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鯖男の"ちゃんろど" [マツダ ロードスター]

整備手帳

作業日:2023年8月15日

ラジエーター交換

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
諸事情でラジエーターを交換です。

先ずは、テキトーにクルマを冷まします。
ある程度冷めたら、リフトアップし、アンダーカバーを外します。
金属ビスは、だいたい10mmで外せます。


【余談】
ラヂエーターなのか、ラジエターなのか、ラジエータなのか…表記が色々ですが、どれも間違いではない様です。英語のカタカナ表記ですから。ただ、『ヂ』を使うのは昔の表記って感じですね。
2
ロアタンクの中央にあるドレンの栓を外し、クーラント液を抜きます。栓はプラ製です。
ラジエーターキャップも外し、ある程度のクーラント液が抜けたらロアホースも外します。
もちろん下には、タライを用意しておきます。

ちなみに、クーラント液が目に入ると痛いので気をつけて下さい。入ったら水道の流水で目を流しましょう。
ええ。不意に見上げてしまい、目に入りましたとも。
3
クーラント液が落ちなくなったらリフトを下げ、アッパーホースやファンのカプラー、その他の繋がってるものを外していきます。
まぁ、特に難しい作業ではないです。
4
アッパーホースを外した時、ラジエーター側がパリパリと簡単に割れてしまいました。
樹脂タンクの変色はそこまでじゃないと思ってたんですけど、やっぱり劣化はしてたんですねぇ…ちょうど寿命だったみたい。
ちなみに、ラジエーターは10年を目安に交換だそうな。

配線とアッパーホース、サブタンクに繋がるホースを外したら、コアサポートのラジエーターを支えてるステーを外します。ナットは14mmだったかな。
5
ラジエーターは、配線やホース・ステーを外したら、上に引き上げるだけでエンジンルームから出せます。
引き上げる時はラジエーター前にあるエアコンコンデンサーにぶつけない様、注意して慎重に引き上げます。

ラジエーターを取り出したら、ラジエーターに付いている2つのファンを外します。
ファンは数本のボルトで留めてあるだけ(確か10mmだった気が)。
ただ、左のラジエーターファンと、右のエアコンファンは別体です。

…いつも思うんだけど、このファンの形状って両方共に歪じゃね?
6
ファンを外したら、新しいラジエーターに移植します。

今回付けるラジエーターは『KOYORAD レーシングラジエーター type M』
コアの厚さは36mm(純正の厚みは後期RSグレードなので26mm)。
商品説明によると、type Mはボルトオンで装着できるそうです、が……。
7
ファンを取り付けていきます。ポン付けです。

純正ラジエーターでも気になっていたファンシュラウドとコアの隙間に隙間テープを貼りました。
近くのホームセンターには1番厚さのあるモノでも10mmしかなかったので、ファン側・ラジエーター側の両方に貼って何とか隙間を埋める。

張り合わせた隙間テープは特に潰れる事なく……って事は、ファンとラジエーターは、20mm以上の隙間があるって事ですね。
ちなみに純正ラジエーターとファンの隙間も同じくらいありました。
そのうち厚みのあるモノを探して貼り直そう。
8
全体的に問題なく取り付けれます。
ラジエーターファンの下側は、ツメを差し込むだけなのですが、ステーの穴が大き過ぎると思ったので、ビニールテープを巻いて調整しました。
9
純正ラジエーターの下と上の角に付いているゴムブッシュを移植。
20年以上は経ってると思われるゴムブッシュなので、本来は新品を使った方が良いです。
うっかり発注を忘れてました。
10
ラジエーターのフィンをぶつけない様、慎重に仮合わせし、各部に不具合が無いか点検します。
※画像では、まだ上側のゴムブッシュを移植してまいせん。
11
ポン付けのはずなのに問題点その1。

ラジエーターファンの下に通っているエアコンコンデンサの配管に干渉します。
このままだと、どちらかに穴が空きますね。

まぁ。下調べしてて知ってましたが、自分も例に漏れず、ガッツリ干渉してます。
……干渉する事を忘れてて、ラジエーターに擦り傷が入ったのはナイショ。
12
先人の方々は、配管のステーを延長したり、何枚かのワッシャーを挟んだりされてました。
配管を手で曲げる方法もありますが、アルミ製の菅は裂け易い為、出来るだけ曲げたくはありません。

ワッチは、厚さ10mmくらいのナットを挟んで対策。
ジャンクパーツから拾ったので少々錆びてますが。
13
対策後の隙間。
画像で見るよりも十分な隙間ができました。
14
ポン付けのはずなのに問題点その2。

結構、大問題です。
コンデンサーの運転席側にある、レシーバータンクがモロに干渉します。
干渉により簡単にフィンが潰れるので、仮合わせする時には気をつけましょう。
15
干渉を避けるには、ラジエーターをエンジン側へ少し寄せる必要があります。
16
先人の方々はステーを延長加工されてましたが……

溶接は技術が要るし、何より手間だし素材は用意して無いし……と、言う事でツメを伸ばして、ボルト穴をヤスリでゴリゴリと延長加工。
結構、ギリギリまで穴を伸ばします。
穴を延長加工したら、何度か仮合わせをしながら、角度を調整。
17
テケトーなラッカースプレーを吹いて錆止め。
扇風機の前に直置きして乾燥。
18
何とか隙間を確保。実際には画像で見るより、もう少し離れてます。
延長ステーが作れるなら、20mm以上の延長が必要ですね。
19
ラジエーターをゆすってぐらつかなければ、配線やホースを取り付け、アッパーホースを揉みながらクーラント液を補充。
暫くアイドリングさせてエア抜き。
20
ラジエーターキャップを付けてエンジンをかけ、両方のファンの稼働・水漏れの確認をし、異常無ければアンダーカバーを戻してひとまず終了。
2、3日の運転で暖める・冷やすを繰り返したら、クーラント液の量を確認をして異常がなければ、ラジエーター交換完了。

ちなみに。
バンパーとコアサポートの間のアルミテープは…擬似クーリングプレート。
いわゆる貧乏チューンw

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