NCEC フルコン化4

オシロスコープが届きましたので、早速トリガ信号を確認してみました。備忘録的な内容ですので、ブログを書きつつ自分の中で整理していこうかと思います。

まずは純正の波形↓







クランク角センサーを基準に見ていくことにして…
欠歯から5つ目がTDCの位置という事で、点火信号を見るとその位置から約10°程進角した位置で出力されてます。取説通りですね。スパークエッジは立下りで問題無さそう。

クランク角センサーが立上がり、カム角センサーも立上がりのタイミングで1番シリンダーとして認識していると推測されますが、同じ個所がもう一か所あるような…
何処で判断してるんだろ…

とりあえず、LINKにつなぎ換えてみます。



とりあえずトリガがどちらも反転してるのは、以前トリガスコープで確認した通りですね。これだけで確認するとトリガエッジは立下りに設定なのでしょう。

あと、クランク角センサーの立下りとカム角センサーの立下りがあっていないためか、点火・燃料信号が出てませんね…
トリガ2VVTのオフセットはカム角テストでエラーが出ているのが要因かと…

そのあと、VVTオフセットを適切と思われる値に変更すると↓



点火・燃料信号が出ましたね。
でも、クランクとカム波形の関係は変わってないのになんでだろ…

点火信号の位置が40°ぐらい進角された位置だったのでトリガ校正に-30°を入力して調整↓


とりあえずこれで点火信号のタイミングは合いました。
なんですが、この日もエンジンはかからずという事で…

今回判ったことを踏まえて、他の気筒の状態も確認等進めようかと。
点火のドエルタイムとか噴射のパルス幅とかが視覚的に判るのは良いですね（OBDでもみれますけがw)


半歩くらい進んだかな…？