問題はエアロに起こっているんじゃない!
ボディに起こってるんだ!
実は、車が帰ってきたのは10日の晩で、夜暗かったのであまり気付かなかったのですが、翌日、再度LSに行った際、「あれっ、何か変やなぁ。」で、気が付いたのですが、概ね次のような状態でした。
○フロントバンパー右側、ボディとの隙間が上側と下側で大きく違う
○右側ヘッドライトとボディの隙間、ボンネットとの隙間が異様に大きい
○フロントバンパーとボンネットの隙間が、手のひらが入る位開いている
○リアバンパーとボディの面(高さ?)が合っていない
早速邦さんに見てもらい、ヘッドライトの位置修正から取り掛かってもらいました。
ヘッドライトは、上側の取り付け部分が切断されていたため、プラスチック溶接という技術で修理してもらったのですが、その修理がいい加減で、すぐに破損しました。
で、ここからが邦さんのすごいところで、半田ごて1本で再度プラスチック溶接を実行!
結果、純正部品よりしなやかで、丈夫になってしまいました(笑)
次はフロントバンパーの修正
しかし、何度見ても、どう見てもエアロに問題はない!
じゃあということで、バンパーを外してみることになりました。
すると、何ということでしょう!フロント左右にあるサブフレーム(でいいのかなぁ?)の右側(破損側)が
歪んだまんまじゃありませんか(怒)
これじゃぁ、どんなに頑張ったって、きちんとバンパーが付くはずないですよね。
あ、ここでちょっと説明しておきますが、不可能を可能にするLSもさすがに板金まではということで、別のショップに依頼していました。
で、話しは元に戻りますが、こりゃダメだってことで邦さんからある提案が。
「引っ張ろか?」
「ん?」
「フレーム修正しよか。」
「よう分からんけど、そうせな直らへんねやろ。」
「うん。」
てことで、急遽フレームの修正をすることになりました。
ん、フレーム修正ってどうやるんだっけって思ってると、邦さんがワイヤーを持ち出し、
「じゃぁ、ふぁっとさん車を向こうに移動して」
訳もわからずショップの向かいにある駐車場へ。
で、歪んだままになっている右フロントにワイヤーをかけ、反対側は...おいおいなんて所に引っ掛けんねん!
LSに行ったことのある方は知っていると思いますが、駐車場入り口に車止め(鉄柱)が設置されており、邦さんはその鉄柱にワイヤーの片側を引っ掛けたのです。
それからはご想像のとおり、バックして、前進して、角度を変えてバックして、前進して、また角度を変えてバックして、前進してを繰り返すこと、約5分。
5分?
そうです。
この間たったの5分!
しかし、これで大きく歪んだ部分はほぼ元の位置、形に戻ってしまいました。
お~ぐれいと!いっつ あ びゅうてほ~!
「車を治すっていうのはこんなもんや!(エッヘンって感じでしたが...)」
その後は、木材とハンマーで細かい部分を修正し完成。
その後、フロントバンパーを装着!
完璧!!
邦さんは恐ろしい人です(笑)
ところで、サイドとリアの修正は時間切れ、メッセ終了後に改めて実行します。
「ふぁっとさん。サイドもリアもまたやったるわ。納得いかん!」
と、おっしゃってました!
あ、言っとくけど写真の車、バイナル取っ払った社長の車!じゃぁないよ(笑)
Posted at 2009/02/13 23:40:24 | |
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