再来年に迫った原付(いわゆる一種)の新排ガス規制に対応する為に、以前から噂のあった排気量区分の見直し。自分がDio110を購入する際はまだ噂レベルでバイクショップ店員に聞いても知らない体でしたが、警察庁が出力規制を条件に排気量を125ccまで拡張する道路交通法改正の検討を
今月に入って
正式表明。でも、自分としては今や世の中を走っている原付は一種と二種が半々くらいのイメージで、排気量を見直せば価格差が無くなるか、むしろ出力規制デバイス分高価になり、小型限定二輪免許もAT限定枠(限定の限定?)が設けられ取り易くなっているので、一種(新原付)のニーズはますます減り、日本だけのガラパゴスな区分でもあるので、結局はメーカーが撤退する事になるのではないかと思っています。排気量の見直しが無ければおそらくメーカーは即撤退し、原付免許が有名無実になってしまいますが、それは軽自動車限定免許も同じ。
自分は最近知ったのですが、昔は軽自動車免許なるものが存在していました。それが1968年に廃止され、代わりに普通免許の軽自動車限定へ移行したのですが、限定される軽自動車の排気量が制度移行当時のまま(免許証条件欄に「普通車は軽車(360)に限る」と記載)なので、現在運転できる車は実質無し。そんな免許でも限定解除しないまま更新を続ける人は居たみたいで、2005年には三重で660ccの軽自動車を運転して「運転免許条件違反」で捕まった事例があるみたいです。警察も慣れない事なので、当初誤って「無免許運転」で検挙して一旦確定してしまった様ですが、、、
因みに昔は二輪免許が軽自動車免許の上位として存在し、軽自動車も運転する事ができたので、自分の父はこの免許を最初に取ったそうです。
あと元の話へ戻ると、現行の原動機付自転車は道路交通法上50ccまでを指しますが、道路運送車両法上は125ccまでの総称で50cc以下の一種とそれ以外の二種に分類とややこしいですが、前者法律が改正されると後者上はどうなるのかな?
Posted at 2023/09/23 10:17:53 | |
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