
志摩に吹く爽やかな風をイメージして生まれた、
近畿日本鉄道の観光特急電車…【しまかぜ】。
晴れやかな空を思わせる、ブルーの車体が特長。
本革を使用、快適さを追求したプレミアムシート。
専属アテンダントによる、きめ細やかなサービス。
ずっと乗りたかったのですが、息子の大好きな近鉄の、憧れの列車でもあるから、
これにだけは息子を先に乗らせてやりたいな、と。1年以上前、それが実現! →
親心
それから、かなり時間が経ってしまったけれど、やっと私にも、乗車する機会が o(^^)o
近鉄特急で伊勢・鳥羽・志摩へ行って観光する場合、ちょっとお得な商品があります。
近鉄等が販売している、パスポート “まわりゃんせ” 。これを活用して、旅をすることに。
(※ただし、しまかぜは特別車両料金や、個室利用には個室料金が別途必要。)
…と、前置きが長くなり、この後は、かなり写真も多いです。
個人的な目線ですが、素敵な列車・観光地だし、色々と記録を書き残しておきます。
旅のスタートは、京都駅。
しまかぜが入線して来るところから見たくて、発車する1番ホームにて待っていると、
アテンダントさん達が向かいのホームで、準備を始められました。
列車に対してお辞儀をする姿に、 トワイライトエクスプレス (
トワイ ‐関西の駅にて‐ ) の、
大阪駅での入線シーンを思い出しました。
グループ席車両の中で、和風個室のデザインは車両により異なる、と知って、
まずは個室を見に行き、お客さんが乗り込む前に室内を撮影させてもらいました。
次は、カフェ車両(京都発着では3号車)へ。
許可を頂いて、撮影しています。
1階カフェ 6席は、ゆったりと落ち着けるソファ席。
2階カフェ 13席は、開放的なカウンター席。
2・5号車は展望車両ではありませんが、シートはプレミアム。
多目的トイレ等を備えています。
1・6号車はハイデッカー構造の展望車両。
エントランスにはロッカーが設置されています。
さて、私の指定席は…
最前列一人用座席(1号車9A)を狙って、乗車1ヶ月前の販売開始時刻と同時に、
切符の購入申し込みをしてみましたが、人気列車の人気座席、案の定取れず ;_;
第2希望の、こちらの席に決まりました。
6号車1A、最後尾の一人用座席です。
すみっこが好きなので… (^^)
定刻通り10時ちょうどに、京都駅を発車。
側面(座席横)の窓も大きいですが、やはり、展望車両前方・後方の大きなガラス窓から、
景色を眺めたくなります。
しばらく走り、木津川橋梁に差し掛かりました。
ここは何度も訪れている、撮影スポット。
鉄道好きの息子 のブログにも写真を載せましたが、今回は反対に、車内から撮影。
やはり、ゆっくりと座って後方の景色を眺めよう、と、座席の向きを変えました。
6号車の車内。
他の皆さんは、進行方向を向いていますね。
座って眺めると、こんな感じに見えます。
発車から1時間。11時頃にカフェ車両へ行ってみると、数人のお客さんが並んでいます。
私はカフェで食事しよう、と決めていたので、販売カウンター前で待つことに。
車内販売もありますが、こちらのカウンターでお弁当を買って行かれる方も。
順番が来て案内されたのは、2階のすみっこの席でした (^^)
メニューは、息子が食べた物と同じ「松阪牛カレー」と、昼間から…生ビール♪
あら?
【青の交響曲】に乗車☆ した際、器が、プラスチックなのが残念、と書きましたが、
近鉄の最高級の観光特急でも、グラスで提供されないのですね ^_^;
しかし、高い位置にある座席から、横向きに流れる車窓を眺めながら、お肉の柔らかい、
ややピリッとしたカレーを、ゆっくりと味わって食べられて、良かったです (*^o^*)
食後には、先頭車まで行ってみました。
1号車です。
前方展望を独占できる座席。
先程も少し触れましたが、1の列ではなく9の列ですよ (^^)/
そこから一番遠い、最後尾の自席に戻って、シートを倒してみました。
電動リクライニングだけではなく、電動レッグレストや、エアクッションも体感しました。
ゆったりとくつろいでいる間にも、しまかぜはどんどん走り、伊勢市駅、宇治山田駅と停車、
12時17分には鳥羽駅を出発しました。
その直後、鳥羽の海を眺めていると、何かとすれ違いました。
ふと、線路に目をやると…
…!
【あおぞらⅡ】ではないですか!
慌てて撮っておきましたが、後ろ向きだと、こういう時、気付くのが遅れますね ^_^;
鳥羽駅から終点の賢島駅までは、30分。
楽しい時、快適な時は、時間が過ぎるのが早く感じられ、あっという間に賢島駅到着。
もっと長く乗っていたかったな…と思ったけれど、
私鉄の特急列車の中で、京都-賢島間は、最長距離を走ります。
他の区間よりは、少し長い時間乗車できたし、この名残惜しさが、
また乗りたいな…、と、次へつながっていくのかも知れませんね。
追加のしまかぜ画像は、フォトギャラに。→
【しまかぜ】 京都-賢島 1 ,
2
この日の観光は、賢島近辺をメインにする計画を立てていました。
“まわりゃんせ”は今年の販売分では、20の観光施設に入場・入館できます。
早速、賢島駅から徒歩数分の、志摩マリンランドにて、パスポートを使用。
屋内入口の手前で出迎えてくれるのは、ペンギン達♪
アメリカカブトガニの水槽に近付くと…
私を意識して動いているかのように、こちらに集まって来て…
そして、組体操、ピラミッドの完成!
写真を撮って欲しいアピール☆ をしてくれた(ように感じた)ので、かわいかった (^o^)
このクラゲが涼しげに見えるのは、青い照明のおかげなのかな、と思ったり。
「マンボウの泳ぐ水族館」のメイン、マンボウは、順路の終わり辺りにいます。
次の予定もあるため、マンボウをじっくり撮るのは、断念しました ^_^;
こちらの巨大モニュメントの方がインパクトもあって、綺麗に見えるかも?
さて、次の予定。
その行き先は、賢島駅。
昨年、しまかぜで旅をした息子が勧めてくれたのは、駅でのこの光景。
全てのホームに列車が入線していて、しまかぜ2編成、伊勢志摩ライナー2編成!
この並びは短時間しか見られないため、それに合わせて、駅に戻って来たのです。
信号機のような順番にはなっていなかったけれど、3色揃って、色鮮やか♪
しまかぜが並んでいるうちに、青色度が最も高そうな箇所を撮っておいたり…
ホームの反対側の端からも、特急列車2×2の並びを。
発駅の京都では、車体の全体も撮ることができなかった分、こちらでたくさん撮りました。
存分に撮り鉄した後は、海を見に行ってみようかと。
賢島エスパーニャクルーズ(あご湾遊覧)。
これも “まわりゃんせ”パスポートが使えます。
【エスペランサ】に乗船。
お天気が良いので、外の展望デッキにて景色を眺めます。
真珠と言えば…ミキモト ですね。
養殖真珠いかだ以外にも、あご湾には、養殖のためのいかだが浮かんでいるそうです。
遊覧の途中に、真珠モデル工場へ寄港します。
乗客のほとんどが降りて、見学へ。
あご湾は何年ぶりだったかな。
海風が強かったけれど、約50分の船旅、楽しかった☆
下船後、次の便の出航を見たくて付近にいると、係の方が「ここで撮っていいよ~(^o^)」
と、関係者しか入れなさそうな場所での、撮影を許可して下さいました。
船の全体が写せましたが、もっと綺麗に、格好良く撮りたかったな… ^_^;
この後は賢島から移動するので、ここで一旦終わりにして、続きは
次のブログ にします。