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半ねりのブログ一覧

2019年09月22日 イイね!

[本の小並感 No. 91]天使なんかじゃない 男受け悪い女子の趣味ランキング2位

[本の小並感 No. 91]天使なんかじゃない 男受け悪い女子の趣味ランキング2位91. 天使なんかじゃない 2点

少し前に読んださくらももこの「ひとりずもう」で、彼女が矢沢あいの同期であることを知った。矢沢あいといえばNANAである。漫画がめちゃくちゃに流行り、陳腐な言葉だが社会現象といって差し支えないだろう。確か中島美嘉主演で映画にもなっていた気がする。が、私は漫画を読んだこともなければ、映画も見たことはない。先日知人とさくらももこの流れで矢沢あいの話になり、NANAよりも天使なんかじゃない、が名作なのだと力説され、その場で借りて持って帰ってきた。しかし、全くすページが進まない。漫画なんだからパラパラ読めそうな気がするが、少し読んではすぐ気が散ってスマホをいじったりしてしまう。2巻の途中まで何とか読んだが、その後ずっと放置していたが、本日気合いを入れて一気読み。あー疲れた。

あらすじ(wikipedia抜粋)
創立されたばかりの高校・私立聖学園。第一期生の冴島翠は2学期早々生徒会役員候補に担ぎ出され、その日の午後に立会演説会でスピーチする羽目になってしまう。緊張した面持ちで講堂に行くと、立候補者の中に以前から存在が気になっていたリーゼント頭の男子生徒、須藤晃を見つける。投票の結果、翠と晃、そして麻宮裕子、瀧川秀一、河野文太の5人が第一期生徒会役員に就任する。こうして、翠は晃たちと生徒会活動を行いながら、3年間の高校生活を送ることになる。

基本的にこの冴島翠と須藤晃がくっつきそうで離れたり、離れそうでくっついたりする微妙な距離感で揺れながら話は進む。冴島翠は明るく元気なのでエンジェル冴島と呼ばれテイルが、裏では傷つきながら泣きながら気丈に振る舞う。須藤は高校の美術教師が好きだったり、自分がバンドマンに惹かれたり云々。

昔魔が差して読んだアオハライドもそうだったが、はっきり言って、ストーリーはないも同然である。この作品の魅力をあえて言えば「ドラマチックな恋愛」ということだろうか。しかし全く良さが理解できない。なぜこんなにつまらないのだろう?これを面白いと思う人がいるのが不思議である。

まだ羽海野チカのハチミツとクローバーや3月のライオンは(私は面白いとは思わないが)これを評価する気持ちも分かるような気がした。それらは恋愛というより、自分探しや家庭的な母性に共感することもあるだろう。しかし、天使なんかじゃないは違う。何が良いのか理解できないのだ。

女子ウケ悪い男の趣味ランキング2位はアニメだった気がする。男にとってのアニメは女子は理解不能なのかも知れない。少女漫画は(おそらく男受け悪いだろう)オタクな女子の趣味って理解で良いのだろうか(ちなみに男女どちらも1位はアイドルだった。)。
Posted at 2019/09/23 00:03:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年09月17日 イイね!

[本の小並感 No. 90]乳と卵 私には私の地獄がある、と宇垣美里が言ったが、ここには女の地獄がある。気がする。

[本の小並感 No. 90]乳と卵 私には私の地獄がある、と宇垣美里が言ったが、ここには女の地獄がある。気がする。90. 乳と卵 2点

小説シリーズ。昔、芥川賞の選評だけを文藝春秋で読んでいた時、普段は受賞作に厳しい村上龍が珍しくべた褒めしていたのを覚えている。前回の続きで小説のレベルが低いのでは?という疑問への調査事例その1。

東京に住む主人公の私のもとに、大阪から姉である巻子とその娘である緑子が3日間泊まりに来る。来年40になる巻子は旦那と別れ大阪の場末のバーでホステスをしており、経済的には決して豊かではない。しかし、上京の目的は豊胸手術である。多くのクリニックを回りパンフレットを集め、上京初日の夜、主人公と一緒に行った銭湯では他の女性客の胸を観察し批評し続ける。異様なまでに胸に執着する巻子に主人公は言う。

「なあ、巻きちゃんさ、さっきのさ、巻ちゃんの話分かるし、こう、自分が思うきれい方がいいってのも、分かるねやんか。自分にしかきれいさってのはないし、そりゃそうやんな、自分がきれいって思える方がいいし、それはいいねん、自分のことやしな、でもな、体にはさ、自分の体には他にも胸以外に、いっぱい部分あるのに、例えばな、顔とかさもっと安全っていうか、きれいにしてわかりやすいっていうか、あると思うし、や、整形とかそういう意味じゃなくてな、っていうか豊胸って言っても、私も全然知らん世界やけど、調べてるとは思うけど、ほんまにそれが一番っていうか、大事かねぇ、例えば肌とかさ、その、もうちょっと太ってみるとか、なんかまずってとこで、いっぱいあるやんって思うねんな、その、若さ取り戻すっていう方向でっていうんやったらば、でも、何でそういうのすっ飛ばして巻ちゃん、胸だけがそんな?豊胸したら巻ちゃんどうなる?どうなれる?」

この時は「若い、とかじゃないねん」と言葉を濁した巻子だが、翌日感情を爆発させてぶつける緑子に次のように答える。

「緑子、ほんまのことって、ほんまのことってね、みんなほんまのことってあると思うでしょ、絶対にものごとには、ほんまのことがあるのやって、みんなそう思うでしょ、でも緑子な、ほんまのことなんて、ないこともあるねんで。」

結局、巻子が豊胸手術をどうするかは作中では示されない。大昔、まだ脳やペニスの機能が科学的に解明されていなかった頃、自分の意思とは無関係に動き出すペニスというものは、自分がペニスの主人なのか、自分という存在はペニスの奴隷に過ぎないのかという問いに悩まされたという。

自分の一部でありながら、自らの意思とは独立して存在する女の体。「どこから来てどこに行くのか分からぬこれ」は、「私を入れたまま私に見られて、切り取られた鏡の中で、ぼんやりといつまでも浮かんでいるようだった。」
Posted at 2019/09/17 00:58:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年09月14日 イイね!

[本の小並感 No. 89]平凡 1点

[本の小並感 No. 89]平凡	1点89. 平凡 1点

これを買った時のことはよく覚えている。夏休み、福島に輪行するための東京駅の本屋で、新幹線の中の読書用に買ったのだ。帰りの長岡からの新幹線でも読む時間があったが、読み終わったのは今日。つまり1か月くらい、この本にかかっている。もちろん読み続けたのではなく、全く読む気になれなかったのだ。事実、No. 87とNo. 88は、この本を買った後に入手した本で、そちらを先に読み終わってしまった。

そもそもなぜこれを買おうと思ったかと言うと、薄かったから、角田光代って何となく聞いたことがあったから、選ばなかったもう一つの人生というテーマだったから、の3つが理由である。よかったのは、薄かったことくらいだろうか。

最近この手のハズレが多い。つまり大阪出張の帰り新幹線の中で読もうと、パッと手に取った比較的最近の薄い小説。そういったものが軒並みつまらないのだ。海の見える理髪店とか、時の罠とか。

今でこそビジネス書や、実用書なども読むようになったが(そちらの方が冊数としては多いだろうが)、昔は小説一本だった。学生の頃の通勤電車の中では、新潮社のおすすめにしたがって、有名どころを読んでいて、そしてそんなにつまらないとは感じなかった。

これは一体どういうことだろうか。小説が劣化してしまったのか、それとも私が年をとったのだろうか。後者は間違いないが、例えば螢川・泥の河はとても良かったし、一概に私が年をとったというだけではなさそうである。小説が薄く・浅くなってしまった、そう言っても良いように感じる。

仮にそうだとして、つまり小説のレベルが落ちたとして、それはなぜだろうか。時代?しかし、角田光代は1967年生まれだ。単純な、簡単な説明は無理だろう。しかし、貧すれば鈍す。日本の経済的な環境の悪化が、何となく日本の文化レベルの低下に繋がっているように思えてならない。

もっと色々、話題になったような最近の小説を読んでみよう。逆にそう思わせらえる。
Posted at 2019/09/14 23:49:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年09月14日 イイね!

[本の小並感 No. 88]やってはいけない!老後の資産運用

[本の小並感 No. 88]やってはいけない!老後の資産運用88. やってはいけない!老後の資産運用 2点

会社のイベントで資産運用の講演会を企画している。講演会自体は9月末だが、この本はその講演者の著書。企画した同僚から回覧されてきた。どうも著者の方と知り合いのようで、同僚宛の手紙が挟まっていた。

内容はタイトルの通り、何をすべきかよりも、「何をしてはいけないか」の方に力点を置いており、あまり新しい情報はなくやや物足りない印象だった。しかし「大人の読書はアウトプットから逆算する」の法則から、私がこの本から何を得たかったのかを考えると、「特にない」という事になってしまう。物足りないのは、そもそも私の責任なのかも知れない。

・年金には繰り下げ受給というシステムがある。受給開始年齢を遅らせれば、月々の受給額を増やすことができる。
・住宅ローンは、退職前に払い終えておかないと苦しい。繰上げ返済すれば総支払額を抑えられる(この点は、超低金利状況下でレバレッジを効かせてはいないが、そもそも無茶な買い物は不可)
・著者の相談者には、「若い子が一生懸命売りに来るのでかわいそう」として金融商品を購入した人もいる。
・一人一人のマネーリテラシーの向上が必要。(全く同意だが、そうするにはどうすればいいのだろう。情弱を煽る方法が一つあるが、私はめんどくさくて敵わない。この本でも具体的に必要な貯蓄額を算出するような式が紹介されているが、こんな本を読みはしながらもめんどくさい。私のような個人をどう変えるか。そういった方に視点が行ってしまう。)
少し違和感があったのが、賦課方式の年金システムを擁護している点。しかもその理由が、物価変動に関わらずに購買力が維持できるからとしている。しかし、マクロ経済スライドなんて、賦課方式でなくても積立方式でもできるのでは?世代間格差に意図的に言及していないように読める。
・他人と比較するこで価値を持つ「地位財」は長続きしない。

私は何を望んでいるのだろうか。この本に、何を期待したのだろうか。読んでいる途中は、田端さんのtweetを検索しようと思ったが、もう何を調べようとしたのかも思い出せない。ほんま小並感。
Posted at 2019/09/14 23:46:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年09月08日 イイね!

幸せの上高地

幸せの上高地もう先週だが両親と兄弟と妹夫婦で上高地に行ってきた。とても良かった。中学の頃、修学旅行で来たはずだが、まるで覚えていないのでほとんど初訪問だった。

the上高地。訪問日の前日は「災害級の大雨」(byタクシーの運ちゃん)で、梓川の水は濁り、増えた水量で大正池の遊歩道は立ち入り禁止になっていた。当日は晴れて日差しは暑かったが、空気が冷えていて気持ちよかった。


5千尺ホテルのチーズケーキ。うまかった。私は昔からなぜかチーズケーキが好きで、たまプラーザに住んでいた頃は自作したこともある。色々な店を食べたが、ここのチーズケーキはその中でも美味しかった。もう少し写真うまくなりたい。


宿泊したアルペンホテル。外観の写真がないが、今年のツールの19ステージ、豪雨でレースが中止となり、イガン・ベルナルがアラフィリップからマイヨジョーヌを奪取したイズラン峠の麓の村を思い出す、雰囲気のあるホテルだった。


翌日は、乗鞍周辺で滝を巡って、松本市内を少し観光して帰った。乗鞍はまだ自転車で登っていない。そのうち登る。今回は見上げるだけ。


あずさには千葉行きがある衝撃。


今回も喧嘩はなかった。昔は一緒にいるとよく喧嘩をし、ギスギスした雰囲気になることも多かったが、最近は自分のコントロールと、相手との距離の取り方がうまくなったことを感じる。両親が健康な今が、もしかしたら今後数年で一番幸せな時間なのかも知れない。

土日の二日で結構遊べる。
Posted at 2019/09/08 18:27:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「ビート、手放しました。13年ありがとう! http://cvw.jp/b/410066/45136597/
何シテル?   05/23 22:55
「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」
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