
沖縄の八重山諸島を巡る、2025年04月の旅。
タイトル画像は、久部良港。
フェリーが入港する前に撮ったもの。
ブログは8話目で、ちょうど旅も8日目。
与那国島から石垣島へ、フェリーで移動する。
これまでのブログ。
↓
日本の端 八重山諸島 1 -関西~波照間島-
日本の端 八重山諸島 2 -波照間島探索-
日本の端 八重山諸島 3 -竹富島探索-
日本の端 八重山諸島 4 -石垣島~与那国島-
日本の端 八重山諸島 5 -与那国島[東崎・西崎]-
日本の端 八重山諸島 6 -与那国島探索-
日本の端 八重山諸島 7 -与那国島[お料理・馬]-
与那国島と他の島とを結ぶ交通手段は、飛行機・船の2つ。
石垣空港から乗った RAC [琉球エアーコミューター]は、
毎日運航で、那覇空港の便もある。
船は、福山海運の【フェリーよなくに】。
運航は石垣発・与那国発、それぞれ
週2便のみ。
乗船に関することを知りたくても、サイトがブログ形式で、
詳細が書かれていない。電話をかけても繋がらず ^_^;
乗船の前日、乗船券を買う所や支払い方法を確認するため、
久部良港へ下見に行っておいた。
石垣島を10時に出て、14時に到着したフェリー。
折り返し、翌日の朝、久部良港を出る。
久部良港のトイレ・展望スペースの建物が事務所で、
入港時と出港時のみ、北側の窓を開けているようだ。
※2025年04月時点での支払い方法。
乗船券は予約不要、出港当日の朝に販売する、とのこと。
海の状況が良くないと、欠航になる可能性もあるので。
翌朝。
船が欠航する情報はなく出航できそうだから、
宿の人が、港まで送ってくれた。
【フェリーよなくに】
乗船券を購入し、船に乗り込む。
与那国発10:00-14:00石垣着、4時間の船旅だ。
所要時間30分の飛行機と比べ時間はかかるが、運賃は約4分の1。
まずは、船内を見て回る。
インフォメーションの客席部分。
エントランスホール。
売店はないが、飲料の自動販売機が設置されている。
椅子席。
ゆったりと大きめな革シート。
和室。
とは言え、畳ではないけれど。
洋室C。
洋室Dも同じタイプ。
洋室B。
洋室Aも、同じく寝台が8つ。
昼間の4時間程だけ航行する船に、なぜ寝台が設置されているのか。
それは、風が強くて、外洋の大きな波を受けることがあり、
横になっていないと、ご気分の優れない人が多いから。
寝台も自由席なので、早めに乗って確保している人も。
この与那国航路は、日本一揺れる船、
『日本一のゲ〇船』とも呼ばれているため、
通路にエチケット袋や、トイレには専用の台も設置されている。
外の座席も見ておこう。
5甲板。
4甲板のベンチ席。
後方と、前方の両サイドにも。
両サイドから、前方に出られる。
前方に出た時、宿で知り合った人が、港側から記念撮影してくれた。
私は乗り物酔いしないし、景色が見たいから、
椅子席の一番前にしておこう。
そろそろ出航なので、外の通路へ。
日本最西端の久部良簡易郵便局や、漁協食堂が見える。
10時、船は岸壁から離れた。
方向転換し、久部良港から出る。
日本最西端の地。
海からは、地層がよく見える。
少し遠くてぼやけているが、クブラフリシ・クブラバリ辺り。
この後、与那国空港や祖納港、東崎も見えたが、写真は省略。
「さようなら~、与那国島!」 (^^)/
なんと与那国島には、
カラスが生息しておらず、
バイクで気持ちよく走り回れて、楽しかった☆
船内の椅子に戻ろうかと思ったが、海面を何かが飛んでいる?
トビウオだ。
飛距離が長いけれど、遠くて撮るのが難しい。
胸びれ(羽)の色が、赤茶色のような個体も。
あっ、これは胸びれが青い!
種類が色々あるのかな。
空を飛んでいるのは、カツオドリ。
目や口の周りが青いのは、オスのようだ。
ちょっとボケているが、何とか撮れたもの。
時々、海面へと急降下して、魚を捕まえていた。
そして、与那国島へと向かうRACの機体も見られた。
一瞬雲行きが怪しくなり、船内へ戻る。
この船は2014年07月就航で、10年以上経過しているが、
毎日運航していないからか、綺麗。
青い革張りの椅子、テーブル付きで、ここまで倒せる。
倒さなくても、座り心地は良く、快適☆
後ろの列には知り合った人が来られて、しばらく歓談。
乗船客は思ったより少なく、みなさん分散してゆったりと。
そろそろ他の島々が見えそうだし、再び外へ出てみよう。
西表島は、大きいなぁ。
西表島付近にて、カツオドリ。
鳩間島。
これは、幻の島かな?
安栄観光の小さな船とすれ違い。
石垣島の街並みも見えてくる。
背の高い建物が多い。都会だなぁ。
石垣新港に入港していた豪華客船。
神戸メリケンパークのオリエンタルホテルみたいな形。
石垣港に入る。
手前に見えるのは、波照間島往復で乗船した【ぱいじま2】。
【フェリーよなくに】は更に大きいので、こちらに停泊。
実は最初のブログ (
日本の端 八重山諸島 1 -関西~波照間島- ) で、
「具志堅用高モニュメント」の後方に、この船が入るように撮っていた。
着岸の様子を、興味深く見る。
この日は海の状況が良かったのか、日本一揺れる船、
という体感はなかったし、飽きることのない船旅だった。
船も綺麗だったし、もっと乗っていたかった程。
名残惜しく、最後の方に下船。
与那国島へ行く時は、飛行機から美しい青い海が見られたし、
帰りは曇が多かったけれど、船だからこそ見られる生き物や景色もあり、
予定通り両方共乗れて、良かった。
石垣島に降り立ってから、まずは、泊まるホテルへ。
荷物を預けに行くと、少し早めにチェックインできて、部屋に入る。
わぁ~、希望していた
青い部屋☆
壁も、椅子も全部青色!
高層階で、港もよく見える。
せっかくの良い部屋だから、ゆっくりと過ごしたい。
遅めのお昼は近くのスーパーで買って、部屋で食べよう。
有名な「オニササ(おにぎり+鶏のササミ)」ではなく、
「オニポー(おにぎり+ポーク)」。
飲み物は気になっていた、飲む極上ライス「ミキ」。
お米味の飲み物って不思議だが、意外と飲みやすい。
夕方、ホテルのカフェ&バーで、
青い魚の多い水槽を眺めながら、石垣島の泡盛「請福」を。
波照間島で「請福」ベースの果実酒は飲んだが、ここではロックで。
部屋に戻り、730交差点を見下ろしたり、日没後の空を眺める。
街中なので、飲食店はたくさんあって悩んだが、
部屋の希望を聞いてもらえたし、夕食もホテルでいただこう。
八重山そばセット(ミニキーマカレー付き)♪
ビールは後でオーダー、既に八重山そばを少し食べた後だけど。
今回の旅で唯一の、大浴場がある宿。
シャワー続きだったから、久々にゆっくりとお湯に浸かった。
お風呂上りのデザートは、ブルーシールのアイス♪
この日はフェリーや、泊まった部屋の椅子まで青くて、
好きな色に囲まれていることが嬉しい一日だった。
→
日本の端 八重山諸島 9 -レンタカーで石垣島- へ続く。
Posted at 2025/05/24 18:25:28 | |
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