
本日、引っ越した。
もともと引っ越しに強い動機があるわけではなかったことに加えて、仕事が忙しかったこともあり(ほぼ毎日会議)、引っ越し準備は遅れに遅れ、結局ネットでの物件探しから、仲介業者コンタクト、内見、申し込み、審査、契約、引っ越し、入居、立ち退きなどを1週間で全てこなすこととなった。この間に住民票、実印、印鑑証明、源泉徴収票、連帯保証人の印鑑証明など、場合によってはすぐに手に入らないものも全て揃えて、なんとか家なき子状態は避けられた。
しかし、何とかなったことと、十分な成果が得られたかは別だ。最初はネットの物件でもかなりよいなと思わせるものが複数あり楽観視していた。しかし、すでに申し込みがされていたり、単身者であることを理由に審査で撥ねられたり、清掃がまだ済んでいなかったり不動産屋やオーナーが休日で私の入居日までに間に合わなかったりでどんどんと選択肢は狭まり、結局今の部屋に滑り込んだ。あまり書きたくないが、四ツ谷の部屋と比較すると次のような感じだ。
・陽当たり 悪くなる ×
・騒音 悪くなる ×
・家賃 高くなる ×
・通勤 遠くなる ×
・間取り 狭くなる ×
・収納 小さくなる ×
・ガス オール電化になる ×
・衛生 衛生的になる ○
・街 魅力的になる ○
・断熱 良くなる ○
・アメニティ 一部良くなる △
なぜ引っ越すのか同僚にもよく聞かれるが、正直自分でもよく分からない。2年前と同じで変化が欲しかった。それはその通りだが、新しい街での新しい生活も本当に意味があるのだろうかと疑問に思ってしまう。敷金・礼金・仲介手数料・引っ越し代。単純にこれらで何が買えただろうかと考えただけでも、引っ越したばかりなのにブルーな感じだ。一体何が欲しいのだろう、おれは。安定?
四ツ谷は抜群の通勤環境だった。上記のとおり部屋の条件もかなりいい。たしかに断熱などの性能は劣るが、アメニティはリフォームされており許容範囲であった。街としての魅力には欠けるかもしれないが、飲みたければ荒木町もあるし、買い物に行きたければ新宿に行けば良い。もしかしたら、2年後また戻っているかもしれない。同じ町に二度住むなどありえないと思うが、今はそんな気もしてきてしまう。
写真は四ツ谷の部屋。パッキング中。28歳、29歳を過ごした。予想外に荷物が多くて焦ったが、結局赤帽1台に乗り切った。
Posted at 2014/12/27 01:58:23 | |
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