フロントハブベアリング交換(左)

以前からステアリングにゴロゴロした感触が伝わってきてました。また、先月夏タイヤに交換した時に手でハブを回してみると、右フロントは惰性で回り続けるのに対して、左フロントの回転が重く、すぐに回転が止まってしまいます。ハブベアリングを、ひとまず重い右側のみ交換してみます。98370km。

まずジャッキアップしてタイヤを外します。

センサーを外します。10mmのボルト。

キャリパーを固定している22mmのボルトを外して吊っておき、ローターを外します。22mmのボルトが回しててもいつまでもひっかかる感じがあったけど、ネジロック剤(赤)が付いてました。

裏側から見ると、17mmのボルトが4本見えます。少し奥まっていて、上側2本はソケットを、下側2本は75°オフセットメガネを使用しました。

で、問題はこいつです。ボルトを外しても抜けません。錆で固着しています。裏側から叩いたりして上2本は少し浮いたけど、下側はなかなか動かない。上だけ引っ張っても変形して余計外せなくなるかもと思い、できるだけ均等に叩いたんですがなかなか動かず。最悪戻すことも考えると、ぶっ壊す勢いでは作業できません。少し浮いたところからマイナスドライバーを突っ込んで叩く作戦でいきました。

外れました。今回の被害者は傷が入ったり歪んだりのバッフルプレートと、先の折れたマイナスドライバー。

新旧比較。メーカーの違いもあるんでしょうが、見た目には随分違います。

新旧比較その2。

錆がボッコリしてます。錆落としクリームを塗る、放置、拭き取る、を2セットしてみましたが、厚みがあるのかうまく進みません。結局耐水ペーパー(#320)で削りました。

そこそこ綺麗になりました。

ボルトも用意しときました。センサーのボルトはそのまま使いました。ハブベアリングは楽天で18,999円、ボルトはAmazonで280円×4。

すんなり付きました。新しいほうは結構隙間がありました。バッフルプレートが外すときにマイナスドライバーで付けた傷や歪みができたので、できるだけ誤魔化しました。右側を今回と同じやり方で交換するときはプレート交換は必須(約3000円)。プレートを使い回すならスライディングハンマーがあったほうがいいけど、持ってても他に使う機会かないよね〜