eelsのブログ一覧

「美の壺」の再放送を眺めた。File143クラシックカメラ。25分番組なのでこんな感じでも仕方ないのかな？ライカ、と言うより35mmカメラには興味がない私には、物足りない内容だった。スピグラやレチナ、折角の教育テレビなのだから、放射線がガンガン出ているホットレンズあたりで攻めてもらいたかった。232Thの半減期は140．5億年。カメラがクラシックになっても、当分、放射線量の低下の心配はない。でも、これってJazzを流すことを目的とした美術の番組だった。

快晴。町内会の掃除の後、新幹線東広島駅近くのDinning Cafe Legumeのホームページを眺めると、9月20日から暫くの間休業することがブログに載っていた。シトロエン好きの姉妹のお店ということで、ディーラーの方に連れて行かれたのが最初だった。野菜中心でリーズナブルな価格、何より洗練されたデザインの建物だった。それが昨年６月、スタッフ総入れ替えになって、メニューの傾向が変わり、値上げされた。何となく中年が１人で昼食に行きにくい雰囲気になって、最近はまったく行かなくなっていた。月曜にでも昼食に出かけよう。

写真は透過電子顕微鏡JEM3000Fの電子銃交換作業で活躍するMade in U.K.のオレンジ色の手押しクレーン。よく見ると手前にジャンプケーブルとPanasonicの鉛蓄電池が見える。10年以上バッテリーを交換しなかったので、動作不能に。ヨーロッパ車によくある端子形状で、普通のバッテリーがつながらない。最初は上司のC180や私の500の電池が候補にあがったけれど、結局、電子顕微鏡のバックアップに使う12V鉛蓄電池をジャンプケーブルでつなぐことになった。このジャンプケーブル、ディーゼルGemini用に購入したものなので、太過ぎる。まだ蝮進入前の平和な時間帯。

以下、総重量5.5tの電子顕微鏡の上に載っている400Kgの電子銃交換作業の様子。

昭島から900キロの道のりをエアサス空調付きの4t車で届いた新しい電子銃。


取り外し作業中の旧電子銃。運転時間17，401．2hの新記録を樹立。


運び出される旧電子銃。この２年に１回開く大扉が蝮？を通って蝮が進入した。


取り付け作業中の新電子銃。この直後に蝮？が進入。

晴後曇一時雨。写真は液体窒素の噴射を受けて、動かなくなった蝮？体長は長く見積もっても20cm、頭は三角形。
話せば長くなるのだけれど、「電子顕微鏡日記」という表題通り2年に1回の電子銃交換作業の話を掲載する予定だった・・・。でも、その作業中にこれも2年に1回しか開かない大扉から「体長50cmくらいの小型の蛇」が進入したとの連絡があった。巨大な実験室の中で行方不明に！それがお昼過ぎ。そして、夕方帰宅しようとしたとき、掃除に使ったDysonの下に動く尻尾を発見。職場の研究職と行政職全職員が見守る中、液体窒素を噴射、動かなくなったところをハンマーで叩いた。
それで、これが本当に「体長50cmくらいの小型の蛇」だったのかが問題！大扉は4時間以上開いていた。その間、人に見つからず入った蛇もいたのでは？
と思っていたら、意外なところで「小型の蛇」を発見した。体長4mくらい。赤色で側面にステッカーが貼られていた。ドライバーはよく知った顔。試乗車の福山→広島の回送だったようだ。でも、なぜあんな脇道を走っていたのかは不明。

晴。写真は最後の輝きを見せる11段加速ショットキー型電子銃の電子ビーム。正確には電子線があたって輝く蛍光板。運転時間17，300時間という新記録を樹立して、明日には退役予定。昭島からやって来る新しい電子銃に交替する。
Fiat500 +99Km 25,516Km
JEM3000F 297kV 57μA