![[本の小並感 104]5Gの衝撃 サラッと流れて残らないお手軽ビジネス本 [本の小並感 104]5Gの衝撃 サラッと流れて残らないお手軽ビジネス本](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/043/733/201/43733201/p1m.jpg?ct=94b8cf5eebff)
104. 5Gの衝撃 2点
会社の帰り一杯飲んで帰り道の本屋でなんとなく購入。流行り物のテクノロジーをざっくり把握しておきたいというとき、こういうパッと出のビジネス書を読むことがあるが、「サラッと流れて残らない」という何かの飲み物みたいに軽くてエアリーなものが多い。果たして、この本もそうだった。
こういう本に期待するのは、「何がすごいのか」ということに尽きる。その技術がもたらす革新性、具体的に現在の状況をどのように変えるのか、その変化がどのような業界に波及するのか、などなどだ。技術的な基礎もちょっと知っておきたいが、上記に尽きる。特に「具体性」は重要で、説得力を持たせる血の通ったエピソードは良質な本に必須である気がする。
しかし、この本に書いてあるのは、一般論ばかりだ。ちょっとネットで探せばすぐ出てくるような軽い内容ばかり。特にひどいのは具体性が欠けるという点だ。ゲームで使われますよ、VR・ARで使われますよ、自動運転で使われますよ、製造業で使われますよというのはいい。知っている。しかし、そこからもう一歩踏み込んだ具体的なサービスが知りたいのだ。
著者はKDDIの研究所の方だ。通信サービスを提供する側でしかも研究所なので、実ビジネスへの応用には詳しくないのかも知れない。では使う側、5Gを使ってサービスを提供する企業はどうかというと、まだ使いこなせないのかも知れない(いろいろ始まってはいるが)。
先ほど下のようなtweetが流れてきた。
5Gについてはもう少し実用化に近いだろうが「それを使って何をすればいいか分からない」という状況はフラクタルに存在する気がする。流行ってっからウチも何か考えろ、っていう上からのアホなご意見もしかり。
1時間ちょいくらいで読んだ。内容は想定していたので、失望感は薄かった。
Posted at 2020/02/15 20:54:11 | |
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