
【販売帝国トヨタでも失敗!!】トヨタでも売ることが難しかったクルマ 5選
11/23(土) 7:06配信
現在、全国約6000店舗におよぶディーラーを持つトヨタ。「販売のトヨタ」とまで言われ、販売力は他社を圧倒している。他社であれば、あまり人気がなく販売台数が見込めない車種でも、それなりに数を売ってしまうと評されている。
そんな強力な販売力を誇るトヨタをもってしても、過去には売れなかった残念なモデルがあった。今回は、そんなディーラーマンが売り方に困った5台にスポットを当てて、その残念さを解説していきたい。
文/片岡英明
写真/TOYOTA
■カローラ ルミオン(販売期間:2007~2015年)
日本を代表するファミリーカーのカローラは、乗り継ぐユーザーが多いためユーザー層が高齢化してきた。これを打開し、若いクルマ好きを取り込むために企画されたのが、カローラらしくないカローラ。それが箱型2ボックスの「カローラ ルミオン」で、2007年10月にデビューを飾っている。
そのネーミングからわかるように、ルーミーで快適なキャビンをチャームポイントにした。しかも小型車枠からの脱皮を図り、全幅を1760mmまで広げている。全高も1630mmと、立体駐車場には入らない。このパッケージングは、北米での販売をメインとしていたからだ。
エンジンは1.5Lと1.8Lの直列4気筒DOHCで、アクティブコントロール4WDは1.8Lだけの設定とした。ワイドトレッドで、1.8Lエンジンは余裕があったからスポーティな走りを披露している。
新しいカローラの価値を訴求したが、3ナンバー車を敬遠する人は意外に多く、シートアレンジも平凡だったから販売は伸び悩んだ。この販売不振がトラウマとなり、11代目までカローラはワイド化に踏み切れなかったのである。
最終更新:11/23(土) 7:06
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トヨタ・カローラルミオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カローラ ルミオン (COROLLA RUMION) は、トヨタ自動車が日本において製造・販売していた小型トールワゴン型の乗用車。カローラシリーズで、通称は「ルミオン」。
トヨタ・カローラルミオン
NZE15#N/ZRE15#N型
前期型(2007年10月 - 2009年12月)
製造国 日本の旗 日本(岩手県)
販売期間 2007年10月 - 2015年12月
設計統括 藤田博也
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア トールワゴン
エンジン 1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC
2ZR-FE型 1.8L 直4 DOHC(前期型)
2ZR-FAE型 1.8L 直4 DOHC VALVE MATIC(後期型)
駆動方式 FF
4WD(1.8Lのみ)
変速機 CVT (Super CVT-i)
サスペンション 前:ストラット式
後 (FF):トーションビーム式
後 (4WD):ダブルウィッシュボーン式
全長 4,210mm
全幅 1,760mm
全高 1,630 - 1,640mm
ホイールベース 2,600mm
車両重量 1,270 - 1,400kg
別名 サイオン・xB(北米)
先代 トヨタ・カローラランクス/
トヨタ・カローラスパシオ
※ただし2列仕様としては6年5ヶ月の空白期間あり。
後継 トヨタ・カローラスポーツ
※ただし国内向けのカローラの広義の2ボックス型乗用車としては2年半以上の空白期間あり。
プラットフォーム 新MCプラットフォーム
1 概要
北アメリカ北米の「サイオン」ブランドにおいて2015年4月まで販売されていた2代目サイオン・xBをベースに、フロントマスクやバンパー、灯火類、ステアリング位置などを、日本の道路事情や日本人の好みに合わせて変更したモデルである。なお、サイオン・xBの外観はほぼそのままにオーストラリアでも2010年より「ルークス」(RUKUS) という車名で販売されているが、エンジンはxBと同じ2.4Lとなっていた。
カローラシリーズは世代を重ねるとともに購入層が高齢化しており、ルミオンはその現状を打破する目的で登場した。また2006年10月に販売終了したカローラランクス、および2007年7月に販売終了したカローラスパシオの各後継車種としての役割も兼ねていた。目標月間販売台数は2007年10月当時3,500台と見込んだ。
全長はアクシオやフィールダーよりも短いが、他のカローラシリーズとは異なり、日本国外向けカローラセダン(E150型)とオーリス/ブレイド(E150H型)のシャーシをベースとしており、車幅が1,700mmを超えているため国内で販売される「カローラ」シリーズとしては初の3ナンバー登録となり、プラットフォームは新MCプラットフォームとなる。エンジンは「サイオン・xB」の2.4Lではなく、日本の交通事情に合わせて他のカローラシリーズと同じく1.5L・1.8Lの2本立てとなる。生産はトヨタ自動車東日本岩手工場(旧・関東自動車工業岩手工場)が担当していた。
日本向けのカローラシリーズとしては唯一、新MCプラットフォームが用いられている関係で、PCDが114.3mmの5穴を用いたホイールが全車に採用されている[1]。
日本国内では角ばったボディ形状がトヨタ・bBを連想させ(そもそも北米市場での先代車種である初代xBは初代bBの北米向け輸出版であった)、若者の心をとらえておりカスタムのベース車として、トヨタの同クラスではbBに次ぐ支持を得ていた。
2 年表
・ 2007年
10月9日 - 販売開始。キャッチコピーは「ゴツンとルミオン」。CMナレーションは高田純次。トヨタでは2007年6月から新型車・次期車種の投入やフルモデルチェンジを例年より多く行っており、同社が同年度中に新発売、フルモデルチェンジした車種はこれで9車種目となる[2]。
12月21日 - 特別仕様車の「Chocolate」・「AEROTOURER Chocolate」を発表。2008年1月 - 4月までの期間限定発売であった。なお、チョコレートという名前ゆえ外板色は特別外板色のマルーンマイカの1色のみで価格・グレードは通常のルミオンと同じであった。また、特別装備はこの外板色のみで他はベースグレードと同一。
・2008年
4月22日 - 特別仕様車の「AEROTOURER SORA」を発表。2008年5月 - 8月までの期間限定販売であった。内容は上記と同じく、特別外板色のライトブルーマイカメタリック1色のみであった。
9月8日 - 特別仕様車の「1.5G Smart Package」・「1.8S Smart Package」を発表。特別外板色のホワイトパールクリスタルシャインをオプション設定するほか、スマートエントリー&スタートシステム、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ、運転席アームレスト(「1.8S」はベースモデルに標準装備)を特別装備した。ルミオンとしては初の本格的な特別仕様車である。
・2009年12月22日 - マイナーチェンジ。全車、燃費性能の向上を図り、環境性能を高めた。1.8L車は全てエンジン動弁機構「バルブマチック」付エンジンの2ZR-FAE型に差し替えとなった。1.5L車もアイドリング時の負荷を低減したことにより、1.5L車と1.8L・2WD車は「平成22年度燃費基準+25%」を、1.8L・4WD車も「平成22年度燃費基準+15%」をそれぞれ達成。外観はフロントのバンパーとグリル、リヤのガーニッシュとコンビネーションランプを変更するとともに、新意匠のアルミホイール (オプション設定) とホイールキャップを採用した。外板色には、新たにクールソーダメタリック、ブラキッシュレッドマイカ、ホワイトパールクリスタルシャイン (オプション設定) を設定し、全7色となった。室内においては、シートを全車変更し、新たにアームレスト付コンソールボックスを装備 (一部グレード) し、利便性を高めた。その他、マイナーチェンジにより天井の青色LEDを採用したドームランプ付きイルミネーションは省かれた。グレード体系が一部変更され、1.5L車の「AEROTOURER」は「G」から「X」に変更し、1.8Lの4WD車には「X」を追加した。
2011年5月20日 - トヨタカローラ店チャネル創立50周年を記念した特別仕様車「1.5G"On B"」・「1.8S"On B"」を発表(6月6日販売開始)。"On B"とは、「On Black」を略したもので、その名の通り、「1.5G」と「1.8S」をベースに、インパネセンタークラスター&ドアスイッチパネルにピアノブラック塗装を、ホワイトステッチ入りシート表皮・ドアトリム・アームレスト付コンソールボックスにシンセティックレザーを採用し、黒を基調としたクールな内装とした。一方、外装ではメッキアウトサイドドアハンドル、フロントスポイラー、サイドマッドガード&リヤバンパースポイラーを装備し、シルバーをアクセントとしたスポーティなスタイルとした。ボディカラーは夜の街に映える特別設定色ダークバイオレットマイカメタリックを含む4色を設定した。
2012年5月8日 - 特別仕様車「1.5G"On B Limited"」・「1.8S"On B Limited"」を発売。2011年6月に発売した"On B"のバージョンアップ仕様で、新たにリアルーフスポイラー、ホワイトステッチ入り本革巻き3本スポークステアリングホイール&シフトノブ、ブラックパネル4連メーターを装備し、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ(ロービーム、オートレベリング機構付)とリアコンビネーションランプにメッキを採用。さらに、スマートエントリー&スタートシステム/盗難防止システム(エンジンイモビライザーシステム)も特別装備された。ボディカラーは特別設定色のディープアメジストマイカメタリックを含む4色を設定した。
2013年1月7日 - 一部改良。エンジンの燃焼効率効率やフリクション低減、エンジンとの伝達効率を高めた「Super CVT-i」の採用により、燃費を向上。これにより、1.5L車と1.8L・2WD車が平成27年度燃費基準を達成。併せて、VSC&TRCを全車に標準装備し、1.8L・2WD車には走りの楽しさを演出するCVT SPORTモードを設定。さらに、「1.5S」・「1.8S("AERO TOURER"を含む)」には室内灯の消し忘れを防止するランプオートカットシステムを装備した。ボディカラーには新色の「スーパーレッドV」を追加した。
・2015年
4月 - 北米仕様の2代目サイオン・xBが販売終了。
11月 - 同月末で生産(新規受注を含め)終了。以後は在庫のみの対応となる。
12月28日 - 販売終了。これと同時に同社のウェブサイトへの掲載も終了した。
3 取扱販売店
・トヨタカローラ店
4 車名の由来
・ROOMYとUNIQUE、状態を表す-ionからの造語
5 脚注
[1]^ なお、オーリス (オーストラリアではカローラを名乗る) 及びその派生モデルであるブレイドも5H-114.3mm。
[2]^ 具体的には、ルミオン発売前にプレミオ/アリオン、ノア/ヴォクシー、ist(イスト)、ランドクルーザーをフルモデルチェンジし、クルーガーの後継車のヴァンガード、新車種のマークXジオを投入している。
6 関連項目
・トヨタ・カローラ
・トヨタ・bB/サイオン・xB
・トヨタ・ルーミー
・トヨタカローラ店
・サイオン
最終更新 2019年11月10日 (日) 09:00 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
≪くだめぎ?≫
日本国内より北米2代目サイオン「xB」として開発されており、同社生産終了により"サイオン"ブランド終了となった。ただ、筆者当地でもそうだが、3ナンバー「ルミオン」がある程度販売が出来たことが、ネッツ店・トヨペット店「オーリス」を移籍させ、「カローラスポーツ」に改名させた原動力に成ったにちがいない。ネッツ店・トヨペット店が「ゴツンと・・」させられたとは言い過ぎか・・。