
我が家のダイニングにいる犬(のぬいぐるみ)。
長い事放置されて埃だらけになっていて可哀そうなので洗犬実施。
このわんちゃん、もう20年以上前にある方から頂きました。娘が都内の小児病院に入院、てか殆ど住んでいた頃に慰問に訪れたサザンオールスターズのベーシスト、関口さんから。その場に私はいなくて悔しかったのに加え、娘は関口さんをひげおやじ呼ばわりしたそう。何て無礼な事を…
きれいになって定位置に。
今日のブログも私見に満ちた内容なのでご興味のない方、関係者で不愉快に感じる方は読み飛ばして下さい。本題、ここ最近の米不足について素人ながら検証してみました。
世間では、インバウンドによる需要増、地震等の自然災害に備えての買い溜め、品薄の恐怖心からの買い溜めが原因って言ってますが、根幹の原因はそうでなく農水省の失策、もしくは作為による結果じゃね?と言うのが結論。
農水省は米不足は発生していない、という姿勢を崩さず。
その根拠は、2023年産米の作況指数101なので米の量は充分という理屈。これは作況指数を使ったカモフラージュですね。作況指数というのは一定の面積当たりの収穫量の良し悪し。つまり100平米で獲れる米が前年の101%、1%多いって事。
一方、農水省は長きにわたって毎年米の需要が10万トン減る前提で減反(生産調整)政策中。要は米を作る田んぼの面積を減らしてる。実際2023年産の米生産量は前年の670万トンから661万トン(9万トン減、前年比1.3%減)に減っている。
作況指数101でも、実際の生産量は前年を下回っているって事です。
インバウンドによる需要増、外国の方が日本に一週間滞在して日本人並みに米を食べたとして米の消費量は0.5%増。それに加えて多少の買い溜めがあったとしても消費増はたかが知れてる。
逆に言えばたったそれだけの需要増があっただけでも破綻する。
そして何故そんな政策を行っているか?
農協の売上確保、業績維持の為。
あちこちの農協は赤字で経営状況が悪いので尚更でしょうか。需要に対して供給を減らせば当然相場は上がる。諸外国のように国が農業保護の観点で直接農業従事者に補助金を出せば良いのにそれをやらない。米生産者→農協→米商社→小売→消費者、が基本的な商流。もし国が生産者に直接補助金を払ったら農協の業績は維持不能。そうなんです、農協の存続には高値の米を流通させる必要がある。てかそれが生命線。何故農協を大事にするかはご想像にお任せします(笑)
結果的に6月以降米は異常に値上り、8月現在では遂に枯渇。
新米が出るからそれまで我慢と農水省は言ってますが、想像ですが価格は高止まりながら暫くは在庫が落ち着く気がします。ただ、毎年10万トンの減反をしていてギリギリの運用をしている限りキャリーオーバーのような状態になって雪だるま式に米不足が加速。数ヶ月は落ち着くにしても今年のように6月に発生した異常が5月、4月に早まる危険もあり?って思ってます。ちょっとした需要増にも耐えられない政策ですから。
と言う訳で先に書いた通り原因は国の失策、もしくは作為的な政策。
なので農水省は米不足を絶対に認めないでしょうね。
ここからは個人的な事情ですが、私自身の経年劣化により食事制限(主に塩分)があって米以外の主食の代替が効きません。塩分0な米と違ってパン、麺類は塩分が多く含まれていて主食だけで一日の上限塩分量に。加えて制限がある中で体重を維持するのが結構大変で米がないと非常にやばい事になります。なので健常者の方と比べると危機感が違います。
とは言え、これに乗じて転売をしてるような方から買う気は全くない中、10kg4,700円の米をネットショッピングで購入。送料を入れると6,000円弱でしたが(汗)
発注した翌日に精米、発送して頂けました。それに加えてこの米、棚田米なんですよね。平地米と比較してきれいな水で栽培されていて味が良いらしい。
実は棚田米って知らなかったし、熊本阿蘇産のあきげしきと言う品種も知らなかったので食べるのが楽しみ。米不足自体は勘弁して欲しいのですが、こういった縁があったのには感謝!!
それと米だけでなくこちらも欠品状態で入荷未定、底をつきかけてます。佐祐のご飯、一部の材料が不足していて生産が滞っているそう。
食料保障って安全保障の根幹の根幹だと思います。
ある記事で、数日前に共産党が農水大臣に対して減反政策の廃止、米の円滑な流通を申し入れしてます。共産党を支持している訳ではありませんが、この動きは全面的に支持します。何故か殆ど報じられてませんが。
自民党は総裁選びでそれどころではないようですが、、、
何とかして下さいよ、与党さん。
好きな車趣味も「食」があってこそ、だし。
Posted at 2024/08/30 11:06:17 | |
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