今日は
エンジン分解の本番です。
朝から作業開始~
最初は
エンジンスタンドに載せるところからです。
エンジンクレーンで吊って前側をジャッキと木端で補強しました。
まずはエンジンマウントを外しました。順調です。
次は
フロントカバーを外します。まずネジを緩めますがオイルパンを外さないと外れません。
で、
オイルパン外しですね。ネジを外してシーラーを薄い金属ヘラで切って行きます。
ぐるっと一周切ってまだ外れないので更に追加で深く切っていると‥
ゴトンと
オイルパンが突然落ちてしましました(^^;
落ちた高さも高くないし丈夫で単純な物なので無事でしたが単純ミスですね。油断大敵です(^^;
オイルパンが外れたので
フロントカバーも外れました。
外した部品の洗浄もしないといけませんね。
今回は以前紹介してもらった洗剤をストレートというお店で購入して使ってみました。
普通に良く落ちます(^^)
希釈割合で洗浄力が違うのは当然ですが濃過ぎてもアルミ素材を痛めるようなので薄めで使うしかないのですがもともとあまりひどくは汚れてないので十分だと思います。
外した部品をざっと洗浄しながら分解作業を続行です。
次は
リヤ側を上に向けてテンションボルトを外していきます。
ソケットと40cm程のスピナーハンドルで緩めましたが全て普通に緩みました。
テンションボルトを全部抜きとってリヤハウジングを外します。
プラハンで叩いて‥
叩いて‥
なかなか外れず(^^;
こんなこともありますね。しかたないので木端をてこのように使ってこじると‥
外れました(^^)
持ち上げてどこに置こうか戸惑っていると
丸いコーナーシールがポロっと落ちて(;;)
あ゛~
リヤ側にくっ付いて来てたんですね。
良く見ると一個不明になっているし‥
なんてこった。
落ち着いてエンジンを眺めてみるとアペックスシールの角の小さい三角パーツも一個不明です。
シール類は全く固着しておらずスムーズに動きました。
一応シール類は再利用の可能性も考えて全て丁寧に保管することにします。
リヤローターを取りだすと‥
ローターは真っ黒(;;)
でもシールは一見不具合ありません。アペックスもサイドも全てスムーズに動きます。
じゃあどこが悪かったんだいということですが‥
たぶんローターハウジングかな。下半分に真黒にカーボンが付着してました。
アペックスの通り道なのにぶ厚くカーボンが堆積しています。やはり片肺を甘く見てはいけませんね。コイルとか点火系も要チェックかな。
オイル漏れ傾向もでていたのですがこちらはメタポンからのバルブが痛んでいた感じです。そこからダダ漏れしてました。新品交換で直るかな。
アペックスが割れているとかのはっきりしてた原因が見当たらないのでいまいち確信が持てませんが仕方ないですね。
リヤローターハウジングを外しました。
洗浄しますがカーボンの付着はあまり落ちませんね。さしあたりざっと洗浄して置いときます。
ここでしばし休憩です。
リヤの圧縮がなかったのですがフロント側はは丈夫なエンジンなんですよ。
もしかしてフロントはこのままにしておくか~
などというアイデアが突然浮かびました。
な、なかなかいいアイデアではないかい。
自分でシール組むより熟練のチューナーさんに組んでもらった今の状態の方がいいんでないかい?
しばらく悩みました。
そんな感じでインタメハウジングを眺めていると‥
シール摺堂面以外の位置に
結構深い傷を発見。
う~ん。これは要交換の傷ではないのかな。実は判断の基準を持ち合わせませんが‥
まあ、乗りかかった船です。普通に全て分解しましょう(^^;
と、い言うことでインタメを外します。
インタメだけ真っ直ぐ外れないのですよね。エキセンをかわしながら外します。
ここだけエキセンの持ち上げのヘルプを娘に頼みました。
インタメ洗浄。やはり汚れではなく傷ですね(;;)
エキセンも抜いてこちらは洗剤では洗わずそのまま置いときます。
フロント側ローターのシール類も回収しました。
フロント側のローターハウジングを取り外し洗浄。こちらは少しカーボンの付着がある位で普通の状態だと思います。
しかし
フロントローターも真っ黒でした。
洗浄が大変ですね。
最後に残ったフロントハウジングからステーショナリギヤとオイルポンプを取り外して
エンジン分解は完了しました。
ローターの洗浄はどうしようかと思いましたがやはり石油系の溶剤で洗ってみました。キャブクリ―ナーを使ってみたらさすがに良く落ちますね。アセトンも使ってみましたがキャブクリーナーの勝ち。ブレーキ―クリーナーも落ちますね。アセトンと同じぐらかな。
リヤ側だけ洗浄した所で今日は終了でした。
オーバーホール前の下準備が大変そうです。
Posted at 2012/10/07 22:38:58 | |
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