臨時急行ちどり

曇。顕微鏡学会支部講演会を聴講するため旧姫路工業大学に向かって移動中。わざわざ「のぞみ」に続行している「さくら」の自由席に乗車。愛媛大学の金属学会支部で年間旅費２万円を使い果たしたので、カードのポイントでもらったJTB旅行券で切符を購入＋町内循環バスにも乗らず＋自由席のエコノミーな旅。
最寄り駅から乗った黄色い１１５系３００番台は、広島駅７番線に到着するもドアが開かず、カレチ殿の「半自動」のアナウンスに、ビックリ。一瞬スイッチを探したが、更新車ではないこと思い出して、両手で力一杯、重いステンレス製両開きドアをこじ開けた。
降りて跨線橋に向かおうとするとホームの反対側９番線の首都圏色の２連のキハ４７に人だかりがしていた。しかし、お目当ては次にやって来る１０時５５分発キハ４８ー１００４＋４のラッピング気動車「臨時急行ちどり」だったようだ。この偽「ちどり」、尾灯が窓直下の高い位置にある以外は、パノラマミックウィンドウの最終期のキハ５８を彷彿とさせる出来だった。強いて言えば綺麗過ぎて、修学旅行用の８００番台に見えなくもない。ただし、この列車で一番感動したのは駅の自動放送に「臨時急行」、「ちどり」、「全席指定」のキーワードすべてが入っていたことと、電光表示の「急行ちどり」の赤文字。在来線最後の優等列車「はやぶさ」＋「富士」が廃止されて早何年。
写真はさらに感動した広島駅橋上化工事のクレーン車。キャタピラがあるので移動できるのだろう。
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