僕のロードスター

今日は長文です
きっと飽きますので（笑）、テキトーに飛ばしてください！

僕がまだ小学生の頃、それはそれは車が好きでした
当時世間はスーパーカーブームで、八王子に住んでいた小学生の僕は、
親に無理言って毎週友達と横浜のシーサードモータースに行ったり、
スパーカーを多く取り扱っている環七沿いを歩きに行ったりしていました

そんな僕が高校に行き、何とか良き先生に恵まれ何とか卒業させてもらえ、
車の世界に進むと決め、岐阜県に有る自動車整備の短大に通いました
そして自動車ディーラー就職　初めての車は当時流行っていた赤いファミリア
そしてスポーツカーに目覚め、初代セリカを購入します
その次は初代ＲＸ－７の中古車、次がＲＸ－７のターボ
この頃ユーノスブランドが出来上がり、僕が務めていたディーラーの
敷地内にユーノス店がオープンします
初めて見るユーノスロードスター　初めて乗るライトウェイト
それはそれは売れに売れまくり、試乗車やお客さんのロードスターにも
散々乗りました　でもその頃はロードスターは買うことは無く・・・
婚しその後ディーラーも辞め、趣味でホンダの旧車にセカンドカーで
乗っていましたが、あまりの多忙さに旧車が精神的にも機械的な維持も
厳しくなり、「もう少し新しい趣味の車に買い替えよう」と思いました
当時乗っていたホンダの旧車はそりゃ程度も良く、希少性も高かったので
知り合いのつてで個人の方のミュージアムへ

そして新たな趣味車探しが始まりました
候補はＡＥ８６、ＦＣのＲＸ－７、そしてユーノスロードスターでした
何台か見に行くも当時すでに８６は高根の花、ディーラー務めだった
僕にはＦＣの１３Ｂは危う過ぎに感じました　そしてロードスター
なんとたまたま某トヨタ系企業に勤めていた友達が海外転勤になり、
そいつが乗っていた初期型のＮＡ６のロードスターを手放すと・・・
しかも車検も1年残っており、なんとなんとタダで良いと！！
そして僕は晴れてユーノスロードスターのオーナーになりました
僕の元に来たＮＡ６は、当時のマツダの塗装の弱さが出て赤いボディーは
クリアが剥げ、そりゃ酷いものでした　しかも両側のパワーウィンドが
ダメでガラスは落ち、クラッチもズルズルでしたが、それをすぐに直し
あちこちに走りに行きました　オープンカーの面白さ、気持ち良さ、
ライトウェイトの操作性の良さ　どれを取っても今まで体験したことの
無い新鮮なもので、僕はすっかりその魅力にハマってしまいました！

ホロを替え、足に車高調を入れ、タイヤ・ホイールも3セット替え今の物に
落ち着き、バケットシートを入れロールバーも組みました
最終的には色を元色の「クラシックレッド」でオールペイントしました


すっかりおじさんになりましたが、未だにこの気持ちの良いＮＡで
週末の首都高に走りに行ったりしています
距離は13万キロになりました　でも、まだまだ走れます

いつかこの車を降りる日が来るのかもしれませんが、僕にとっては
とにかくいろんなことを教えてくれた車だと思っています
ディーラー時代には散々乗ったのに、やっぱ自分の物にしないと
本当のことは判りません
これからも大切に大切に乗って行こうと思います！