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2017年09月04日 イイね!

出来立てイデアル90到着

出来立てイデアル90到着8月24日にフランス「Victoire Cycles」に発注した2017年製イデアル90が、何ともう手元に届いてしまった。
30日に「今日Idéaleが入荷したので、すぐに日本へ送るよ」と「Victoire Cycles」のMatthieuさんからメールが来ていたのだが、まさかこんなに早く届くとは思っていなかった。

包みを解くと、中からシンプルな化粧箱が現れた。
箱好きな小さいみなちゃんたちも、新しいきれいな箱が届くと周りをそわそわ。


ほぅ、これはなかなかよいではないですか。美しいシルエットは往年のIdéaleそのもの。
上面にはお約束の「Daniel Rebour」サイン入り。


銅鋲は「Idéale」刻印入り。


先端部分。


秘蔵の当時ものを引っ張り出して比較してみよう。


やはりこうして並べても、美しいシルエットはしっかり再現されている。




網目のない、ややシンプルに過ぎるかな~という印象のサイドスタンプ。
自転車に組み付けてしまえば、さして気にはならないだろう。
「French Design」にあらず、誇らしき「Made in France」である。


とは言え、やはりオリジナルの風格には敵わないかな。


新旧バッヂ比較。




これはなんにゃー。


箱の底面に「グラッセ」と書かれた缶が貼り付けられていた。
艶出し? 保革用? オイルかな?


組み立て家具の付属工具のようなテンション調整スパナ。


さぁ、あとは実際に使用してみてのインプレッションが楽しみだ。
どの自転車で試そうかな~。
Posted at 2017/09/04 23:26:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自転車パーツ | 日記
2017年08月26日 イイね!

New Idéale

New Idéale西の高級自転車店のブログで、"新品"Idéaleのサドルが紹介され気になっていた。
何でも、元Tron et Berthet の職人から革の鞣し方法を直接学んだというフランス人の手により、かつての美しいシェイプのまま、"現行品"として製作されているのだとか。
サドルトップにはDaniel Rebourの刻印も、関係者の了解を取った上でしっかりと再現されている。

「おおっ、これは欲しい」

と思ったが、同記事曰く、「年間生産150個程で供給が全く追いつていない」

けっ、な~んだ!
と、そのときは諦め、というか入手する術もどこの誰が製作しているのかも分からず、全くどうすることもできなかった。
どうせそのうち、ここのお店で何個か取り寄せ、法外な値段で売りに出されるのだろうと思っていたのだが、念ずれば何とやら、いやそれほど念じた訳でもないのだが、意外に簡単に入手できることになってしまった。

フランス クレルモン・フェランのハンドメイドサイクルショップVictoire Cyclesのサイト内でも、このIdéaleが紹介されているのを発見した。
このショップのSRAM Force-1で組まれたフロント・シングルのツーリング車がなかなかカッコよく、自分もSRAMで一台、などと沼の縁まで近付きつつサイト内あちこち覗くうち、紹介記事に行き当たった。


このショップの協力工房(?)といったような位置付けなのだろうか、Frédéric Ducèsなる人物がこの新しいIdéaleを、フランスの素材を用い、Tron et Berthetの製法により、完全なる手作りで製作、何と、250ユーロで販売しちゃうよ~と書かれていた。

記事はしばらく前のもので、件の高級店によれば"供給が全く追いついていない"との由。今となっては既に相当なバックオーダーを抱えた状態かもしれない。
それでも聞くのはタダなので、試しにCONTACTフォームから、
「Idéaleが欲しいのだが、売ってもらえるのか。また日本まで送ってもらうことは可能か」
といった内容の問い合わせを送ってみた。

しかし、全く何の音沙汰もない。
やはり、海外に回す分まで構ってられないのか、それともバカンス中か、或いは自分の拙い英文が全く通じなかったか、だったらもういいやぁと思い始め、半月以上が過ぎたある日、

「もちろんオッケー。日本にだって送っちゃうよ。黒とナチュラルどっちがいい?」

と返事が返ってきた。
某店によれば"供給が全く・・・"ということなので、納期はどのくらいか聞いてみたいとも思ったが、言い回しがよく分からず、取り敢えず、代金は250ユーロでよいのか、送料はいくらか、PayPalで支払い可能かを確認。
今度はすぐに、

「代金は250ユーロ+送料40ユーロ。PayPal支払OK」

との返事があり、

「それなら黒一丁!」

と、すかさず発注をかけた。
ナチュラルとどちらにするか少し迷ったが、画像で見たところ、ニューIdéaleのサイドスタンプはオリジナルよりもデザインがやや簡素化されているようだ。


ナチュラルの場合、どうしてもここに目が行ってしまいそうだが、黒ならそれ程目立たないだろう。
あまり迷っていると、それだけ順番が遅れてしまう。
ここは半ば勢いで発注なのだ。

すると、その勢いを削ぐかのように、

「Idéaleには革の厚みが二種類ある。体重75kg以下向けの薄いタイプと75kg以上向けの厚いタイプ。お客さん、どっちにする?」

と、聞いてくるではないか。
えっ、何で一遍に聞いてくんないの? と思いつつも、一方では、へ~、現代のIdéaleはそんな作り分けもしているのか、と感心しつつ、とは言え、もたつく隙にも別のオーダーが入ってしまっては大変だ。
体重はちょうど微妙なラインなのだが、薄い方は早くヘタる恐れもあるかと5秒程で判断し、

「厚い方、厚い方の黒一丁!」

と即答を返した。
すると、PayPal用の支払先アドレスの通知と併せ、

「支払いが確認できたらすぐに発注するので、10日くらいで日本宛発送できると思う」

と添えられていた。

えっ、10日? 供給がどうのこうので、最低2~3ヶ月くらいは待たされるかと思っていたのだが。
もちろん即入金、これでどうやら、9月中旬頃にはニューIdéaleが入手できそうな運びとなった。

Tron et Berthetの元職人から製法を学んだとは言え、末期Idéaleの品質はお世辞にも褒められたものではなかった。
それはおもに、良質な皮革がなかなか確保しづらかったのが理由と言われるが、そこのところはどのように解決を図ったのだろうか。

画像で見る限り、端正で美しいフォルムはかつてのIdéaleそのもの。
果たしてニューIdéaleの品質はどんなものか、今から到着が楽しみである。
Posted at 2017/08/26 15:22:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自転車パーツ | 日記
2017年07月22日 イイね!

CH.PELISSIER タイヤセーバー

CH.PELISSIER タイヤセーバー海外オークションを漁り、やっと見付けたCH. PELISSIERのタイヤセーバー。
ユニークな形状に惹かれ、随分前に新品を手に入れていたのだが、チューブラーに乗ることはないかな~と、迂闊にも手放してしまっていた。
ルートが組み上がると、持っておけばよかったと後悔したが後の祭り。

何となく気になる部品というのは、意識していなくても、自分の感性に触れる部分があるからこそ気になるのであって、例えすぐ使うことがなくても入手しておくべきである。
というようなことをおっしゃったのは、かの有名な故・N田博士であったが、その教えを忠実に守らなかったがために失敗してしまった。

使う気で探すと、手頃な価格のものがなかなかない。
小物一つに大枚叩く訳にもいかず、きれい目の中古品で手を打った。


水滴のような形状は単なるデザインだけではない。
内部にバネが組み込まれ、タイヤに接触する先端部分が可動し、上方へはねるようになっている。
なかなか凝った造りだ。


磨いたら少しだけ輝きが増した。




ネットで画像検索すると、取り付け方は位置・方向など様々だが、自分なりに考え、一番合理的と思われる方法で装着した。

フロント。


クラウン裏側に後ろ向きで装着する例もあったが、異物を巻き込んだ際のダメージを考えるとホイールの回転方向に合わせるのが順当だろう。
ワイマンのブラケットと、固定ボルトの間に挟み込んで取り付けた。


リア。


こちらはブラケットとブリッヂ側スペーサーとの間に挟み込んだ。
フロント同様ブラケットとボルトの間に挟んでもよかったのだが、そうすると本体が大部分ブリッヂ下に隠れてしまう。
色気を出して見栄えを優先した。


これで多少バーストの発生率が下がり、"らしさ"は随分増したと思う。
Posted at 2017/07/22 16:03:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自転車パーツ | 日記
2017年04月09日 イイね!

ルートモデル組み立て中

ルートモデル組み立て中昨年秋にフランスから入手したフレームは、塗装面の汚れやサビをどうにかしたり、いくつかややこしいパーツが必要だったりが面倒で、ちょっと手を付けては放ったらかしを繰り返し、気付けば半年あまりが過ぎてしまっていた。
落とし切れない汚れやサビには適当なところで見切りを付け、先月初め、これがラスト・ピースと思っていたフレンチ規格のジュビリー Fディレーラーがようやく入手でき、花見の頃迄には乗れるようにするつもりで、組み立てに入っていた。

入手間もない頃、さぁ組もうと取り掛かった際、最初に躓いたのはHURETエンドだった。
通常はリアエンドのアジャスターを通す部分にネジ山が切ってあり、アジャスターをねじ込んで行く構造なのだが、普通に出回っているアジャスターを通すとスカスカ! ネジが噛まない。
なんだこりゃ? と悩んでいると、ベテラン白板氏から一枚のイラストと解説が送られてきた。


曰く「もう一点、エンド内側に何かパーツがあるようです」と。
非常に貴重でありがたいアドバイス。
どうもこのU字型のパーツ(後でプラスチックと判明)が、ボルトを固定させる構造になっているらしいことは分かった。
とは言え、こんなスモールパーツ、そこいらの店に売っているはずもなく、中古一組探すのに数ヶ月掛かってしまった。
海の向こうから届いたアジャスターセットは一本がやや曲がり気味で、見当で修正し、エンド問題はようやくクリアとなった。


ここで勢いを付けたいところではあったが、BBを外そうとすると、これがピクリとも動かない。
左右ワンとも軽合で、手持ちのBBスパナでは無理をすると舐めてしまいそうだ。
玄さんに泣きつきプロ用工具で外していただいたが、横で見ていてもかなりの固着状態であった。

ホイールについては当初楽なWOのつもりでいたが、チューブラーも少々気になっていた。
ところへ、じーてぃーすりーさんから「これを使ってください」と、貴重なスーパーチャンピオン・レコードで背中を押されてしまい、チューブラーへと路線変更。


ハブはカンパ・レコード・ラージ。
フレームが手元に届く前、雰囲気からエンド幅は勝手に122mmと思い込み、見込みでこれまた海外から120mmの中古品を手配、フレームが届くと127mmと分かり、シャフトを入れ替えた。
ホイールが組み上がり、入れてみるとそれらしくなる。
ステムはバレリの110mm。これも玄さんでクランプを広げていただき、バーはアイズのフレンチマースを通している。


固着していたBBはメーカー不明のチタン芯のシールドで、作りもしっかりしており、まだ使用可能な状態ではあったが、手持ちのBBスパナセットでは扱いが煩わしく、他の三台同様ユニットBBに換装した。
フレンチ規格もラインアップに揃えるベロ・オレンジの製品だが、TANGE同様専用工具でかっちり装着でき、外す時もまた安心だ。


フレンチの細いシートチューブに適合するフレンチ規格のジュビリー フロント・ディレーラー。
フランス製品なので、これがスタンダードなのであろうが。
新品はもったいない、さりとてきたない中古は、などと選り好みしていたら結構時間が掛かってしまった。
それ程使い込まれていない程度のよい中古品。
これが手に入ればほぼ完成のはずだったのだが、なかなか思うようには進まない。


チェーンホイールはTAプロフェッショナル50×43T。
元は白いTOEIに装着していたが、山に行き始めてからこのギヤは現実的ではなく、外して仕舞ってあったものだ。
平地中心のルートなら、この組み合わせでも何とかなるだろう。


この辺りのパーツを組み付けつつ、適当にねじ込んであったヘッドパーツにグリスを入れたところで、ヘッドがもう逝っていることに気が付いた。
よく確認せず、パッと見大丈夫かなと甘い判断で小さな虫食いを見逃してしまっていた。
上ワンを締め込みヘッドを回転させると、それと分かるゴリゴリが手に伝わってくる。
BB同様ベロ・オレンジでフレンチのヘッドも出しているが、海外で探せば当時のオリジナルが結構出回っている。
幸い、元付いていたのと同じEDCOコンペティションの新品を入手でき、玄さんに持ち込み交換をお願いした。


しかし、ここでまた問題発生。
交換した新しいヘッドは元のものに比較して下ワンが少しだけ厚いらしく、上ワンとロックナットの間にアウター受けをはさむ余裕が殆どなくなってしまった。
ネジ二山くらいがようやく掛かる程度で、玄さんもこれはやめた方がよい、とのこと。

虫食いが発生していたのは上ワンの方だけで、下ワンだけ元に戻すという選択肢もなくはないのだが、ここは新品でさっぱりしておきたい。
ワイマンを諦め、サイドプルにするか・・・。
とは言っても、なかなかイメージに合うサイドプルブレーキは思い付かず、やはりこのスタイル、捨て難し、なのである。
あとはもう、組むだけと思っていたのだが・・・。
Posted at 2017/04/09 19:40:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自転車パーツ | 日記
2016年09月25日 イイね!

サドルバッグ新調 by BACCHAUS

サドルバッグ新調 by BACCHAUSツーリングの際のフロントバッグの補助に、或いは軽いサイクリング時のメインバッグとして、そこそこ容量があり、見た目がよく、ぺダリング時に太ももと干渉しない、そのようなサドルバッグをず~っと探していたのだが、ようやくこれら要件を満たすものに出合うことができた。

製作元は、やっぱりの「BACCHAUS」さん
とあるサイクリングの日、じーてぃーすりーさんがスポルティーフにイカすサドルバッグを装着して来ており、聞けば「Bicycle Shop 玄」さんで見本を見せてもらい、フロントバッグと併せ注文していたとのこと。
形状・装着方法ともよく考えられており、何よりスタイリッシュ。これは是非欲しいと思い、すぐさまYさんにメールで問い合わせた。

元々はセラサンマルコ・ロールスにスマートに装着できるようデザインされたものだとかで、既にいくつかがお客さんの手元に渡っているそうだ。
ワイヤーベースとピラーとで、うまく固定されるようにできている。
これにややこしい注文を追加したところ、「これでどうでしょうか」と、Yさんから試作品が送られてきた。

注文したのは、イデアル板ベースとワイヤーベースサドルを装着する二台で共用使用できるようにすること。
板ベースでワイヤーベースのように吊り下げてしまうと、荷物の重さで使用するうちベルトが千切れてしまいそうで、板ベースについては後端にサドルループを取り付け、これを使用することを前提、つまりループでの装着とワイヤーベース装着を両立させるという、何ともややこしい注文なのだ。

Yさんの出された答えは、ループ用、ベース固定用二本のベルトの使い分け。


細いベルトがループ用、太い方がワイヤーベース用。二本を差し替えて使用する。

板ベース装着。


隙なくピタリと固定されている。

ベルトに無理が掛からないよう、ループは通常より外向きに調整。


ワイヤーベース装着。


ベース形状のせいで隙間は空いてしまうが、固定はしっかりとされている。

扇形状の為、太ももとの干渉も心配なし。


スタイリッシュなリアビュー。




蓋の内側にはファスナーがあり、荷物が飛び出す心配もなし。


気付いた点をいくつかメールでやり取りして最終調整。フロントバッグとお揃いの「ライトベージュ」で本日正式発注した。
秋の本格シーズンに間に合うといいなぁ。
関連情報URL : http://www.bacchaus.com/
Posted at 2016/09/25 17:39:20 | コメント(4) | トラックバック(0) | 自転車パーツ | 日記

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「[整備] #145 水温センサー交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/406520/car/322656/6532728/note.aspx
何シテル?   09/05 22:04
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メーカー不明クルスルート。 2016年9月、海外オークションでフランスからフレーム入手。 ...

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