2020年06月08日
現在のS2000は一つの完成形と言えます。
少し前のFLAG-Sを小細工して純正車高(-6mm)に敢えて上げていた時と比較して、Road&Track(ゴムアッパー仕様)を全長車高調整にて純正車高にした今の状態での走りは何か雰囲気が違いました。
勿論、FLAG-Sの時も完成形だと感じていたのですが、今回のはそれを超えています。
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ドノーマルのNSX-R(NA1)の走りは秀逸でプレシジョンが凄い。
私には細部までわかりかねますが、何となくの雰囲気は掴めます。
ドライバーを選んでしまいますが優れた者であれば挙動の先を読める。
読んだ挙動の通りに応えてくれる。
先が正確に読めてその通りになるので本当の意味で全開を信頼して出来る。
HONDAの本気は、ただ単に速いではなくクルマが速いのでもない。
ドライバーを本気にさせて全開させてくれる。そんなクルマがNSX-R
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S2000も頑張っているけど、NSX-Rほどではありません。
少し前の私のS2はOHLINS FLAG-Sを装着していた時点で、その領域には届いてません。プレシジョン度合としては足りていません。
NSX-Rを100点とするなら、95点と言ったところでした。
それ故に「いつかはNSX-Rを所有して乗り込みたい」と考えていました。
現在はR&Tで純正車高を完全再現し、その他の要因もあるのでしょう。
特にサスペンションの取り付け&アライメント調整などなど
たまたまの出来栄えなのかもしれませんが、現状で言えることは
もうNSX-Rを所望することは無くなったという事です。99点以上の出来です。
駆動方式など走りには関係ないと言える領域がありますが、
そうは言っても駆動方式に違いはあると思っていました。実際にはある筈。
でも私が欲しかったのはNSX-Rではなかった。MRの挙動でも無い。
ドノーマルNSX-R(と同等)のプレシジョンだったようです。
もう駆動方式の違いなど、それに比べれば考える余地はありません。
エンジンの搭載位置の違いもそうです。こだわる意味は少ないみたいです。
大事なのはプレシジョンそのもの。
挙動の先を読めて、それに正確に応えてくれる。
信頼できるからこそ本当の意味で全開に出来るクルマなのです。
私には何となくしかわかりませんが、これは今までと違うな・凄いなという
雰囲気だけは感じ取れました。
師匠は、これは凄いことになっているな。まさにNSX-Rのようだ。もうこれで十分だねと私の技量であれはNSX-Rと何ら変わらなく生涯楽しめるというニュアンスで言われました。
ついでに
ブレーキローターをBASIC SLITにすることで
ジャダーに悩まされる事も無くなりました。
もっと色々と試せば、もっと良くなるかもしれませんが
今のバランスで一つの完成形だと言っても良いのだと感じました。
完成形の更新。現状S2≒NSX-R(プレシジョンのみで速さは当然及びません)
Posted at 2020/06/08 14:13:24 | |
S2000 | クルマ
2020年06月08日
S2000の純正ナビは、地図データ更新が終了して久しいです。
遠出して新しい道が出来ているのは勿論、すでに街乗り&通勤ですら変わりすぎていてます。
今回はナビを新しくしようと思いました。
HONDAインターナビシステムがあれば良かったのですがS2000用にはありません。
汎用の追加インターナビを待ち続けていましたがそれも叶わぬと判断しました。
S660には専用の奴がでて羨ましい限りです。
私はガラケー使用者なのですが、ひょんな話の流れから師匠にi-phone6S+を頂けることになりました。それにBiglobeデータSIM Dプラン3GBで契約して出先のFREE wi-fi環境の無い箇所でもネットが使えるようにするつもりでした。
師匠が言うにはHONDAインターナビを6S+で使えば良いという事でした。
純正ナビをキャンセルして同じ場所に搭載すれば良いし、画面の大きさもほぼほぼ一緒でしょう。純正ナビは後戻りして復旧できるようにしなよ。とも言われました。
搭載方法としてただ単に取り付けるだけでなく、HONDA純正i-podアダプターを上手く活用できないものかと接続してみると、なんとナビ音声だけでなくi-tuneの音楽も純正オーディオを通してスピーカーから鳴りました。
しかもナビ音声中は音楽のミュート機能(音量が下がる)も活用できます。
それだけではなく純正オーディオでのコントロールも可能でした。これは期待はしていませんでしたが、師匠の予想通り出来てしまいました。
理由は純正i-podアダプターの配線途中にコントロールBOXがあり、それがi-phoneにも反応したからです。
i-pod接続ケーブルは30ピンです。これをライトニング(&音声データ可)ケーブルに変換して延長させながら任意の場所まで配線します。私は1m✕3で3mの延長にて純正ナビの所まで配線しました。結構、大変な作業でしたが思っていたよりかはスムーズに作業は完了しました。
純正ナビ本体とモニターを取り外します。
モニターが無くなった空間を利用して、頑丈なブラケットを作成し、元々のモニター取り付け部分を流用してブラケットを取り付けます。そこにバイク用のi-phoneホルダーを固定します。化粧パネルを制作して見栄えを良くする。
それも結構な加工になりました。今回は塗装ではなくカッティングシート(革・艶消し黒)にて装飾しました。なかなか作業性も仕上がりも良かったです。
師匠のチェックでも取り付け強度もOK。見た目も純正っぽくて良いねと合格を頂けました。
i-phoneでのHONDAインターナビ(あたかも純正のような操作が可能)の完成です。
気になるインターナビのデータ通信量は、然程でもなかったです。
テスト走行で通勤(往復で35キロ)2日間で11MBでした。
家での出発時には、wi-fiで地図データを取得しています。
走行中のデータ通信は思ったよりも少ないのだと思われます。
地図更新には悩まされなくなりました。
HONDAインターナビの渋滞情報や行き止まりを考慮した地図案内には定評がありますので安心できます。
Posted at 2020/06/08 10:09:01 | |
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S2000 | クルマ
2019年05月02日
[スポーツドライビングの独り言]
S2000から今は2nd CARのフィットで通勤練習しています。
やはりフィットは「良い練習車」だと実感しています。
RSだと良過ぎかもしれません。1.3Gで十分に楽しめます。
「良い車」は、ドライバーの悪い癖をカバーしてしまいます。
それに甘えてしまうと上手くなるのを阻害されてしまいます。
腕に見合うようにステップアップしていくのが望ましいです。
良い車は限界が高い。
それはそれでその速い領域で乗り込んでいく練習課題があります。
フィットで基本部分を見直しています。
そもそもの発端はカーペットに踵の跡が強く残っている事でした。
それはシートにしっかりと体重を預けていない証拠です。
シート着座を見直すと、今度はステアリング操作に余計な力が掛かっているのが判明し、シートposiを見直します。内容はドライビング本に載っているような超基本的な状態を見直しただけです。
20年以上もスポーツドライビングを趣味として楽しんでいても、基本が出来ておらず今になって見直しています。
正しいドラposiとシート着座は、タイヤINFOをさらに感じ取るのに貢献します。
また別の視点では
私のステアリング操作はいつまでもダラダラとゆっくり操作していました。
「丁寧に」と心掛けているつもりが、ただ単に遅い操作をしていただけになっていたのです。「可能な限りゆっくり、角の無い操作」だったのです。
それは自分で決めた一定基準の定速ステアリングを丁寧に操作しているだけでした。
自分の経験上、破たんを来さないであろう操作速度を基準に走りを組み立てていました。
それには物凄い弊害がありました。
ステア操作速度ありきとなり、そこ基準で進入速度を調節していたのです。
つまりハイスピードでの進入でギリギリ破たんを来さない走りとなり、それは
タイヤ限界としては余裕の無い「綱渡りの状態」で走っていました。
それはリスクが大きいし、また本来の速い走りでは無いのです。
速い走りをするにはコーナーを最速で駆け抜けるのではなく、コーナー脱出速度をいかに高められるかです。それも長いストレートの手前のコーナーを。
(連続するコーナーでは途中のは大した事は無くて、最後のが一番大事)
加速しながらコーナーを脱出するにはコーナーを最速で進入せずに加速の余地を作ります。脱出速度が高ければその後のストレートによりさらに差が付きます。
タイムを大きく稼ぐのはそこなのです。
ステアリング操作の正解は
「タイヤが付いて来る最も速い速度を限度に、角の無い操作」となります。
進入速度、コーナーのR、タイヤのグリップにより最速のステア操作は決まります。その速度以下で操作するのが「タイヤが付いて来る」操作です。
ただドライバーの感覚として、どれが付いて来ているのか、付いて来ていないのか。
そこが一番難しいです。タイヤのコンタクトフィールが正確無比ならば
こんなにドライビングで悩む必要はありません。
それでも通勤を利用して毎日走り込みをしていると進展がありました。
今まではタイヤの限界とは、葉書サイズのタイヤ接地面積をグリップとしてイメージし
グリップ円として捉え、それが路面のアンジュレーションや荒い操作により円が縮む
といった想像で走り込んでいました。
ある時、走りとしては悪くないし、丁寧な操作かつ速度も悪くない。だけど・・・
「タイヤに無理させているかな?」という感触が生まれました。
タイヤに無理させてはいけません。いや無理を0には出来ないので
自分の操作とその結果と、タイヤの無理が上手くバランスしているかどうかです。
遅いのにタイヤに無理をさせているのはダメダメな走りです。
今はタイヤがGによりヨレたり、荒い操作でサイドまで使って捩れているとか、
路面の変化でタイヤが変形するのまで想像するのだと意識できるようになっています。
正確に出来ているかは別として。
やろうとして努力し続けるのが大事です。
しなければ出来るようにはなりません。
操作はそれ一つを切り取って考えてはいけません。
全ての繋がりの部分が上手く段付きの無い事が重要です。
「シームレス」操作が大事でした。
車内映像で、荒く元気よく操作しているのがプロでもありますが、それは失敗への
修正なのでしょう。昔見たビデオで中島悟がRX-7を片手で攻めている映像を
思い出しました。本当に見た目としては「手を抜いている」ように見えてしまいます。
でも「それこそが手本」なのだと。見てるとこっちが眠くなる映像です。
今では利き腕じゃない左手だけで操作する練習を追加しています。
自分の身体なのに、自分の思い通りに動かせていない事を痛感します。
スポーツとは、その差を埋めて思い通りに身体をイメージ通りに動かすのだと思います。
力で抑え込むように保持していてはダメです。それではシームレスは実現できないし
何より大事なタイヤINFOが薄まります。
必要分以上には力を加えない。リラックスでの操作を心掛けます。
低速でそれが出来たとしても速度が高まれば、同じように上手くはいかなくなります。
それは練習(経験と継続)により克服しリラックスを出来るようにします。
そこで大事なのは身体のリラックスだけではなく、心・精神もリラックスが必要です。
恐怖心は最も邪魔になります。
20年以上の悪い癖はなかなか治りません。
進入の速度過多の癖は早急に対処したい所です。
2輪では恐怖があるので速度を落とすのを躊躇いません。
進入では恐怖が出ない速度までしっかり落とす。2輪では大事な要素です。
恐怖で身体が固まると上手く曲がれず飛び出してしまいます。
しかし4輪だと恐怖感が薄く、また何とか出来てしまうのでそこまで意識が強まりません。
これではイカン。
フィット(4輪)であっても、あたかもCBR(2輪)で走っているかのような想像で
速度を調節するように意識して走ります。私にはこれが効くようでした。
2輪では進入速度を落とし過ぎたとしても「あ~落とし気味になって良かった」と
思うようにします。速度超過は即転倒やガードレールへとつながり「死」も予感させます。
進入速度は失敗して速めになっても最速コーナリングで納まるようにします。
落とし過ぎでもそちらの方がマシ。精度を高める努力をします。
脱出速度が最速になるようにコーナーを組み立てるのは色々な状況が絡んで来ますので
ドライバーの力量もあって様々となります。どれがベストかなんて決められないし、
その場で判断も難しいでしょう。では何をするか?それは・・・
変わりゆく状況の「今」からその後をいかに最善に持って行けるように走ることです。
失敗したぁ~と思っている暇はありません。それはそれで、そこからいかに加速に
持って行けるかを考えて実行します。
今の私のテーマとしては多々あるのですが、大事そうなのをピックアップすると
①フィットをCBRのイメージで走らせる(進入速度の適正化)
②身体も精神もリラックスして、操作はシームレス
③タイヤへの負担を感じ取り、走りと天秤に掛けてコントロールする
④タイヤのコンタクトフィールを4輪で感じ取る
(グリップ感、スリップアングル、タイヤのヨレ、タイヤの接地面の状況)
こんな感じで練習です。
Posted at 2019/05/02 21:57:55 | |
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走るのが楽しい | クルマ
2018年12月16日
転勤して早一年が過ぎました。
異動先にS2000は持って行かず、新たに中古1.3GのFIT(CVT)を購入して
通勤に使用しています。
FITは代車で乗った時に良いクルマだと言っていました。
自分で所有して、さらにそれを痛感しました。
それプラス、ランニングコストが安いです。
タイヤサイズ、燃費がS2と比較して断然良いので
ガンガン走っても平気というのが練習向きだなと感じます。
車両の素性が良いので、基本に忠実な走りをするとクルマがしっかりと応えてくれます。
比較的遅い速度で限界を迎えるので、ドライバーのコントロール限界を超えていない
速度域での車両コントロールは大事です。遅い領域で出来ない事は、速い領域では当然出来ないからです。
結果的に私の場合は至らない箇所が多かったのもあり
S2で一年間練習しているよりもFITでみっちり練習していた方が効果が高かったと自覚しています。
ドライバーに対して良すぎる車は、悪い所を補ってくれますのでドライバーをダメにします。
1.3G FITは、ドライバーが車両の限界を引き出して走れば相当速く走れます。
ただその限界を引き出すのが難しいだけです。
クルマに気持ち良く元気に走ってもらうには、操作するドライバーは我慢の連続でひたすら基本に忠実な操作を強いられます。
操作自体は我慢の連続ですが、結果的に車両の限界をより引き出し素晴らしい走りが出来た時に気持ち良さを感じます。
またそう言った腕で勝負するドライバーにならないと限界走行を楽しみ続けることは叶わないのです。
Posted at 2018/12/16 21:13:43 | |
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フィット 1.3G | クルマ
2017年12月16日
通勤・買い物をこなす家族カー。これ1台で色々と満足できます。コストパフォーマンスは良い。
Posted at 2017/12/16 21:51:21 | |
フィット 1.3G | クルマレビュー