皆さま、こんにちは。ブログ更新をすっかりサボっていてすいません。
私、バン使いは今年も長男とラジコンレースしてます。今年は私は一切レースせず「チーム監督&チーフメカニック」に奮闘しています。自分も走りたい気持ちがあるものの、今年は昨年と比較にならないくらい体制を一新しているため長男のクルマに掛かりっきりで時間と資金繰りに精いっぱいなんです。
前述の今年の体制ですが昨年暮れから「元タミグラスペシャリスト」の方にクルマ作りのノウハウを教えてもらっていましてモーターの供給も無償でしてくれるという親切な方です。クルマ作りについては後日改めてブログアップします。
今年は1/15の
「新春タミヤグランプリ」から参戦しまずまずの成績を残し、その後地元レースに参戦しいよいよ6/17の
「タミヤ全日本選手権 掛川」より本戦です。このレースで本戦の代表権が獲得できるのは各クラス1名と狭き門、少しも気は抜けません・・・。出走台数はジュニアは19台です。
さて肝心のレース。予選から悪くはないのですがなにかクルマと本人がピリッとしないのが気になります。昨年までは掛川サーキットの大会は超高速コースでパワー勝負・・・でしたが今回はインフィールドのみのテクニカルコース。事前に用意したバッテリーもパンチ力がイマイチ・・・??長男も思惑と違うコースに戸惑い気味です。それでもなんとか予選3位につけました。PPは昨年の全日本でのポールシッターです。決勝はスタートを決め2位につけトップを追います。ただ差は詰まりません。本人が焦っていたのか無理にコーナーでスロットルを無駄に開け気味でコーナー出口でテールが僅かに流れはじめ徐々に離されていきます。結局2位でした。
敗因は運転の粗さとバッテリーの管理でした。
我々静岡県人が代表権を獲得できるレースは次戦の長野大会と9月の掛川大会(2戦)です。長野は遠征でレース当日は仕事・・・どうしようか私が迷っていると知り合いのベテラン選手が「長野、行って来いよ!」と長男の背中を押してくれジュニアの仲間もみんな行くとのことで本人が「行きたい」と「行ってきたので参戦を決め、会社に有給届をだしました。
長野大会まで長男は地元サーキットで練習を繰り返し、私はバッテリーの準備とクルマのメンテをキッチリ行いました。
なお、今年から長野大会会場は従来の松本城駐車場からアイシティ21というショッピングセンター駐車場での開催となりました。会場はサーキットなみに舗装が綺麗でトイレや食事も至れり尽くせりです。これはよかったですね。
長野大会当日、大変な暑さです。ジュニアは出走台数18台です。
予選はこの地元での一番のライバルと同一ヒート。なにか起こりそうな予感が・・・スタートして2つ目のコーナーでお互い引かずにクラッシュ!その後も数回2人で当たり1ヒート目の順位はまさかの9位・・・。ただ私もバッテリーの充電にミスがありクルマのパワー不足も下位に埋もれた原因でした。2ヒート目はしっかりと充電してクルマはバッチリでしたが・・・イマイチ走りに元気がありません。他車との接触や単独スピンもありなにかパッとしません。それでも予選4位につけました。
原因は運転手の「熱ダレ」のようです。気温35℃、確かに暑いです。本人の希望でアイス(パピコ)と熱さまシートを購入・・・。遠征で寝不足もあり予選終了後、椅子に座ったまま30分程度寝ていました。
寝ているドライバーを見て少々心配でした。もうダメかなと一瞬思いましたが「俺の仕事をキッチリしなければ!」とクルマのメンテです。バッテリーも状態を気にしながら充電します。
決勝前、長男は自然に目を覚ましました。ヤツはプロポを持ち私はクルマを持ちコースを向かいます。全日本特有の公開車検を終えクルマをグリッドにつけました。レース前「うちのクルマは他と互角。追い上げになるけど1周目は無理せず戻ってこい。焦って無理に抜かず相手の様子を伺え」とアドバイスしました。
決勝スタート!1コーナーは全車綺麗に抜けて2コーナーへ。ここで2位と3位が軽く接触したスキをついて2位に!トップを追走です。2周目に更に差を詰めテールトゥ・ノーズのまま周回を重ねます。
私は驚きました。一緒に行った地元のお父さんが「いつもの走りだ!いけるぞ!」といってます。
1分くらいテールトゥ・ノーズを続けていますが裏ストレートではまるでスーパーGTの富士のストレートのように後ろで軽く右左に揺さぶり「いつでもいけるぞ!」と追い詰めているようです。そしてチャンスがきました。
最終コーナーで長男がインをついたようです。が、軽く接触・・・といつもなら強引に抜こうとしますが引いたのです。実況も「おっと、軽く接触!!ですがここは一旦引きました]とアナウンス。どうやら余裕をもっているようです。ただトップの子は動揺したかもしれません。
次周の最終コーナーに2台が差し掛かりました。ここでなんとトップが単独クラッシュ。長男が労せずトップに出ました!!あとはゴールまでマイペースで走り切りトップでチェッカーをうけたのです。
もう、驚くやら嬉しいやら・・・。地元のお父さん達に「おめでとう」といわれ私の眼にはうっすらと・・・
いろいろとありましたが・・・なんとか優勝して代表権を獲得できました。
今年はタミヤオリジナルデザインのライキリ軽量ボディを選択しています。ちなみにカラーリングのデザインは長男が担当です。
このプレートは長男のベッドの枕元に飾ってあります(笑)
当日の様子はこちらです。
みなさん、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
9/16,17に掛川大会があります。みん友さんである「あっきーさん」「ヒロシRRRさん」のお子さんをはじめ地元のお友達もこの大会で代表権を掛けて走ります。静岡県人に残された枠は2日間で2つ。皆さまの奮闘を見に私もサーキットへ行く予定です。
これから私は本戦に向けてクルマの準備です。よい結果報告ができるといいな・・・。
長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
Posted at 2017/09/09 14:05:21 | |
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