
実際に来たのは先週の頭の事ですが。
11月の頭に発表されたDJIの最新機「DJI MINI 2」です。本来は
「MAVIC MINI 」の後継機なのですが「MAVIC]の名前を使わずに単純に「MINI 2」にした様です。理由は判りませんが性能的に上位機種の「MAVIC」の市場を食ってしまうのでわざと別ラインナップに位置付けたのかもしれません。それにしても通常は2-3年ぐらいのサイクルで後継機種を出すDJIですが、今回は異例に速い1年です。なので私も昨年の11月に
MAVIC MINIを買ってまだ一年なのにもう買わなければなりません(笑)。実はMINIは過去にいくつ買ったか判らないぐらいのDJIの空撮機の中でもかなり気にいってたので今回も発表と同時にオーダーしてしまいました。

買ったのはいつもの通り「Fly More Combo」(付属品が多数付いてるバージョン)です。理由は単純でバッテリーが3本ついているからです。しかもバッテリー代だけでも元が取れる程度の値段の違いなのに専用チャージングハブやキャリングケースまで付いているので絶対にお得だからです(空撮機に予備バッテリーは必須です)。
MAVIC MINI初代との比較です(右が初代)。機体だけを見ると区別が付きません。細かく見れば判りますが大きさやスタイル等々ほぼ同じです。写真で判るのはプロペラの先がオレンジ色になった事ぐらいですね。コントローラーは大いなる進歩です。これはMavic Air 2と同じスタイルで、今回の最大の改良点として送受信がWi-FiからOcuSync 2.0になった為です。

名称が腕に印刷されています。確かに単純に「MINI 2」になっていますね。上で言った「OcuSync 2.0」ですがこのアップデートだけでMINI 2を買う価値があるぐらいの変更点です。初代はWi-Fiだったので安全に飛ばせる(画像が途切れない)のはせいぜい1キロぐらいでしたがMINI 2はなんと10キロ先まで電波が届きます(安全圏は5キロぐらいでしょうけど)。

上下に重ねてみました(笑)。こうしてみるとどちらがどちらか全く判りません。大きさが同じと言う事で、このMINIシリーズの最大の売り「機体重量249グラム」は踏襲してます。こちらのFAA(連邦航空局)のレギュレーションで登録が必要な250グラム以上にならないので飛ばせる場所が広がります(それでも国立公園とか完全ドローン禁止区域は飛ばせません)。

底面も全く一緒です。細かくみると状態を通知するLEDが押し釦になってたり、カメラカバーの切り欠きの大きさが変わってたりしますが、基本的には一緒。下方向の位置確認用のカメラとセンサーも同じです。残念ながら相変わらず前後左右の障害物センサーはありません(下面だけ)。

カメラの大きさは全く同じですが、今回のもう一つの大きな変更点、4K動画が可能になった事を誇示する「4K」と書いてありますね。初代は2.7K動画までだったのでこれも大きな変更です。残念ながらセンサーサイズは同じです。

カメラ(センサー)サイズが同じ事のメリットですが、初代MINI用に買ったNDフィルターが使えます。空撮機でNDフィルターは必須アイテムなんで買い替えなくて済むのは有難い点ですね。特にMINIシリーズは絞りが無いのでNDフィルターは標準付属品にして欲しいぐらいです。ちなみに私のNDフィルターはPL(偏光)フィルターも兼ねています(これも必須)。

今年の春に買った
「MAVIC AIR 2」と比較するとやはり大きさが一回り小さくなってます(AIR 2はFAAへの登録が必要で機体番号の表示も義務付けられています:私のも横にテプラで印刷して貼ってあります)。でも上で書いた様に送信機は全く同じものです。正確にはモード切替の一番左が「TRIPOD」から「CINE」になりました(同じ事ですが)。あとバッテリー残量のLEDが白から緑になってます。ちなみにAir 2の送信機を最新ファームウェアにアップデートするとMINI 2のコントローラーとして使えるそうです。そうすると両方持って歩く時も送信機は1つで済むので有難いですね(後で気が付きましたが送信機は右と左が置き間違えていて右側がAIR 2様です:それぐらい見分けが付かないって事ですね)。
長くなったので今日はここまで。肝心の使用感は明日にします(興味がある&期待している方は殆どいらっしゃらないとは思いますが)。画質的にはほぼ同じですが使用可能になったモードとか癖とかが変わっていました。
水曜日、今日も山頂での日の出の時間は5℃。風があったので長袖Tシャツだけではちょっと寒かったので大急ぎで降りて来ました(でも日中は21℃でした)。
Posted at 2020/12/03 13:02:12 | |
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