このブログは、
1.再び、北海道へ →
2.北海道(札幌)にて の続きです。
また、画像が多くて長い、鉄道メインのブログとなりますm(__)m
そして、このブログのフォト(追加画像)を、後日アップする予定です。
北海道2日目。お昼ご飯を食べた後にも、札幌駅へ行きました。
札幌へは何度も行っていて、JRタワー展望室、時計台、大通公園、
北海道大学、北海道庁赤れんが庁舎、サッポロビール博物館等、
観光はしたことがあるので、今回は「鉄」をメインにしようかと(^^)
13時半を過ぎて、4番線の電光掲示板には…
寝台特急トワイライトエクスプレス の発車時刻表示が。
この日の午前、札幌に到着し、車両基地で休憩していたトワイライト。
札幌発の上りトワイライトとして、入線して来ました。
実は、入手困難なこの列車のチケットが、運良く取れたんです☆
希望していた、B寝台個室シングルツイン。わずか6部屋しかない禁煙。
トワイライトエクスプレス、と言えば、やはり大阪から札幌へ向かう、
下り列車を思い浮かべる人が多いと思います。下りは人気があって、
雑誌やテレビ番組も、ほとんどが札幌行きを取り上げているのですが、
大阪行きの上りにも、ちょっと下りとは違った特徴、魅力があります。
一部の区間で、下りとは異なるルートを走行する為、走行距離が長く、
所要時間も50分近く長くなり、運行距離は1508.5km、時間は約23時間。
距離、時間共に、上りトワイは、日本一の列車なのです。
今回私は、往路で飛行機を使う必要があり、復路でトワイに乗りたい、
と思っていたので、上りのチケットを入手すべく、頑張りましたp(^^)q
いよいよ、その夢の豪華寝台列車に、乗車する時がやって来ました。
天気や他の問題もないようで、定刻に札幌駅を発車できそうなので、
出発の数分前、14時頃に、トワイへと乗り込みました。
今回の旅で、私が泊まる1人用個室。テーブルにはトワイのパンフが♪
1人用個室ですが対面ソファで、好きな向きに座って車窓を楽しめるし、
ソファの頭上にもベッドがあり、2人利用もできる部屋です。
動画を撮影するデジカメをセットしたら、札幌駅出発の時間になりました。
走り出してしばらくすると、この列車のお楽しみ(?)の一つでもある、
[いい日旅立ち]のメロディーが流れ出しました。ついに…、本当に…、
私はトワイに乗ることができたんだ、と、うるうるして来ました(;_;)
最初だけで感激しちゃっていますが、まだまだ今から、長い旅です。
私の部屋は日本海側ではなく山側でした。日本海側の方が見所は多めなので、
どちら側にも窓があり、更に景色が見やすい、サロンカーへ行ってみました。
既に満席でした。ちなみに、右の日本海側の窓の方が大きく作られています。
サロンカーで座るのは断念^_^; 自室へ戻り、札幌駅で購入しておいた…
流氷ドラフトを飲むことに。以前、青い物ネタでアップしたビールの缶タイプ。
トワイは、既に内浦湾沿いを走行しています。
右の奥の方には、駒ケ岳が見えて来ました。
トワイライト…という名前なので、夕焼け空も見られたらな、と思っていて…
反対側のソファにも座ってみました。少しだけですが、見えました。
上りトワイは下りとは違って、駒ケ岳の東側を走行するルートですので、
進行方向右手に駒ケ岳が見えて来ます。サロンカーで座れなくてもいいから、
やはり、上りならではの景色を見ておきたい、と思い、また行ってみました。
雲がかかっていますが、何とか、荒々しい駒ケ岳の姿を見ることができました。
トワイは五稜郭駅で、津軽海峡線(青函トンネル)用の機関車へと交換します。
先月の北斗星の旅では、青函トンネルを通ることができずに心残りだったので、
今回はこれも、リベンジの1つでした。ただ私は、ちょうど青函トンネルを
通過する時間帯の一部に、シャワーの予約を入れてしまっていました^_^;
最深部はトンネル内部のライトが特別だったり、海底駅跡も見たいのですが、
ずっと見ていたら、シャワーができなくなります。トンネルに入る瞬間と、
入ってしばらくは見ていられます。いよいよ、世界一の海底トンネル初体験。
それまでの列車の走行音とは違って、ゴォーー…っという音に変わりました。
トンネルに入る瞬間、内部を体感!その後、動画をセットし、シャワーへ。
…シャワーが終わっても、まだトンネルの中でした。さすが、長いですね。
(ちなみに青函トンネル内部の動画は、帰宅後にPCに取り込んで見ました♪)
トンネルを抜け、トワイは海峡線用の機関車で、青森県の地を走り続けます。
そろそろ、食堂車はディナータイムが終わり、パブタイムの営業となります。
ディナーはとても高価なので、パブタイムで食事しよう、と思っていました。
遅めの夕食となるので、スパゲティと、生ビールとをオーダーしました。
この頃、トワイは機関車を交換する為、青森駅に停車していました。
食堂車の女性クルーは、頼んだら、記念撮影をしてくれました。
しかし、食堂車に1人、言動に問題のある、ベテランらしき男性クルーが!
数回、余計なことを言われ、非常に不快な思いをしまして+_+
(このクルーは、他の方に対しても問題発言をしている人物のようです。)
折角、夢だったトワイに乗車できたのに…。ちょっと悲しい気持ちで、
自室に戻りました。何とか、気分転換したいところではありますが…。
色々と考え事をして、普段からあまり寝付きが良くない私。寝台列車で、
興奮していることもあるし、今夜もきっと、あまり眠れないのでは?と、
ソファはそのままにし、上部の補助ベッドに、布団を敷いておきました。
しばらく、ぼーっと、窓の外を眺めていました。少し目を閉じてみると、
ガタンゴトン、ガタンゴトン…という走行音が、一層聞こえてくる感じも。
ふと、札幌駅を出発して聞いた、[いい日旅立ち]の歌を思い出しました。
そうだ、【いい日】なんだ。やはりこの旅を、良い想い出にしたいな…。
トワイでの楽しみは、まだあるのです。夜明け前に停車する駅を見たい。
朝焼けや日本海も見たい。だから、寝ておかなくては。
このブログは1つにまとめるつもりでしたが、予想以上に長くなりました!
すみませんm(__)m 続きは後半として、また後日書きたいと思います。