているので客に言えばこの程度でタイヤに空気が入れられるって事ですが。でも最近はこれより小さなものも出てる様ですね。
ホースが2つ付属してました。本来は短い方だけなのですが最初の方でバックした「early backer」の特典で長いのも送られて来たのでした。言い遅れましたが小さな白い部分はLEDライトになっていて白の懐中電灯になったり赤の点滅の簡易警告灯になったりします。
実際に使ってみた所です。バルブに繋ぐとすぐに現在の空気圧が表示されます(この時で2.4Barです)。上面のタッチパネルでターゲットの空気圧を指定してスタートさせるとポンプが回り出して、指定した空気圧になると自動的に停止します。小型なのでちょっと時間がかかりますが(ターゲットを2.7Barにしてこの2.4barから止まるまで3分かかりました)。でもセットして後は止まるのを待つだけですから空気入れるのが思いっきり楽になりました。念のために止まった後にゲージで測ってみましたがほぼ合ってます(ちょっとだけ高めだった程度)。
昨日のDJI MINI 2の画質についてですが。
上の写真の中央部分を等倍表示したものです。どちらがどちらか全く区別が付きませんね。つまり画質だけを取って見ればアップグレードにはなりません。しかし画像エンジンの変更によりMINI 2は4K動画が撮れる様になったのでもし4K動画を撮る必要があるならMINI 2ですね。
こちらは自然の景色(と言っても同じ位置で反対側を向いて山側を撮っただけですが)。これも露出がやや低めなだけで画質は同じです。
これはMINI 2だけで露出を変えてのテストです。上で言った様にMINIは元々露出オーバーになる傾向があるので私は初代MINIでは常に-0.7EVで撮っていました。今度のMINI 2は初代に比べて0.3EV程度暗くなる様で-0.3EVぐらいで丁度良い感じですね。
私は静止画を撮る方が多いのですが、動画も比較してみました。これも-0.3EVで撮るのがベストな様です。余談ですが動画を撮る場合ホワイトバランスは私は中心になる画角で合わせてからロックして撮影します。オートだと動画の中で色合いが変わって気分が悪いからです。
上では「-0.3EV」が丁度良い感じと言いましたが、画面全体では平均的に合っている感じがしますが、はやり白飛びが結構目立ちます。-0.7EVと比較すると雲や手前の白い建物で飽和して白飛びが発生していました。
そこで-0.7EVで撮影したものをフォトショでの後処理でレベルを合わせてみました。こうすると露出不足感がないままディテールがはっきりしますね。向こうの雲もはっきりと見える様になりました。結局また-0.7EVで撮って後処理する事にしました。
MINI 2の最低感度はISO100ですが、念のためISO400も試してみました。これは400%拡大での比較ですが、やっぱりISO400だとエッジの解像感がかなり落ちてしまいますね。暗い場合はやはり先日紹介したマルチショットでの合成になりそうです。
おまけです。これは逆光のテストなんですが、左右下部に赤いフレアが出ています。これはMINI 2のせいではなく私が使ってるND/PLフィルターの枠が反射してしまっているせいです。順光や斜光なら問題ないのですが、この様に太陽を真正面から受けると映り込んでしまうという弱点のあるフィルターでした。DJI純正のNDフィルターも持っているのですが、やはりPL(偏光)フィルターのメリットは捨てがたいので今後もこのフィルターを使います。
実際に来たのは先週の頭の事ですが。
買ったのはいつもの通り「Fly More Combo」(付属品が多数付いてるバージョン)です。理由は単純でバッテリーが3本ついているからです。しかもバッテリー代だけでも元が取れる程度の値段の違いなのに専用チャージングハブやキャリングケースまで付いているので絶対にお得だからです(空撮機に予備バッテリーは必須です)。
MAVIC MINI初代との比較です(右が初代)。機体だけを見ると区別が付きません。細かく見れば判りますが大きさやスタイル等々ほぼ同じです。写真で判るのはプロペラの先がオレンジ色になった事ぐらいですね。コントローラーは大いなる進歩です。これはMavic Air 2と同じスタイルで、今回の最大の改良点として送受信がWi-FiからOcuSync 2.0になった為です。
名称が腕に印刷されています。確かに単純に「MINI 2」になっていますね。上で言った「OcuSync 2.0」ですがこのアップデートだけでMINI 2を買う価値があるぐらいの変更点です。初代はWi-Fiだったので安全に飛ばせる(画像が途切れない)のはせいぜい1キロぐらいでしたがMINI 2はなんと10キロ先まで電波が届きます(安全圏は5キロぐらいでしょうけど)。
上下に重ねてみました(笑)。こうしてみるとどちらがどちらか全く判りません。大きさが同じと言う事で、このMINIシリーズの最大の売り「機体重量249グラム」は踏襲してます。こちらのFAA(連邦航空局)のレギュレーションで登録が必要な250グラム以上にならないので飛ばせる場所が広がります(それでも国立公園とか完全ドローン禁止区域は飛ばせません)。
底面も全く一緒です。細かくみると状態を通知するLEDが押し釦になってたり、カメラカバーの切り欠きの大きさが変わってたりしますが、基本的には一緒。下方向の位置確認用のカメラとセンサーも同じです。残念ながら相変わらず前後左右の障害物センサーはありません(下面だけ)。
カメラの大きさは全く同じですが、今回のもう一つの大きな変更点、4K動画が可能になった事を誇示する「4K」と書いてありますね。初代は2.7K動画までだったのでこれも大きな変更です。残念ながらセンサーサイズは同じです。
カメラ(センサー)サイズが同じ事のメリットですが、初代MINI用に買ったNDフィルターが使えます。空撮機でNDフィルターは必須アイテムなんで買い替えなくて済むのは有難い点ですね。特にMINIシリーズは絞りが無いのでNDフィルターは標準付属品にして欲しいぐらいです。ちなみに私のNDフィルターはPL(偏光)フィルターも兼ねています(これも必須)。
今年の春に買った「MAVIC AIR 2」と比較するとやはり大きさが一回り小さくなってます(AIR 2はFAAへの登録が必要で機体番号の表示も義務付けられています:私のも横にテプラで印刷して貼ってあります)。でも上で書いた様に送信機は全く同じものです。正確にはモード切替の一番左が「TRIPOD」から「CINE」になりました(同じ事ですが)。あとバッテリー残量のLEDが白から緑になってます。ちなみにAir 2の送信機を最新ファームウェアにアップデートするとMINI 2のコントローラーとして使えるそうです。そうすると両方持って歩く時も送信機は1つで済むので有難いですね(後で気が付きましたが送信機は右と左が置き間違えていて右側がAIR 2様です:それぐらい見分けが付かないって事ですね)。
こちらだと「昨日」はまだ11月なので。
そしてまた飽きもせずに山頂からの日の出の写真。このところ毎日完全な快晴(先日言った様に全天雲が一つもない快晴)なのでいつ撮っても同じ写真になりますけど(笑)。違うのは太陽の出る位置だけですね(毎日ほぼ太陽1つ分右にずれて行きます)。|
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