CUSCO ピロボールブッシュ  

フロントのロアーアームブッシュ（前後）の交換を行いました。
走行１１万キロ、ブッシュ類交換無状態からの
ピロボールブッシュに、どう変化するか楽しみでしたが、
結果は、相当動きが変化しました。

１．ステアリングの遊びが無くなる
ブッシュがヘタッていたことに起因する、ステアリングの初期微調整シロが、復活します。
ダルダルだった反応が、しっかりと自分のステア操作に追従します。
反面、ラフなステアリング操作はNGになると思います。

２．ブレーキング時の振動が無くなる
ブッシュがヘタっていたことにより、高速域からのブレーキングでステアリングがブレていたのですが、
完全になくなりました。
このことで、純粋にサーキットで高速域が怖かったのですが、
気にする必要がなくなり、安心です。

３．乗り心地
悪くなるイメージもありますが、悪くなってません。
ただ、若干硬くはなります。これを嫌がるもいるかもしれませんが、
ブッシュのヘタリで柔くなった乗り心地は危険だと思います。

４．LSDの動きが分かりやすくなった
当方の車両は前後LSD入ってますが、
イニシャルが高めなので、そもそも、効いてるなーとは思いながら乗ってました。
が、フロントがしっかり動き始めたので、LSDの効き・・・というか、
本来の動作が、乗っててわかりやすくなりました。

５．車内の異音・・？
何か、もともと締め付けの甘い、プラスチック系の部品があるようで
それが、足からダイレクトに衝撃が伝わるようになったようで、
微妙にｶﾁｬｶﾁｬ言っている・・^^;
これも変化の一端・・・ということで。

６．気になる点は耐久性
街乗り＋αでなら、５万キロほどは持ってくれそう。。
CUSCOは、ラリー系パーツ屋さんだけあって、
しっかり作ってあるそうです。


これまでにも、街乗りでも変化が！！みたいなの、
幾つかつけてきましたけど、
こんなに分かりやすく経年劣化が体感できたのは初めてかもしれません。

大事なパーツだと再度理解しました。
ブッシュ、長い間変えてない方は、変える検討有りです。
もちろん、走る目的にもよりますが、
強化ではなく、ピロも視野に入れていいかと思います。


2012/11/24 追記＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
雨のTC1000を走行。
路面の状況が依然と比較にならないくらいわかるようになりました。
特に、細かいステアリング操作に正確に追従してくる感覚は
特筆に値します。

数万キロ交換していないゴムブッシュを装着している
サーキット走行を行う方は、積極的に交換すべきパーツです。


2015/10/28 追記＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

装着してから約３万キロが経過しました。
走行の８割がスポーツ走行とその行き返りです。

現時点で、ピロの劣化による異音などは
意識しても聞こえてこない気がします。
また、操作性の劣化も、体感できません。

少なくとも、当方の使用方法程度では、
まだまだ持ちそうな気がしています。
素晴らしい！