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半ねりのブログ一覧

2020年01月30日 イイね!

泉佐野市が戦っているのは、パターナリスティックな日本の行政の姿勢そのものだ

泉佐野市が戦っているのは、パターナリスティックな日本の行政の姿勢そのものだふるさと納税の件で、泉佐野市が総務省に負けた。上告も検討しているらしいが何となく難しい気がする。

この問題は、ふるさと納税に止まらず想像以上に日本企業の事業環境を縛ることになるだろう。

後から法律違反であると宣言され、事業を一方的に打ち切らざるを得ないような状況は、民間企業に過剰なコンプライアンス意識を植え付け、リスクを取った攻めの投資を萎縮させてしまう。

先日なぜか村上さんのオプトインからオプトアウトへの移行を提案した下記の記事が話題になったが、今回の判決は残念ながらこのオプトインの文化をより強固にしてしまうだろう。

たとえばある新しい機能が出てきたときに基本的にはみんなが使えるようになっていて、使いたくない人は使わなければいいという仕組みが“オプトアウト”。ところが、日本は新しいことが起こると先回りして心配をし、原則許可ではなく、原則禁止をしますよね。新しいことは基本的にはやらない方向で進んでいくのがオプトイン社会です。しかも日本は検討に検討を重ねたとしてもやらないことが多いです。

一方、アメリカはオプトアウト社会の典型で、新しいことはとりあえずやってみて、やっていく中で禁止事項を作るなど修正をしていきます(※この時バックフィットは、余程のことがない限り認められないだろう。)。この時代にオプトインのやり方のままでは絶対に後れをとりますので、今後の日本はいかにオプトインからオプトアウトの体制に変えていくかということが重要になります。

いちばんいいのは、ITがわからない50歳以上のおじさんたちに会社を辞めてもらうこと--村上憲郎・グーグル日本法人元社長/前名誉会長

Googleのようなグローバル企業であれば、日本市場での撤退が企業業績の根幹を揺るがすようなことはない。しかし、日本という市場を事業の基盤としたい日本の企業・日本のスタートアップにとっては、日本という国での法規制は生死に直結する。結果、成長領域と目される新規事業領域への投資は慎重にならざるを得ず、経済の新陳代謝を滞らせてしまう。

ふるさと納税自体には問題もあるが、自分達の制度設計の甘さを突かれたからと言ってひっくり返すのは囲碁や将棋の待ったと同じ「剥がし」の反則だ。

しかしそれ以上に泉佐野市が戦っている問題は、日本企業の事業の基盤となる法制度というか、役所のパターナリスティックな因習を変えられるか、の問題である気がする。がんばれ泉佐野市。
Posted at 2020/01/31 01:13:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年01月26日 イイね!

[本の小並感 102]日本の競争戦略 「役人はすっこんでろ」の根拠はこれ

[本の小並感 102]日本の競争戦略 「役人はすっこんでろ」の根拠はこれ102. 日本の競争戦略 3点

1960年代から80年代に、日本経済が今とは比較にならないほどの成長を遂げた時代があった。下記の図によれば、1956年から1973年の平均成長率は9.1%と、何かのバグなんじゃないか?ってくらいの数値である。この時、エズラボーゲルはJapan as No. 1といい、日本型の経営手法を欧米各国がこぞって研究し真似した時期があったのだ。

社会実績データ図録

この時、その成功要因の一つとして大きな注目を集めたのが経済産業省の産業政策だ。官僚機構による市場への介入、特定分野の重点育成、広範囲にわたる指導、国内市場の保護、外資の参入規制などなどが、奇跡の成長を支えた日本型の経営の一部として広く成功事例として紹介され共有され染み付いた。

この本は、それらの通説が間違いであったと膨大な調査データから断定する。むしろ、日本企業が国際的な競争力をもちえた分野では、政府の積極的な介入や国内市場の保護、外資の参入規制などはほとんどなく、それどころかそのような政府の政策はむしろ「失敗産業」の方に強く見られるというのだ。

例えば、航空機開発では参入が規制され企業間の競争もほとんどなかった。化学では広く価格統制がなされ、新規参入も許認可が必要、生産能力も輪番制だった。ソフトウェア開発では補助金と脆性優遇、チョコレートでは輸入制限と高関税などなどだ。

つまり、市場を歪ませる恣意的な規制は(いくら官僚が有能とは言え)結果的に日本の産業の競争力を奪う結果になったのである。この点は、おそらくほとんどの経済学者のコンセンサスではないだろうか。経済のような複雑なシステムを、誰かが思うようにコントロールすることは、全知全能の神でもなければ不可能である。そしてその機能においてマーケット以上の手段を人類は持っていない。

少し気になるのは中国の国家資本主義だ。この本では、市場の開放による競争の促進こそが経済産業省の新たな役割として提言しているが、では中国の成長をどう説明するのか。これについては(2000年の本だからか)特に言及はないが、もしかしたら歴史は一巡したのかもしれない、という気もする。にしても、今の政治家や役所に任せるよりは遥かにマシだと思うが。
Posted at 2020/01/26 21:23:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年01月24日 イイね!

ルネサスの復活は本物か(車載用半導体の行方)

ルネサスの復活は本物か(車載用半導体の行方)ルネサスの株を買おうか迷っている。

車載用半導体大手のルネサスは2012年の経営危機の時、出資を要請した機械メーカーから次のように指摘され出資を断られたという。

「あなたたちはいつまで下請けをやろうとするんですか」。言葉に詰まった首脳に、トップは「うちの社員があれも作ってくれ、これも作ってくれと言っているかもしれない。でも、なぜ『こちらには標準的なこのマイコンしかないから、このマイコンでお宅の製品を作ってくれ』と言えないんですか」とたたみかけ、出資を断った。
ルネサス再建は前途多難 20社以上の企業が支援要請を断っていた

このような多品種少量生産は、私の業界にも見られる。それはよく言えば「ユーザーの要求によく応えている」訳だが、自分たちの主導権が奪われ販路の拡大が難しく、結果的に価格競争力を失ってしまう。

この時ルネサスの担当者には、「今までお宅の細かい要求に応えてきたじゃないですか!」という、怒りとも甘えとも言える感情が湧いただろう。しかし、現場の要求があったとしても、いざとなったら出資はしてくれない。それが、当たり前なのだ。ユーザーに変わって欲しい、ではない。自分たちが変わるべきなのだ。上記の言葉は沁みた。

その後、ルネサスは産業革新機構が9割くらいを出資する形で実質国有化され、現在はある程度業績を持ち直している。その要因は工場の統廃合やリストラ(何と5万人を3万人に減らしたという)がフォーカスされているが、「多品種少量生産」という経営危機の当時に指摘された構造的な要因も、下記のように改善されているようだ。

もともと原価率の低い半導体メーカーにおいて粗利率の引き上げとは販売価格の引き上げ、すなわち値上げの意味合いが大きい。結果的に国内の大手顧客からは「ルネサスは株主ばかりを意識し顧客を見ていない」との不満が漏れる。
復活ルネサス「喜べぬ裏事情」リストラの副作用重く

しかし、前途は多難のようだ。自動運転を見越して半導体の巨人が参入しているという。

着実に実績を積んできたルネサスだが、この先は茨の道だ。自動運転をめぐり、これまで車載と縁のなかったインテルやエヌビディアといった米国の半導体大手も続々と参戦。各社とも、車全体を自社製品で固める戦略を打ち出している。
自動車の末端を制御するマイコンから頭脳部へと攻め上がるルネサスと、脳から車載半導体の市場全体ににらみを利かせるエヌビディア。ルネサスがエヌビディアに対抗するのは、AI関連のM&Aなどをしないかぎり厳しい。これまでは顧客が求めるスペックのチップを造る企業だったが、今は車メーカーに直接提案することも増えている。

復活ルネサスが挑む「自動運転半導体」の戦い

政府主導の経営再建と言えばJDIだが、当時は成功例と言われながらも、現在はご承知の混乱状況である。ルネサスの復活も一時的なものなのだろうか(産業革新機構は株の売却を検討しているらしい)。日本企業にありがちなボトムアップのアプローチが成功するのだろうか。個人的には怪しい気がするが、ちょっと迷っている。(NVIDIAって、売り上げ7,000億円くらいなのね。意外に小さい。と思ったら、1兆2,000億くらいだった。ルネサスは7,000億くらい。)
Posted at 2020/01/24 02:08:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年01月19日 イイね!

[本の小並感 101]100億稼ぐ仕事術、ホリエモンの処女作は個人の時代にも仕事の基本が変わらないことを示していた

[本の小並感 101]100億稼ぐ仕事術、ホリエモンの処女作は個人の時代にも仕事の基本が変わらないことを示していた101. 100億稼ぐ仕事術 3点

ホリエモンの本は初めて。もちろん存在自体は昔から知っていたし、著書を本屋で見かけることも多かったが、何となく軽薄な自己啓発本に思えて手に取らなかった。しかし元ZOZOの田端さんやLINEの出澤さんは、Livedoorの出身であり、ホリエモンの影響力を改めて感じる今日この頃。この「100億稼ぐ仕事術」は2003年に発行されてた多分彼の処女作(写真若い!)。

「私は1日平均5,000通のメールを読んでいる」。この一文で始まるこの本はライブドア設立から7年ほど経過した時点の彼の仕事に対するノウハウが書かれている。そしてその内容は、彼のアバンギャルドなイメージとは全く異なり、ちょっとこっちが驚くほどフツーな内容だ。ちょっと項目名を並べてみると、こんな感じだ。

・できる営業マンと繋がれ
・アポイントは1に紹介、2にしつこさ
・ノミニケーションの効用
・会議は仕切りに尽きる
・仕事は貯めず、仕事を頼め
・睡眠8時間で集中力を養う

もちろん、ペーパーや押印の文化などについて彼の合理主義的な面も出てきているが、2003年当時の話であり、今となってはさして新しいものではない(ようやく時代が追いついてきたとも言えるが)。

そのような内容はどちらかというと一部で、大抵は彼がゼロから会社を立ち上げ、軌道に乗せるまでの実体験を踏まえた教訓であり、それは過去から多くの人が、様々な形で述べてきた「事業の基本」だ。

これは、田端さんの「これからの会社員の教科書」でも同じだった。会社に人生を預けるのではなく、個人として自立してキャリアを積んでいく。そんな生き方の変化、時代の変化に必要だったのは、社会人としての基本だった。そしてそれは、あのホリエモンでもそれを認める内容だった。

「私は常にシビレル人生を歩み続けたい」。結びのこの一文をみると「やはり、自由よりも犬の首輪が欲しい」一般人とは違うと思ってしまうが、少しはホリエモンを身近に感じられる内容だった。安心してはいけないが、基本が無駄にはならない(逆にそれができれば、アドになる)という点は確認できる。
Posted at 2020/01/19 19:29:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年01月18日 イイね!

ウィンドリバーはパラサイトより面白いか?

ウィンドリバーはパラサイトより面白いか?ウィンドリバーはパラサイトより面白いだろうか。

パラサイトを全く評価できないと知人に伝えたところ、色々反論をいただいた。私の評価は変わらないが、「価値のある映画」とは何なのかは、少し考えさせられた。

パラサイト半地下の家族が提起する問題を忖度してみた

○あらすじ
厳寒の大自然に囲まれたアメリカ中西部ワイオミング州にあるネイティブアメリカンの保留地“ウインド・リバー”で見つかった少女の凍死体―。遺体の第一発見者であり地元のベテランハンターのコリー・ランバート(ジェレミー・レナー)は案内役として、単身派遣された新人FBI捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)の捜査に協力することに。ジェーンは慣れない雪山の不安定な気候や隔離されたこの地で多くが未解決事件となる現状を思い知るも、不審な死の糸口を掴んだコリーと共に捜査を続行する...。

○感想(ネタバレ)
最後、捕らえた犯人を雪山に放置し復讐する主人公の選択は、近代的な社会では容認されない私的制裁だ。そんなものを容認する国はリベラルな先進諸国から「野蛮」の烙印を押されるだろう。

しかし、アメリカというリベラルな価値観の旗手も、インディアン居留地の実態は超ド田舎だ。主人公も娘を失っており未だに犯人は捕まっていない。バンビちゃんな新米FBI捜査官は当初は戸惑いつつもこの地のルールを理解し、主人公の私的制裁を容認する。これがアメリカの一つの側面なのだ(銃規制が困難なのも理解できる)。

私がパラサイトを評価できないのは「時代に投げかける新しい問題提起」がないと思ったからだ。そういう意味ではウィンドリバーにも、そういうものはない。しかし、警察権が曖昧なインディアン居留地の暴力に直接晒される緊張感もあってエンタメとしても観られる。

結論:ウィンドリバーは、パラサイトより面白い
Posted at 2020/01/18 18:14:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「ビート、手放しました。13年ありがとう! http://cvw.jp/b/410066/45136597/
何シテル?   05/23 22:55
「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」
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