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2014年07月10日 イイね!

チェレステな妄想

チェレステな妄想貝がらのような面と水準器のような線と

そうキャッチの添えられたNC誌87年11月号の東叡社広告写真。

“貝がら”と比喩された美しい曲面で構成されるクランクは、当時究極のレーシングコンポ、カンパニョーロ社のCレコード。ブレーキとピラーを除きこのCレコード・フルセットで組まれた千束氏のチューブラー・スポルティーフは、当時の自分には想像すらできない斬新なアッセンブル、かなりの衝撃だった。



のちに千束氏にこのスポルティーフのことを尋ねる機会があったのだが、これは「古いものばかり持ち込まれて・・・」とぼやくH氏に「何か一丁、インパクトのあることをやりましょう!」と持ち掛け、お二人で企画した一台だったそうだ。
まさに一分の隙もない仕上がりで、きっとH氏も相当腕を振るわれたのではないだろうか。

これがフレンチのヌメッとしたラグや内蔵フタのフレームであったらどうか。
“貝がら”に対照して“水準器”と表現された端正な東叡社のフレームであったからこそ、ここまで見事に調和したのではないかという気がしてしまう。

このスポルティーフは翌12月号の表紙にも再登場し、フレームカラーがチェレステ風の薄いグリーンであったことが判明した。

それにしても、今見ても新しく美しく、見れば見るほど・・・。

taboom氏と競ったドッパーをどうするんだという話もあるのだが、これはきっとチューブラーで快走する皆さんのせいだろう。頭の片隅を時折、チェレステカラーのチラ付く気がして仕方ない。

Posted at 2014/07/10 23:16:50 | コメント(6) | トラックバック(0) | 妄想 | 日記
2014年07月06日 イイね!

鎌倉~腰越ポタリング

鎌倉~腰越ポタリング諦めていた週末の予報が好転し、久々に白い方をクルマに積み、湘南方面へ繰り出してみた。

中学生の頃に住んでいた横浜南部の住宅街は一山超えれば鎌倉という好立地で、学校が終わるとすぐに自転車に飛び乗り、鎌倉や江の島へと始終放課後サイクリングに出掛けていたものだった。
何となく当時のようなサイクリングをしてみたいと思い、JR大船駅近くのコインパーキングにクルマをデポ、鎌倉から由比ヶ浜へ抜け、海岸を軽く一回りしてみた。
しかし朝の早いうちなら自転車も車も少ないかと思ったがさにあらず、せわしなさが嫌になり、結局さっさと帰ってきてしまった。

JR横須賀線沿い、北鎌倉駅近くの素掘りトンネル二連発。




狭い県道を避け亀ヶ谷坂の切通しを抜けて行く。




本日の最高点。標高59m。


濡れた路面にビビリの入った急な下り。中坊の頃はまだ未舗装だったが、フロント27×リア24Tでこっちから登っちゃったりしてたなぁ。


何だっけな、これ。


横須賀線のガードをくぐり源氏山公園を目指すが、


化粧坂を途中まで押し上がってみたものの、無理はやめとけよ~との声が聞こえUターン。


横須賀線に沿って南下。おしゃれなお店もちらほらあるが、自分には関係な~い。
こんな朝からやってもいないけど。


由比ヶ浜に出るが、車と追い抜いていく自転車が多いのに閉口し歩道へ上がる。前方は稲村ケ崎。
そういえば昔まさに放課後サイクリングの折、ちょうどこの辺りでNC誌に寄稿されていた鎌倉在住の小上馬氏にお会いしたのだった。
氏はフラットハンドル、フロントシングル、チューブラーという特徴的なスタイルの自転車に乗られ、よく史跡を題材にした短文を寄稿されていた。
ちょうど自分もツーリング車をフラットにしていた頃で、
「君もフラットにしているんですね。乗りやすいですか」
というようなことを言っていただいた。


稲村ケ崎で写真でもと思ったが、人がわらわら居るのを見て素通りしてしまった。
朝から何でだよ! 
前方に、江の島が見えてきた~♪


一本裏へ入り江ノ電沿いを行く。


腰越港の向こうに江の島。灯台が新しくなっってもう何年になるんだっけかな。




江の島には寄らず、境川沿いをのんびりと。


マコトちゃん家の裏手。小学校に上がるまでの間は、しばらくこの辺りに住んでいた。
ここで水の中を虫取り網でかいたら、メガロパ(カニの幼生)がたくさん入ってきた。


横須賀線の跨線橋から大船観音。


結局人に辟易し、3時間余りで帰ってきてしまった。

何だ、20kmしか走ってないじゃん。

Posted at 2014/07/06 23:42:20 | コメント(4) | トラックバック(0) | ポタリング | 日記
2014年07月06日 イイね!

ユーレー・ジュビリーのチューン

ユーレー・ジュビリーのチューンまだ中学生の時分、ショップの店頭で見掛け、薄い板を組み合わせた自転車部品らしからぬエレガントな佇まいにズビビビビビーッ! とやられ思わず入手したユーレー・ジュビリー初期型Wレバー。
ディレーラーセットも美しいとはよく言われるが、このレバーほどに他を突き放してはいないように思う。

欠点はワイヤーがかかる部分の直径が小さい為、ストロークが大きいこと。リア6段、フロントトリプル、どちらもストロークは130~140°程だ。
と言ってもこの“よっこらしょ”という動きにも慣らされてしまい、今ではそれ程欠点には感じていない。
ただ見た目に締りがなく、何とかしたいとは思っていた。

ジュビリーのレバーをばらしたところ。ホントに板の組み合わせ。


真ん中のペリカンのようなパーツがキモ。
“ペリカン”の首の下にワイヤーのタイコがくわえられ、それがお腹の下にくるっと巻き込まれる。“お腹”がもう少し太ればストロークを小さくすることができるのだ。

以前工場を経営する友人の手(と設備)を借り改良品を作ってもらったこともあったが、あまりうまくいかず、それならととあるところに依頼してみた。
しかし以後何の音沙汰もなく、あ、やる気ねーんだ。と諦め大分になるが、知らぬ間にそこから発売されており、最初迷ったが入手してみた。

オリジナルのペリカン。


太っちょペリカン。お腹が大分太っている。


太っちょ装着の図。


ペリカンの“目”をレバー本体のストッパーに合わせ位置決めするのだが、“太っちょ”は微妙に目とお腹の距離が近く、お腹の内側をやすりで削る必要があった。

肝心のストロークはと言うと。

交換前リア。6段のローに上げたところ。


交換後。90°程で引けるようになった。


交換前フロント。


交換後。


構造上徐々に太らせるような形状にしか作りようがない為、全体でのストロークは小さくなったものの、特にリアのトップ側は一段のストロークはあまり変わらない印象、ローに向け少しずつ一段のストロークが小さくなっていく感じだ。

ま、元々見た目重視の話だし、嫌ならサクセス共用のこっちを使うしかないだろう。


Posted at 2014/07/06 20:38:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自転車メンテナンス | 日記

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