
トヨタの86をオートカーというイギリスの雑誌がべた褒めしている。
こんな感じである。
・The GT86’s slickness of steering, tightness of chassis control and general love of corners wowed us all.(なめらかなハンドリングと引き締まったシャシー、そして愛をもって仕立てられたコーナリング性能には、驚嘆させられることしきりだ。)
・The choice is yours. Every corner is a blank page, and the cars that give their drivers such options are rare things indeed.(すべてはドライバー次第なのだ。あらゆるコーナーが真っ白なページで、そこに描く軌跡にこれほどの選択肢を提供してくれるクルマは、じつに得がたい存在だ。)
・They’re visible, audible, tangible characteristics that serve to remind you that you’re driving the keenest, sharpest, most enjoyable and loveable small sports car for a generation. The Toyota GT86 is a gem, and we adore it.(86は視覚、聴覚、触覚を通じ、この20〜30年間でもっとも鋭くシャープで、愉しい小型スポーツカーを運転していることを知らせてくれるよう造られたのだ。その輝きは宝石の如し。愛すべきクルマが、ここにまた一台増えた。)
・Purity, precision and purpose puts the Toyota ahead of not just the Peugeot here, but every other coupe sensible money can buy. (プジョーRCZ−Rとの比較で)
私はほとんど車の雑誌は買わない。つまらないからだ。早くから世界で戦って来た車メーカに対して、日本語の壁で守られた来たせいか、日本の自動車雑誌や評論家は、明らかにレベルが劣っているように思える。メーカの顔色を伺うような記事では読者は付いてこないだろう。
その点オートカーは厳密だ。差別も偏見もなく、ドイツやイタリアのメーカを向こうにまわしながら、一歩も引かず、自らの信念に従って評価を下し責任と自負を負っている(ように見える)。なので、86が褒められるとうれしい。信用している。信用出来る気がする。写真はヒースロー。もう3年くらい前か?
Posted at 2014/07/13 01:52:47 | |
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